│令和5年度│8月│7月│6月│5月│4月│
明日から8月に入ります。8月を葉月(はづき)と呼びますが、葉月の由来は諸説あり、木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説がります。まだまだ暑いのに、8月の別名には、あきかぜづき(秋風月)、かりきづき(雁来月)、かんげつ(観月)、けんゆうげつ(建酉月)、こぞめつき(木染月)、そうげつ(壮月)、ちくしゅん(竹春)、ちゅうしゅう(仲秋)、つきみつき(月見月)、つばめさりづき(燕去月)、はづき(葉月)、べにそめづき(紅染月)など、旧暦のせいなのでしょうが、秋を感じさせる異名が多種ありました。
今年の土用入りは7月20日、土用明けが8月7日です。この土用の期間に丑の日が2回めぐってくる年もあるので、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。2023年は「一の丑」のみで本日7月30日です。昔は季節の変わり目に様々な禁忌や風習があり、特に夏の土用は梅雨明けと重なるため、衣類や調度品などの湿気をとる「土用の虫干し」をしたり、肌にいい「丑湯」に入ったり、梅干し・うどん・瓜(うり)など「う」のつくものを食べて無病息災を祈願するようになりました。うなぎも「う」のつく食べ物。タンパク質やビタミンなどをたっぷり含み、夏バテ防止に役立ちます。『万葉集』にも、大伴家持が痩せこけた知人の夏痩せ防止にうなぎを勧める歌があり、古くからうなぎが滋養強壮に効く食べものとして注目されていたことがわかります。真偽の程は定かではありませんが、このようなことを江戸時代の蘭学者・平賀源内が夏場の営業不振に悩んでいた鰻屋に助言し、土用の丑の日=うなぎブームが広がったという説は有名です。私も今日は「うなぎ」を頂きたいと思います。
ひかり幼稚園では3月に卒園した小学1年生を招いて、「ひかり会」を開催いたしました。8時半に集合し、サークル活動を行い、その後、園バスに乗って「なかがわ水遊園」に向かい涼しい園内をゆっくり見学しました。昼食は園に戻って、子どもたちの大好きな献立を用意し、みんなで仲良くいただきました。今日の献立は「鮭ワカメご飯、湯葉の味噌汁、鶏唐揚げ、塩ジャガ、胡麻和え、デザート(みかんゼリー)、麦茶」です。昼食後はクラスごとに休憩し、お土産の記念写真を渡して解散しました。数か月の間にも、子どもたちが大きく成長していて嬉しく思いました。
明後日の30日は「土用丑の日」で、土用の丑の日と言えば鰻を食べる風習がよく知られていますが、実は鰻よりも先に丑の日に食べられていたのがしじみです。土用に食べるしじみは「土用しじみ」と言って、江戸時代の庶民にとっては定番の食べ物だったのですが、現代は知らない方が多いかも知れません。鰻を食べる風習が始まったのは江戸時代と言われているのに対し、しじみは縄文時代から日本人に食され、夏土用に鰻を食べる以前から夏の時期にしじみを食べる習慣があったと言われています。江戸時代は今のように冷蔵庫やエアコンなどがなかったため、庶民の多くは食べ物から栄養を十分に摂り、夏の暑さに備えていましたが、その際に栄養価の高い鰻はもってこいの食材です。しかし、実は鰻の旬は夏ではなく秋から冬にかけてで、土用の丑の日に鰻を食べる風習が生まれるまでは、夏に鰻を食べる人は少なかったため鰻屋はとても困り、発明家の平賀源内に相談をしたところ、「本日は土用の丑の日」という幟(のぼり)を立てなさいというアドバイスを受けました。日本では元より、土用の丑の日に「う」のつく食べ物を食べるとよいとされていたので、このキャッチコピーが庶民に広がると、土用の丑の日=鰻というイメージが定着していったと言われています。一方で、土用しじみを食べる風習は、夏の土用の丑の日の鰻以前から日本に根付いていたものです。これは単純に、しじみの旬が夏だからです。しじみは栄養豊富で、この時期に英気を養うにはもって付けの食材でした。
7月27日は「スイカの日」です。水分たっぷりで甘くておいしいスイカは真夏のごちそうですが、せっかくならおいしいものを選びたいもの。おいしいスイカの見分け方を調べました。昔から、スイカは叩いて軽い音がすると甘いとか、こめかみを叩いた時の音に似ているものは甘いとかいわれていますが、プロでも音だけで判断するのは難しいそうで、「見た目で判断できるポイントが4つあります。1つ目は、スイカには独特のしま模様がありますが、このしま模様の色が濃く、地の緑との境がはっきりしているもの、模様が線のようではなく、イナズマのようにうねっているものは甘くておいしいスイカです」。2つ目は、触ったときにしま模様がでこぼこしているもの。3つ目のポイントはツルです。ツルのつけ根がくぼんで周りが盛り上がっているものは完熟している証拠。スイカの上部でツルがカットされた部分がくぼんでいるものです。4つ目はお尻の部分です。お尻の部分には花の跡が茶色く残っています。この茶色の部分が大きいものは収穫時に完熟している証拠です。逆に、食べるまでに日にちがあることがわかっている場合は、この茶色の部分が小さいものを選んでください。茶色の部分が小さいものは大きいものと比べ、収穫時にまだ熟していないスイカなので、より日持ちがします。
30日は「土用の丑の日」ですが、「土用」とは、「土旺用事」(どおうようじ=土が旺盛で支配する)から転じた言葉で、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間のこと。古くから「土用」には、胃腸に良いものを食べるべきとされてきましたが、特に夏の土用の日は、「う」の付く食材を食べると夏バテしないと言われています。1)丑(うし)=牛なので、由来からすると土用の丑の日には牛を食べるのが自然。しかし、仏教の影響が強い日本では、肉食の文化は根付きませんでした。とはいえ牛は「土畜」とも呼ばれ、脾胃(脾臓と胃腸)を養うとされ、胃腸が疲れて体力が落ちている時に食べる良い食材の1つです。2)うなぎは土用の日に食べる食材の代表格。五行説でいう「火」の影響が強い夏の天候に対抗するために「水」に属する鰻を摂取したと考えられます。この時期の魚は脂が多いものが少なく、栄養がしっかり摂れる鰻は、貴重な栄養源だったのです。3)瓜(うり)は体の余分な熱と湿気を取り除いてくれ、暑気あたりの予防に良いとされています。また水分バランスの調整を行なう作用もあります。体を冷やすので、胃腸が冷えている人やあまりに消化力が落ちている人は避けてください。4)梅干し、梅干しを作るためにこの時期に天日干しすることを「土用干し(どようぼし)」と言います。もちろん梅雨が明け天気が良くなるからでもありますが、東洋医学独特の考えとして「木火土金水」の全ての気を入れるためにこの土用の時期に干すのがいい、とされているのです。梅干しは食欲不振、喉の渇き、解毒作用、熱をとる、といった高い効用があります。「梅はその日の難のがれ」と言われ、1日1個食べたいものです。5)うどん、温かいうどんは米よりも消化が早いので、消化力が落ちても食べやすいのですが、しっかり噛むようにしてください。タンパク質や野菜なども一緒に食べるようにすれば夏バテ予防としては完璧です。暑さはこれからが本番。暑気あたり(夏バテ)に負けない体づくりのために、「う」のつく食べもので英気を養ってください。
本日、教職員の園内研修会を行いました。初めに4月からの行事や活動の見直しや園内施設の状況などを話し合って、修繕・補修カ所の洗い出しや必要な遊具の発注などを検討しました。また、研修会では栃木県幼児教育センターから講師の派遣を頂きICTを推進している園での活動の実態を発表して、今後さらに効果的な運用について研究討議を行いました。
今日は残務を行い、倉庫で長い間使われずにいた遊具や壊れていて今後使用しないと思われる遊具類を廃棄処分いたしました。バスの運転手さんにも手伝っていただき、運び出して軽トラックに載せて処分施設に運びました。
23日は二十四節気の「大暑」です。「大暑」は、暑さが最も厳しくなる頃。快晴が続き気温が上がり続ける時期で、まさに盛夏です。二十四節気では、大暑の次は暦の上で秋となる「立秋」。「夏の土用」は立秋前の約18日間なので、大暑と重なります。夏の土用や土用の丑の日の風習は、最も暑い時期を無事に乗り切るための暮らしの知恵であることがわかります。
7月22日は「下駄の日」です。鼻緒が付いていて、「カラン・カラン」と音を立てる下駄です。私は下駄が好きで頻回に使用しますが、最近はあまり履いている姿を見なくなりました。下駄の日は、全国木製はきもの業組合連合会が制定し、日本の伝統である下駄の良さを、人々に見直してもらうのが目的です。下駄の日が7月22日になった理由は、2つあり、一つめは、下駄の寸法には「七寸七分」などの「七」がよく使われること。二つめは、雪道を下駄で歩くと漢字の「二」のような跡が2つ残ることです。この「七」と「二」「二」を組み合わせて、7月22日になりました。
昨日から年長児(月組)の子どもたちの「おとまり会」が幼稚園で行われています。
始まる前には不安を持った児もいましたが、昨日のスイカ割りや夕方のたのしみ会、
幼稚園での宿泊もお友だちと一緒に楽しく過ごして、今朝、朝食を食べるころには大
きな自信に変わっていました。経験や体験を経て、子どもたちは達成感を持ちさらに
成長していきます。
今日は終業式で、明日からは夏休みに入ります。クラスごとに夏休みの安全について
担任より子どもたちに話しましたが、夏休み期間中も「早寝・早起き・朝ごはん」を
守って元気に過ごしてください。そして、年長児(月組)の子どもたちは今日と明日
「おとまり会」を行います。
明日は終業式で、夏休みに入りますが、その前に今日はクラスごとに教室のお掃除を行いました。毎日使っている教室の床やロッカー、そして机やいすを雑巾で吹き上げ
ました。幼稚園では、人はもとより道具などにも感謝も心を寄せて欲しいと願っています。
今日は、夏休みを前にひかり幼稚園では「たのしみ会」を開催いたしました。年長児
(月組3クラス)の子どもたちがそれぞれ、月1組は「なんでもおみせやさん」で
ヨーヨー、ステッキ、剣、ネックレス、お寿司を、月2組は「にじいろしーるやさ
ん」で手作りのシールを、月3組は「おめん・かちゅーしゃやさん」で手作りのお面
やカチューシャを年中児や年少児にプレゼントしました。また、さくら組の子どもた
ちがジュースや茹でジャガをみんなに配り、夏休み前の楽しい会となりました。
今日は「海の日」です。「海の日」は、法律によって定められている国民の祝日の1つで、毎年「7月の第3月曜日」で、年によって日にちが変わります。はじまりは1941年に7月20日が「海の記念日」として定められたことです。当初は祝日ではありませんでしたが、祝日化を願う声が高まり、1995年に国民の祝日として制定されました。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う国民の祝日「海の日」として1996年より施行され、現在に至ります。
今年も「とうもろこし」をたくさんいただきました。とうもろこしは、そのまま茹でたり蒸したりして食べるだけでも栄養をたっぷりととれる食材で、その栄養価は高く、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で成人病予防のための効能もある栄養成分が豊富で、子どもだけでなく大人にも積極的に食べて欲しいものです。また、とうもろこしを粉にして主食としている食文化が多いのは、ある程度乾燥しやすい地域でも育つことやエネルギー源の栄養である炭水化物が多いことで、人間が生きていく上で必須の炭水化物を摂り入れることができるという面もあります。不溶性食物繊維が多く、水に溶けにくい性質の栄養素なのでとうもろこしを茹でて食べても、食物繊維が損なわれることがなく、体に栄養として入りやすく、栄養素の中の食物繊維を摂ることで、腸内環境を整える効能が知られていますが、血中コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きをして、心筋梗塞、糖尿病、肥満といった生活習慣病の予防にも役立つ効能があることが分かっています。現代の日本人には不足しがちな栄養なので、積極的にとうもろこしを食べることで栄養補給ができます。とうもろこしは野菜の中でも、ビタミンB1の含有量が高く、ビタミンB1は糖分をエネルギーに変えるために働く栄養で、不足してくると注意力の低下やイライラすることがあります。とうもろこしに含まれる栄養素の一つナイアシンも、ビタミンB1同様に野菜の平均的な含有量の2倍以上あり、ナイアシンには、皮膚や粘膜の保護をする働きもあるため、口内炎や皮膚の炎症を予防し、目の充血といったものを改善させる効能も期待できます。そして抗酸化作用のあるビタミンEや余分な塩分を排出してくれるカリウム、骨の形成に必要なマグネシウムも多く含んでいます。
中元の起源は、古代中国の「三元」(上元:1/15に天神様、中元:7/15に慈悲神様、下元:10/15に水と火の神様をまつる風習)にあります。この中元が仏教の盂蘭盆会と結び付き、日本では先祖の霊を供養するようになり、親類などへお供えものを配る習慣ができました。江戸時代になると、親類やお世話になった人へ感謝の気持ちを込めて贈りものをする習慣へと変化し、上半期の区切りに際してお中元を贈る風習が定着しました。本来、中元は旧暦7月15日をさし、お盆のお供えものを贈っていた風習に由来するため、お中元を贈る時期は地方や家によって異なります。東日本では新暦でも7月15日の日付で考え、7月初旬から7月15日まで。西日本では月遅れのお盆で考え、8月初旬から8月15日までが目安とされていますが、最近は東日本式にするところが多くなり、7月に集中することから6月下旬に早める人もいます。
夏真っ盛りとなり園庭には「向日葵(ヒマワリ)」が咲いています。ヒマワリは、キク科の一年草で、北アメリカ原産で、主に観賞用ですが、種子から食用油を取り「ヒマワリ油」として販売もされています。さて、若い株は太陽に向かって花を開く習性があるので、一般的に太陽を追って花がまわると思われていますが、実際にはほとんど動かないようです。花言葉は「光輝、愛慕」。 暑くても、適度な運動、発汗は大切ですので、この花言葉の様に、夏の太陽の下でも適度に「光輝いて」元気に活動して欲しいと思います。
今日は午前中に第二ひかり幼稚園、午後はひかり幼稚園で「PTA理事会」がそれぞれ
開催されました。主に、夏休みの行事と2学期の行事活動について協議し、運動会の
予定や卒園遠足の内容についても話し合いました。
昔から天気のことわざで「雷が鳴ると梅雨があける」と言われます。連日の猛暑と雷雨が続きます。梅雨入りすると大体1か月半くらい雨がずっと降り続いてじめじめした日々が続き、梅雨入りしてはじめのうちは梅雨前線が日本の南の方に停滞していることが多く弱い雨が降り続いて、梅雨が終わりごろになってくると梅雨前線が太平洋高気圧の強まりによって押し上げられて、日本付近に停滞するようになって大雨になります。その時に、前線付近や前線の南側には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなって、大気の状態が不安定になると大雨の時に雷を伴うことがあることから「雷が鳴ると梅雨が明ける」と言われています。梅雨末期に前線が停滞することで雷が鳴りやすくなるので梅雨明けが近づいているのを示唆しているってことです。もっと太平洋高気圧が強まってくると梅雨前線を押し上げて夏の気団に覆われるようになり梅雨明けになります。
今日は第二ひかり幼稚園で「7月誕生会」を開催し、誕生児とその保護者と楽しく過ごしました。各教室はエアコンが効いて快適で、元気な歓声が聞こえました。給食では誕生会の特別メニュー「ヒジキご飯、魚めん汁、星のコロッケ、胡麻和え、七夕デザート」を美味しく頂きました。
7月10日は「な(7)っとう(10)」と読める語呂合わせから「納豆の日」です。納豆は栄養も豊富で、さまざまな健康効果が期待できます。1)納豆に含まれているナットウキナーゼは、血栓を溶かしてくれる役割があります。血栓は寝ている深夜から早朝に一番できやすいと言われていますので、納豆を食べるタイミングを夕方以降にすることで、血栓の危険から身を守ることに役立つと言われています。2)大豆にはイソフラボンが多く含まれ、大豆イソフラボンには強い抗酸化作用もありますので、アンチエイジング効果も期待され、抗酸化作用は身体の酸化を防ぐことで老化を防ぎます。3)納豆は血糖値の上昇を抑えてくれる食品で、GI値は血糖値の上昇を表した数値で、ご飯はGI値の高い食品と言われ、納豆は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるという効能がありますので、納豆を食べることで血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。4)納豆に含まれているレシチンは記憶力を高めることに役立ち、脳の栄養素とも言われています。記憶力のアップや認知症の予防という効能も期待できます。5)タンパク質は身体に欠かすことのできない栄養素。健康的な生活を送るうえでもタンパク質は欠かせません。納豆にはタンパク質もしっかりと含まれ、筋肉をつくる上でも欠かせない栄養になり、基礎代謝を高める効能があります。6)納豆に含まれている栄養、ビタミンK2やカルシウムには骨粗しょう症を予防してくれるという効能が期待できます。7)納豆はねばりが特徴の食品です。納豆のねばりには、レバンという成分が含まれ、アレルギー抑制作用があり、花粉症の緩和、じんましんや気管支喘息といったアレルギーに効果が期待されます。8)納豆菌の整腸作用や、大豆イソフラボンの強い抗酸化作用には免疫力をアップしてくれる効能も期待でき、免疫力をアップすると病気に強い身体をつくることにつながります。
本日、栃木県幼稚園連合会主催の「就職説明会」が宇都宮市・東日本ホテルを会場に開催され、来年度就職を希望する学生との就職マッチングの説明会が行なわれました。学生は300名を超える参加で、県内の園も150園以上が参加しにぎやかな説明会の開催でした。本園のブースにも20名以上の学生が集まり、説明を真剣に聞いて、質疑も熱心に行いました。本園では来年度、若干名の募集を考えていますので、有能な学生と縁のあることを願います。
「梅雨」や「入梅」というように、この時期は梅が実るため、梅酒や梅干し、梅ジュース作りなどの「梅仕事」が古来より欠かせませんでした。梅干しは日本で親しまれ、多くの効能から「梅は三毒を断つ」といわれてきました。三毒は「水毒(体内の水分の汚れ)」「食毒(食生活の乱れ)」「血毒(血液の汚れ)」を指し、梅干しは、それらの毒を予防できる優れた食品です。梅干しは酸っぱいため酸性食品と思われがちですが、実はアルカリ性食品です。アルカリ性食品は、酸性化している血液を中和する効果があるとされています。酸性化している血液はドロドロで黒ずんでいますが、梅干しの強力なアルカリ性が酸性化を中和し、老廃物が少なくサラサラとした血液に変えるといわれています。
ひかり幼稚園では本日「7月誕生会」を開催いたしました。七夕飾りを園庭に飾って、楽しくダンスを踊ったり、教室ではそれぞれに歌やゲームを楽しみ、給食では特別メニューの「ヒジキご飯、魚めん汁、星のコロッケ、胡麻和え、七夕デザート」を美味しく頂きました。今月の楽しみなプレゼントは「花火セット」です。安全を確保してお楽しみください。
明日は二十四節気の「小暑」を迎えます。「小暑」は二十四節気のひとつで、だんだん暑さが増していく頃。梅雨明けも近くなり、セミが鳴きだし、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになる時期です。江戸時代の暦の解説書『暦便欄』では、「大暑来れる前なればなり」と記されています。小暑の次が大暑です。夏を乗り越えるための「暑気払い」には、冷麦、そうめん、ビール、瓜(西瓜・胡瓜・冬瓜・苦瓜・南瓜)、氷(かき氷・氷菓子・氷料理)、甘酒などが昔ながらの定番ですし、小暑の終盤には、夏の土用(立秋前の約18日間)に入ります。土用餅、土用卵、土用蜆を食べて養生したり、湿気から大事なものを守る土用干しをしたりするのは暮らしの知恵です。また、土用の丑の日には、うなぎなど「う」のつくものを食べたり、「丑湯」に入ったりする習わしがあります。
7月7日は「七夕」です。今日は七夕飾りに使う竹を取りに、バスの運転手さんと竹林に出かけ、程よい太さと長さの竹を選んで切り出しました。幼稚園の軽トラックに積み込み園に運びこんで、各クラスに搬入し、明日は子どもたちが竹に七夕飾りを飾りつけ、短冊に願いを記して吊るします。
ひかり幼稚園では、先週(26日)の年中児(星組)の子どもたちの「サッカー教室」に続き、今日は年長児(月組3クラス)の子どもたちがクラスごとに「サッカー教室」を行い、AS栃木のコーチから指導を受けました。学年ごとに指導内容を変えて、楽しく十分に身体を動かせるように配慮してくれていますので、年長児(月組)の子どもたちも元気いっぱい楽しんでいました。
今週は七夕を飾り、7日に園庭に飾ります。さて、七夕物語は織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)のお話です。むかしむかし天の川の近くに、一人の年頃の娘がおりました。彼女の名は織姫。機織りがとても上手な働き者で、天の神様は、そんなまじめな織姫のために一人の若者に引き合わせました。名を彦星といい、一生懸命に牛の世話をするそれはまじめな働き者で、織姫と彦星は一目会った日からお互いに好きになり、結婚することになりました。ところが結婚生活が楽しくて仕方がない二人は、ろくに仕事もせずに遊んでばかりいました。天の神様が何度注意しても、聞く耳をもちません。これに腹を立てた天の神様は、二人を天の川をはさんで離ればなれにして、会えないようにしてしまいました。それからというもの、二人は泣いてばかりで家に閉じこもり、仕事をしようとしませんでしたので、天の神様はさすがにかわいそうに思い、「以前のようにまじめに働くのであれば、一年に一回、会うことを許そう」と言いました。その言葉どおり、二人はまじめに働くようになり、一年に一回、会うことを許されました。それが7月7日です。こうして、7月7日になると二人は天の川を渡り、会いに行くことができました。
7月は「文月(ふみづき)」と呼ばれます。明治初頭より陽暦(新暦)を採用した日本では、12か月を1月〜12月の数字で表しましたが、それ以前は、季節感がわかるような和風月名で各月を表現し、その7番目の月を「文月」としていました。現在では、これを陽暦(新暦)7月に当てはめ「文月=7月の和風月名」として用いています。陰暦の7月は、陽暦の7月と時期が違い、陽暦は陰暦から1か月ほど遅れています。陰暦の7月は、陽暦の7月下旬から9月上旬頃に当たるのです。文月は「ふづき、ふみづき」と読み、その意味・由来・語源には諸説あります。なかでも、「文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)」が略されて「文月」に転じたという説が有力で、この文被月とは、書道の上達を祈って、短冊に歌や願い事などを書く、七夕の行事にちなんだ呼び方だといわれています。ほかにも、収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむことから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくむづき)」が転じて「文月(ふづき)」になったという説、稲穂の膨らみが見られる月であることから「穂見月(ほみづき)」が転じたという説もあります。