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3月21日は「春分の日」、昼夜の長さがほぼ等しい日でした。今日から一番長い夏至に向けて、毎日1分5秒づつ日が長くなり、そしてまた毎日1分5秒ずつ日が短くなって、昼夜の長さがほぼ等しい「秋分」になります。一年間は、正確には「365.2421904日」であるために、「春分の日」はその年によって変化します。子どもたちも、昼が長くなり外で遊ぶ時間が日に日に増えてきて嬉しいことでしょう。
本日、「春分の日」は、「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日でした。「春分」は昼と夜が同じ長さになる日ですが、昔の人は、自然に感謝し春を祝福する日だと感じていたようです。それは、長い間冬眠をしていた動物たちが動き始め、人々もやる気に満ち溢れている時期です。また、この日の前後にご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りに行く習慣(彼岸)もあります。古来、人々はこの日を春の訪れを祝う日とし、同時に祖先に感謝をするお祭りを行い、この風習は農村部で長く続いてきました。明治時代、春分の中日を「春季皇霊祭」と定め、宮中において祖先を祭る日となったのをきっかけとして、一般市民の間でも「祭日」とされました。幼稚園ではこの彼岸の期間には、彼岸の集会を行い、先生の彼岸のお話を聞いたりして感謝の心を修養します。
明日18日から一週間は春の彼岸です。彼岸は生きている自分たちが、努力して「彼岸」(さとりの岸)に至る精進の日々です。3月の徳目は「智慧」ですが、「智慧」も彼岸に努めるべき徳目です。「智慧」は、単なる知識だけでなく「物事の正しいあり方を見極める認識力の事」をいいます。うれしい、楽しい、心地よい、やさしい等のプラスの心情体験、つらい、悲しい、悔しい、我慢する等のマイナスと思える心情の体験は、智慧づくりとなり自分の力で得た知識を智慧に育んでいくのです。その積み重ねにより真の「賢さ」に繋がります。幼児期にたくさんの遊びを通して様々な体験をして培い育って智慧が身についていくことが大切です。「人を幸せにし、自分を幸せにする生き方」、それが 子どもたちへの願いであり、仏さまの教えです。
明日、3月14日は「ホワイトデー」です。全国飴菓子工業協同組合(全飴協)関東地区部会が「ホワイトデー」を催事化し、1978(昭和53)年、同組合の総会で制定し、2年間の準備期間を経て1980年(昭和55年)3月14日に、第一回「ホワイトデー」が誕生しました。 2月14日の「バレンタインデー」にチョコレートを贈られた男性が、この日の返礼として、キャンデーやマシュマロ、クッキーなどをプレゼントします。 また、ホワイトデーを3月14日に定めたのは、3世紀のローマで恋愛結婚の禁止令に触れた若い男女がバレンタイン神父に救われ、神父が殉教(2月14日)した1カ月後のこの日に、男女は永遠の愛を誓い合ったことに由来しています。 この日は、「国際結婚の日」で、1873(明治6)年に明治政府が国際結婚を認めると布告を出した日でもありました。
春の天気は「雨が降る」「風が吹く」「曇天となる」の繰り返しです。昔から言われる「ふる」「ふく」「どん」という言葉は、いかにも春の天気の的を得ているようです。まず、低気圧や前線が近づくと天気が崩れて雨の降る割合が多くなってきます。そして、低気圧が抜けて天気が回復すると、一時的に冷たい空気が流れ込んで北風が強く吹くようになります。さらに、風がおさまって穏やかに晴れた後は、すでに次の低気圧や前線が近づいているため、次第に曇り空に変わってしまいます。春の天気の特徴は、目まぐるしく変わるということですね。今週末(18日)からは「春の彼岸」で、春に向かい季節は確実に進んでいます。
今日3月11日は東日本大震災から12年目を迎えます。平和な国・日本ではありますが、毎年のように大きな災害が発生して未だ悲しみの淵にいて、復旧復興に至らない人々が多くいることに無念さを覚えます。国を挙げて努めていても人間の力の無力さを感じます。さて、来週18日は幼稚園の年長児の卒園式です。卒園した子どもたちが4月から元気に小学校に登校することを願います。そして、卒園してからもずっと、幼稚園で学んだ「明るく 強く 心やさしく」の心を持って元気に成長してくれるよう祈ります。
今日3月9日は「サン(3)キュー(9)」(Thankyou)の語呂合せで、今日は「ありがとうの日」です。いつでも誰にでも感謝の言葉、「ありがとうございます」を相手に心を向けて言える社会になってほしいと願います。他人を敬うことで、自分も敬われます。人を敬わなければ、自分も敬われることはありません。感謝すれば、感謝が返ってくるでしょう。皆が人にも物にも、あらゆるものに感謝の心を持って接して欲しいと思います。
3月8日は、「ミツ(3)バチ(8)」の語呂合わせから「ミツバチの日」です。ハチミツには、ビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、カルシウム、鉄をはじめ、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールや若返り効果があるといわれているパロチンなど、150を超える成分が含まれています。またビタミンには「活性型」と「不活性型」があり、活性型は少量で効くけれども、 不活性型は大量に用いなければ効かないそうです。人工的に作ったビタミン剤は、大量に用いても天然のビタミンよりも効用が低いことが判明しています。ハチミツに含まれるビタミンは非常に良質なもので92%が活性型で、毎朝の食卓をはじめ、運動後や疲れた時、子どもたちや妊娠時・授乳時の栄養補給にも適しています。適度に摂取して、健康な生活に役立てましょう。
明日3月6日は暦の二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。“啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、暦便覧には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味です。この時期、北国でも 福寿草が咲き、東京では紋白蝶が見られ、春の訪れを実感できます。園庭のチューリップも元気に育ち、花芽が見えてきました。もう春です、元気に戸外で遊びましょう。
『啓蟄や蚯蚓の紅の透きとほる』(山口青邨)
3月、春を迎えて野山や山里にもたくさんの花々が咲きだしました。花々は、春の訪れを人間に告げようと咲くのではありません。人間を喜ばせようと咲いているのでもありません。花々は、それぞれの生命の赴くままに、無心に咲き、無心に散っていきます。誰のためでもなく、何の計らいもなく、その姿を誇ることもなく、与えられた場所で、ただありのままに精一杯咲くだけです。 人はあれこれと計らいながら生きています。「ああしたい」「こうしたい」「ああなりたい」「こうゆう生き方をしたい」と、悩み苦しみ、うまくいかない事、思い通りにいかない人生にもだえながら、不平や不満を抱えて生きています。計らいを持つことが、人生を悩みや苦しみの淵に運んでゆくのです。
『碧巌録(へきがんろく)』には、「百花(ひゃっか)春至(はるいたって)為誰開(たがためにひらく)」と示されています。「花を見てごらん、花は少しの計らいも持たず、ただありのままに咲いているでしょう。それぞれの色や形で山野を彩り、私たちを和ませ楽しませてくれているではないか。」不平不満やちっぽけな計らいに惑わされず、ただ無心に生きることの尊さを野山の花々は黙って私たちに教えてくれます。
明日3月3日は「ひな祭り」です。ひな祭りのルーツは「上巳の節句」です。「上巳(じょうし/じょうみ)」とは3月上旬の巳の日という意味で、のちに日付が変動しないよう3月3日となりました。その起源は300年頃の古代中国で起こった「上巳節」にさかのぼります。昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す「曲水の宴」などが行われていました。つまり、季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事でした。その上巳節を遣唐使が日本に伝えたといわれています。日本でも古くから「禊(みそぎ)」や「祓い」の思想、「形代(かたしろ)」という身代わり信仰があったため、それが上巳節と結びつき、上巳の節句として日本独自の文化として定着していきました。そのひとつが「流し雛」で、これは自分の体を草木やわらでこしらえた「人形(ひとがた)」で撫でて穢れを移し、それを川に流す行事が上巳節と混じりあったもので、今でもその伝統を守っている地域があります。また、曲水の宴も風雅な文化として発展していきました。やがてお馴染みの雛人形が良家の子女のある遊びから誕生します。平安時代頃から、宮中や貴族の子女の間で、紙の人形を使ったままごと遊びが盛んになり「雛遊び(ひなあそび/ひいなあそび)」といわれるようになりました。「雛」とは、大きなものを小さくする、小さなかわいいものという意味で、この遊びが上巳の節句と結びつき、人の厄を受ける男女一対の紙製立雛が誕生しました。これがいわゆる雛人形の原型です。やがて人形作りの技術が発展し立派な雛人形ができてくると、雛人形は流すもの(流し雛)から飾るものへと変化していきました。やがて江戸幕府が五節句を制定し、3月3日の「上巳の節句」が五節句のひとつに定めると、5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、「桃の節句」と呼ばれるようになり、娘の厄を受ける雛人形はその家の財力の象徴として華やかさを増してゆき、豪華な雛人形を雛壇に飾るようになりました。自慢の雛人形を見せ合う雛合わせや、ご馳走を持って親戚を訪ねる雛の使いが流行し、美しい雛人形を持って「雛祭り(ひな祭り)」をすることが民衆の憧れとなり、ついには等身大の雛人形まで登場し、贅沢を警戒する幕府によって人形の大きさがおよそ24センチに制限されたほどでした。次第に、「雛祭り」は我が子の幸せを願う行事として親しまれるようになりました。
3月の徳目は「智慧希望」です。「子どもたちが希望を持って、明るく楽しく暮らすこと」を狙いとします。毎年、日本国内や世界各地で災害が発生し悲しみや苦しみの中で、不安な日々を過ごしている人も多いことでしょう。少しでも明日への希望を持って生きて欲しいと祈念します。総べての人々が、希望を胸に持ち、明るい明日の生活をめざして、よく学び、よく励み、自分と自分を取り巻く人たちと共に、明るい社会をつくり出すように努めていきたいものです。
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18日(土)から春の彼岸に入り、幼稚園では「彼岸の集会」を行いました。 毎日、先生たちの中から司会・ピアノ・素話担当を割り当てて行っています。先生たちもそれぞれに個性があって毎日の「彼岸集会」が楽しみです。特に、素話では内容や話し方などに個性と工夫がみられ、子どもたちは興味深く聞き入っています。彼岸は来週の24日まで続きます。












今年は例年より早く「白木蓮(ハクモクレン)」が清楚な花を咲かせています。「白木蓮」はモクレン科の落葉高木で、香りのある白い大きな6弁花を花びら上に開きます。花言葉は、「高貴な心」、「荘厳」、「気高さ」、「崇高」です。この花言葉は、イギリス植物園の園長の言葉が由来しています。中国から白木蓮が入ってきたときに、白木蓮のことを「枝先に百合の花がついている木」と表現したそうで、これが由来して百合のような高貴な花言葉がつけられたそうです。彼岸桜も咲きだしで、ソメイヨシノの開花も間もなくとなり、一気に季節が進んでいきます。






本日、ひかり幼稚園の卒園式を挙行いたしました。卒園した71名の園児は4月からは小学生となります。卒園は嬉しさよりは、やはり別れの淋しさが大きく、幼稚園で遊んだ思い出が思い返されて切なくなりました。卒園式は、これから先の期待や希望より、これまでの思い出が強く心を支配します。その子どもたちとの思い出をしっかりと胸に収めていきたいと思います。卒園後も、子どもたちが幼稚園に遊びに来てくれるのが楽しみです。

























18日の土曜日は幼稚園の卒園式です。ひかり幼稚園では、卒園式を控えての「リハーサル」を行い、当日の流れに沿って、時間の経過状況を確認しながら進めました。子どもたちの集中力や感染症対策の時間短縮を考慮しつつ、スムーズに且つ厳粛
に式が進行できるよう準備を行ってます。今年も新型コロナウイルスやインフルエンザ流行により、卒園式の次第を例年と少し変更し、かなり時間短縮を図りました。し
かし、内容はしっかりしています。卒園児をおくる式にふさわしいものとなっていますので期待ください。
























菜の花がそこかしこで咲き出しました。菜の花は「菜花(なばな)」や「花菜(はなな)」とも呼ばれているアブラナ科の野菜で、春に旬を迎えますが、12月ごろから店頭にも並び始め、一足早く春を告げる野菜です。「菜の花」は特定の植物の名前ではなく、アブラナ属のつぼみと花茎、柔らかい若葉のことをまとめて「菜の花」と呼びます。アブラナ属の野菜には、小松菜や青梗菜、キャベツ、ブロッコリーなどがあります。菜の花には食用の他にも観賞用や菜種油用があり、それぞれ品種が異なります。食用として食べられている菜の花には、「和種」と「西洋種」があり、和種はつぼみと花茎と葉を食べ、西洋種は主に花茎と葉を食べます。 菜の花は緑黄色野菜の一種で、栄養価の高い野菜です。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、その中でもビタミンCの含有量は野菜の中ではトップクラス。ビタミンCには美肌効果や風邪予防などの効果が期待できます。また、アブラナ科の野菜にだけ含まれているイソチオシアネートはがん予防に効果が期待できると言われています。






ひかり幼稚園では、土曜日(18日)に卒園式を迎えて幼稚園を旅立つ年長児(月
組)の子どもたちに祝意と感謝を込めた「おわかれ会」を園庭で開催しました。年中
児(星組)の子どもたちが中心になって運営し、卒園する月組の子どもたちに在園中
にお世話になった感謝と、小学校に元気に通うように願い行いました。そして、給食
は縦割り3ブロックで楽しくいただきました。



























ひかり幼稚園では年長児(月組)の子どもたちが卒園前最後の「3月座禅会」を修行
しました。4月から毎月行ってきた「月例座禅会」も今日が最後となり、寂しさもあ
りますが、座禅にしっかりと向き合い、充実した座禅が行えたことを嬉しく満足もし
ています。座禅の後、「入学祈願」のお参りを行い、園児一人ひとりに授けるお守り
の祈願も行いました。小学校通学のランドセルにつけていただきたいと思います。こ
れからも子どもたちの健やかで康らかな成長を願っていきます。


























本日、第二ひかり幼稚園では「3月誕生会」を開催いたしました。今月の誕生会プレゼントは「文具セット」です。そして、誕生会の楽しみな給食は「ちらし寿司、お吸
い物、チーズはんぺんフライ、お豆のサラダ、三色花ぜりー」です。美味しく楽しくいただいて元気に過ごしました。
























本日、第二ひかり幼稚園の年長児(月組)の子どもたちと3月座禅会を修行しました。年長児にとって今回で最後となる座禅会でしたが、これまで重ねてきてしっかりと安定して取り組む姿が確認できてうれしく思います。そして、4月からの小学校入学に向けて健やかな成長と安全を祈願し、本尊のお釈迦様の御前でお守りを加持祈祷しました。御祈願を行ったお守りは各自持たせますので、小学校通学のランドセルに付けてくださるようお願いいたします。

























『啓蟄や蚯蚓の紅の透きとほる』(山口青邨)

『碧巌録(へきがんろく)』には、「百花(ひゃっか)春至(はるいたって)為誰開(たがためにひらく)」と示されています。「花を見てごらん、花は少しの計らいも持たず、ただありのままに咲いているでしょう。それぞれの色や形で山野を彩り、私たちを和ませ楽しませてくれているではないか。」不平不満やちっぽけな計らいに惑わされず、ただ無心に生きることの尊さを野山の花々は黙って私たちに教えてくれます。
今日、ひかり幼稚園では「ひな祭り」と3月の誕生会を行いました。今日に合わせて、一人ひとりが「ひいな(雛)人形」を作ってお部屋に飾り、みんなと楽しく歌を歌ったり、ゲームをしたりして、「雛あられ」を食べ、白酒の代わりに「カルピス」を飲み、美味しい給食を頂きました。陽気も春めいて来て、ほのぼのとして楽しい一日でした。


























