
│令和5年度│9月│8月│7月│6月│5月│4月│
今日は十五夜です。給食には「お月見デザート」が提供されました。幼稚園では季節感も大切にいています。
今月「9月誕生会メニュー」では「栗ご飯」が供され、季節ごとに旬な食材を用いて子どもたちの情操も育てたいと考えています。
今日の献立は、「タンメン、黒糖パン、焼き繰りのコロッケ、フルーツのヨーグルト和え」です。タンメンは実は日本の関東地方が発祥です。タンメンは、もやしやキャベツ、キクラゲなどたっぷりの野菜を豚肉と一緒に炒めて、塩味のスープと一緒に煮込んで、中華麺と共に盛り付けて作られる麺料理のことです。ちなみに、漢字の湯麺も「タンメン」と読みますが、タンメンと湯麺は同じではなく、湯麺とは、中華料理の中でも「スープに入った麺」の総称で、スープ入りの麺料理は全て「湯麺」です。「湯麺」と炒めた野菜に塩味のスープを加えた麺料理の「タンメン」とは、意味が異なるようです。
今日の献立は、「キーマカレー」です。キーマカレーは子どもたちからも職員からも好評です。キーマカレーはインドの言葉であるキーマ(こま切れ、ひき肉)が由来となっています。その名のごとく、ひき肉のカレーということになります。「ひき肉のカレー料理」という意味だけなので、具の内容や調理の仕方などに決まりはありません。キーマカレーはドライカレーとは内容が違い、ドライカレーは、「乾燥している、汁がない」状態のカレー風味のチャーハンやピラフのことで、ドライカレーの内容によっては、ひき肉を使用しないときもあります。キーマカレーとドライカレーは、ひき肉を使っている のか料理しているか、という点が大きな違うポイントとなります。日本では家庭料理のメニューとして、ドライカレーが独自の進化してきたために、キーマカレーとドライカレーと混同されやすいようです。今日も美味しくいただきました。
今日の献立は、「ご飯、切り干し大根の味噌汁、炒り豆腐、胡麻和え、牛乳」です。幼稚園の「炒り豆腐」は優しい味わいで子どもたちから好評です。豆腐には、主要な栄養素であるタンパク質や脂質の他にも、体に良い機能性成分を多く含んでいます。豆腐に豊富に含まれるたんぱく質は、コレステロールの低下や血圧上昇の抑制を期待できる成分で、脂質に多く含まれているリノール酸もコレステロールに働ける効果があり、善玉コレステロールを増やす作用を期待できます。高血圧やコレステロール値の異常などの改善に効果的で、それらが原因になる動脈硬化を防ぎ、脳出血や心筋梗塞などを予防できるのが魅力です。不飽和脂肪酸で構成された成分のレシチンは、血管に付着したコレステロールを溶かしたり、付着を予防したりする働きがあり、動脈硬化の予防に効果を期待できます。大豆に含まれるβコングリシニンには内臓脂肪を減少させる効果があり、レシチンとともに体内に働きかけ、肝臓に脂肪が多くなる脂肪肝の予防にもつながります。レシチンにはコリンという成分も含まれていて、2つの成分によって脳を活性化する役割を果たし、神経細胞の材料になるレシチン、レシチンから分解され情報伝達物質に変化するコリンによって、記憶力や集中力を高めるのが特徴です。サポニンは、豆腐の食感や風味の要因となる成分で、様々な効果が発見されており、脂肪蓄積の予防、便通の改善、血栓の予防など、成人病や老化などを防ぐ栄養として注目されています。大豆に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすると言われ、女性ホルモンの減少が原因のひとつと考えられる骨粗しょう症や更年期障害などの予防につながり、乳がんや前立腺がん、胃がんの予防にも効果的と考えられ、日本人が欧米人よりもこれらの発症が少ないのは豆腐を多く食べるからと指摘されるほどです。豆腐に甘みを感じるのは、オリゴ糖を多く含んでいるからで、腸内の悪玉菌の増殖を抑えたり、免疫力を向上したりするビフィズス菌の栄養源になり、体内のビフィズス菌を増やすことができます。腸の動きの活性化、発がん物質の分解などの働きがあるので、便通改善やがんの予防に効果的でしょう。カルシウムは、骨や歯などをつくる栄養です。イライラしやすいとカルシウム不足というように、気持ちをコントロールする上でも重要と考えられています。豆腐にはカルシウムが多く含まれているだけではなく、吸収しにくいカルシウムを他の食材と組み合わせて摂取しやすいのが魅力。様々な食材と調理できるので、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDを含むものと一緒に食べやすいです。成人病の予防などに関する栄養が多かったですが、豆腐に含まれる豊富なビタミンは美容に効果的で、肌の調子を整えるビタミンE、皮膚や粘膜に働きかけるビタミンBなど、美しい肌を体内からサポートしてくれます。
今日は子どもたちの大好きな「唐揚げ」です。鶏肉には「たんぱく質」が豊富に含まれていると言われ、たんぱく質は筋肉や皮膚、髪や爪など、身体のあらゆる組織をつくるのに欠かせない栄養素。健康を維持するためにも、たんぱく質は毎日しっかり摂取することが推奨されています。また、たんぱく質を構成するアミノ酸の中には、体内でつくることができない「必須アミノ酸」が含まれていて、鶏肉にはこの「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。また、ビタミンも含まれ、たんぱく質の代謝に欠かせないとされるビタミンAやビタミンB群、ビタミンKも、鶏肉に含まれていて、ビタミンB群の中のひとつであるナイアシンには、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあると言われています。
今日の献立は、「かき揚げ丼、味噌汁、お豆のサラダ、ヨーグルト」です。「お豆のサラダ」英栄養がいっぱい。豆は、ビタミンB1を始めとするビタミンB群の供給源となって、3大栄養素からのエネルギー産生やこれらのスムーズな分解・合成に関与し、健康維持に役立ち、体の様々な調節機能を十全に発揮させるために必要な種々のミネラルを広範に含み、これらの包括的な供給源となります。特に不足しがちなカルシウムの重要な供給源となり、鉄、カリウム、亜鉛も豊富に含み、これらの効率的な供給源となります。豆は、様々な食品の中で最も多く食物繊維を含む食品の一つであり、その最も効率的な供給源となります。
今日の献立は、「ハヤシライス、牛乳、和風サラダ、バナナ」です。「ハヤシライス」は子どもたちも教職員も大好きです。そして、「バナナ」は栄養がいっぱい。バナナにはさまざまな栄養が含まれていますが、特に豊富なのが糖質で、バナナ100gあたりには、糖質が21.4g含まれ、糖質は脳にとって重要なエネルギー源。糖質が不足すると脳へのエネルギー供給が滞り、思考力・集中力が低下するおそれがあります。また、バナナ100gあたりに、食物繊維が1.1g含まれ、バナナの不溶性食物繊維は、便の量を増やして腸の運動を促すため、便秘対策に役立ちます。そして、腸内の善玉菌を増やす作用があるオリゴ糖が多く含まれ、腸内環境が気になる方にぴったりの果物です。さらに、バナナ100gあたりには、セロトニンの材料となるトリプトファンが10mg含まれています。セロトニンは人の精神面に関わるホルモンで、ストレスを感じると分泌量が増え、自律神経を整えてくれます。加えて、トリプトファンのほか、セロトニンの合成に必要なビタミンB6や炭水化物も豊富で、ストレス対策にぴったりです。バナナ100gあたりには、ビタミンCが16mg含まれ、ビタミンCはコラーゲンの合成に関わるほか、メラニン色素の生成を抑える作用があり、日焼け対策に役立ちます。ビタミンCは抗酸化作用があり、シミの原因となる活性酸素から身体を守ってくれます。バナナ100gあたりには、カリウムが360mg含まれ、カリウムはナトリウムとともにはたらき、細胞内の水分を調整する作用があるミネラルで、むくみの原因になるナトリウムの排泄を促す作用があります。
今日の献立は「クロワッサン、牛乳、イカ焼きそば、豆乳デザート」です。「イカ焼きそば」は好評メニューで食べ込みもよく大満足の味です。豆乳デザートも美味しくて栄養満点です。豆乳は大豆が原料で、豆腐に固める前の乳液の状態のものです。大豆には植物性タンパク質が30%程度含まれ、そのほとんどが水溶性のため、豆乳に残っています。吸収率が高く、吸収速度が牛乳タンパク質に比べて遅いのが特徴です。女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしているイソフラボンが多く含まれ、加齢に伴い減少する女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されている優れた食材です。
今日はみんな大好きな「すき焼き」です。江戸時代に、畑作業の合間に農作業に使う鋤(すき)を使って、魚や豆腐、野菜を焼いて食べていて、鋤で焼くことから「鋤焼」と呼んでいたそうです。これが、すき焼きの始まりと言われています。また、江戸時代には牛や馬の肉を食べてはいけないという決まり事がありましたが、隠れて捕らえたイノシシやシカをさばいて、こっそり鋤焼にして食べていたという説もあります。幼稚園の子どもたちも教職員も大好きな献立で、今日は残量もほとんど無く、たくさん食べてくれました。
今日の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、アンサンブルエッグ、春雨サラダ、牛乳」です。ワンタンですが、中国料理のメニューに「(うどん)」の文字があり、よくよく見るとちょっと違うこちらの「(フントゥン)」とは、実は日本でもお馴染みの「ワンタン」なのです。ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。中国北部を中心に多くの地域では、(hun tun/フントゥン)と呼ばれています。この料理に大いなる発展をもたらした広東では(wan4 tan1/ワンタン)と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼称する元となりました。四川では抄手(ch?o sh?u/チャオショウ)、福建・台湾では扁食(bi?n shi/ビェンシー)と呼ばれています。その起源は、皮で餡を包む中国北部の料理にあり、唐代までは水餃子との明確な区別はありませんでした。その後、(フントゥン)と名称が定まって行く過程で、水餃子とは違った料理として発展していったのです。冒頭の(うどん)のルーツも、に求められるという説もあります。
今日は「ご飯、豚汁、はんぺんの卵とじ、大学芋」の献立です。「豚汁」には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待できます。
今日の献立は、「ご飯、卵とモズクのスープ、切り干し大根の煮付け、マカロニサラダ」です。モズクと卵のスープは美味しくて栄養も豊富です。もずくは低カロリーなので、栄養価も低いように思われがちです。しかし、食物繊維が豊富でミネラルも含まれ、もずくは健康効果の高い食品なのです。食物繊維は、体内で消化されずに大腸まで運ばれる成分で、腸の中でさまざまな働きをし、便秘や動脈硬化、心臓疾患などの予防にも役立ちます。さらに、もずくのぬめり成分には水溶性食物繊維の一種であるフコイダンが豊富で、その含有量は藻類の中でもトップです。そしてフコイダンには余分なナトリウムやコレステロールを排出して、血圧や血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、さまざまな健康効果が期待されています。また、もずくには、丈夫な骨をつくるカルシウムやマグネシウムが含まれ、この2つの栄養素は、互いに干渉しながら私たちの体の中でさまざまな働きをするので、バランスが重要だと考えられています。もずくは、カルシウムとマグネシウムのバランスがよいという点でも、オススメの食品です。

今月「9月誕生会メニュー」では「栗ご飯」が供され、季節ごとに旬な食材を用いて子どもたちの情操も育てたいと考えています。


今日は「鰆(さわら)の西京焼き」です。サワラは鰆と書くため、旬は春と思われがちですが、実は一概には言えません。関西では産卵のために瀬戸内海に集まったサワラがまとまって水揚げされる為、春が旬とされてきました。逆に関東で旬といわれる時期は冬で、「寒鰆」と呼ばれ、春のサワラとは別の魚種と感じるくらい脂乗りが良く異なる味わいとなっています。今日は定番の「西京焼き」で美味しくいただきました。





今日の献立は、「食パン、牛乳、カボチャひき肉フライ、ミックスサラダ」です。かぼちゃには栄養がたくさん入っています。黄色い実や緑の皮には、βカロテンが含まれ、βカロテンには、体をサビさせる活性酸素を除去する働きがあるため、がんや老化予防、免疫力を高める効果が期待できるでしょう。さらに、ベータカロテンは体内に入るとビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を強化する効果も期待できます。冬至にかぼちゃを食べると良いと言われるように、寒くなり乾燥が進む時期には皮膚や粘膜がやられて風邪をひきやすくなるため、進んで取りたい栄養素です。ビタミンCも多く含まれ、ビタミンCは、シミの元となるメラニンの生成を抑える働きがあることで知られていますが、他にも、免疫力の強化や活性酸素の抑制、抗酸化作用による心疾患やがんの予防、コラーゲンの生成などさまざまな働きをす
る栄養素です。ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸の総称で、脂溶性ビタミンの1種です。ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働き、また暗いところで視力を保つ働きをします。さらには、抗酸化作用によって、健康維持やアンチエイジングにも効果が期待できる栄養素です。脂溶性ビタミンは、過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼすと言われていますが、先述したβカロテンは、体内に入ると必要な分だけビタミンAに変換されるため、過剰摂取の心配がないと言われています。ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、かぼちゃは100gあたり4.9gのビタミンEを含んで、これは他の野菜類の3.7倍ほどの量に相当することから、かぼちゃには高い抗酸化作用が期待できると言えるでしょう。ビタミンEは、体内の過酸化脂質の生成を抑えて血管や肌、細胞の老化を防止する働きをすることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果があるとされています。また、血行促進作用によって、冷え症や肩こり改善などにも効果が期待できる栄養素です。そして、かぼちゃは100g当たりおよそ20.6gの炭水化物を含有し、炭水化物は、脳や体を動かすエネルギー源として必要な栄養成分のため、体を維持するためには積極的に摂りたい栄養素です。




今日は大田原市湯津上産の「天狗ニラ」を使った、「天狗ニラまんじゅう」です。ニラと言えば、ニンニク等と同じように、「食べるとパワーが出る」と言われているスタミナ食材の1つで、ニオイが強く独特なので、好みが分かれる食材かもしれませんが、ニラの栄養素(パワーの源)は、そのニオイ成分に含まれているのです。ニラに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜であるほうれん草よりも多く、「がん予防」や「動脈硬化の予防」「アンチエイジング」にも効果が期待出来ます。ビタミンKには血液を固める働きがあり、けがで出血した時、血を固めて止血を促す効果や骨を丈夫にするサポートをする働きがあります。カリウムも多く、体内の「塩分濃度の調整」をして「むくみを抑える」効果があります。ニラの強いニオイ成分はアリシンによるもので、疲労回復にとても効果があり、スタミナ食材と言われています。ニラに含まれる食物繊維は、腸の中にある水分を摂取して膨らみ、便の流れを促す効果がある「不溶性食物繊維」が多く、ニラを食べるだけでお通じが良くなるかもしれません。ニラがいっぱい入ったニラまんじゅう、栄養もあり美味しく頂きました。






今日の献立は「なめこ汁」です。幼稚園の給食には時々「なめこ」が登場します。なめこのヌメヌメとした粘液の成分は、水溶性食物繊維で、保水力があり、胃や鼻、喉の粘膜を保護し、ウイルスや風邪から守ってくれる効果があり、タンパク質を分解し、消化を促進する効果もあります。また、コンドロイチンが含まれ、コンドロイチンの成分は、肌に潤いを与え、肌の内側から栄養を保持し、美肌効果が期待でき、血中のコレステロールを下げてくれる効果もあります。きのこに含まれるトレハロースは、自然界の糖で「命の糖」とも言われるほど保湿力があり、トレハロースの成分は、その高い保湿力で、肌の乾燥を防ぐ効果があるので、多くの化粧品にも使われていて、ほかにも、血糖値の上昇も緩やかにし、善玉菌を増やしてくれるという効果もあります。さらに、なめこの栄養成分には、βグルカンが含まれ、βグルカンの成分には、免疫力を活性化してくれる効果があり、身体の免疫力を総合的に高めてくれると言われ、アレルギー対策にも効果があるようです。そして、ナイアシンはタンパク質や糖質、脂質の代謝をサポートする効果があり、身体の中に多く含むビタミンの成分です。また、アルコールのアセトアルデヒドを分解する効果も含まれています。なめこには優れた栄養が豊富に含まれています。





今日は「ひじきと大豆の煮もの」のおかずです。「ひじき」には豊かな栄養が含まれます。ひじきは海藻類に分類される食品で、そのためミネラル類が多く含まれ、特に多く含まれているのは、カルシウムとマグネシウム。カルシウムは骨や歯の健康を維持する働きをし、マグネシウムもカルシウムと同様骨や歯に多く含まれています。また、マグネシウムにはそのほかにも神経の興奮を抑える、エネルギー産生を助ける、血圧を維持するなどの働きがあります。ビタミン類で多く含まれるのは、脂溶性のビタミンKで、骨の形成に関わるほか、止血を助けるなど血管の健康にも関わる働きをします。ひじきはこれらの栄養素の働きから、加齢とともに気になり始める骨や歯の健康を守りたい人におすすめの食材だといえます。さらに、食物繊維も多く含まれ、腸内環境を整える作用があり、便通が整い便秘やお腹がゆるいなどの症状緩和が期待できます。






今日の献立は「ご飯、ワカメの味噌汁、メンチカツ、胡麻和え」です。ワカメなど海藻は、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素を除去してくれます。陸域生物により吸収される二酸化炭素由来の炭素「グリーンカーボン」とならんで、「ブルーカーボン」とばれ二酸化炭素除去技術としての活用にも期待が高まります。国連環境計画(UNEP)が2009年に発行した報告書『Blue Carbon』のなかではじめて定義されました。生物による二酸化炭素の吸収というと、多くの人は森林など、陸域の生物を思い浮かべるでしょうが、海洋でも、陸域と同じように二酸化炭素が生物により吸収されています。最大の吸収源は沿岸浅海域(えんがんせんかいいき)に広がるマングローブ林や塩性湿地、海草藻場(うみくさもば)で、ここで光合成により吸収された二酸化炭素は、有機炭素として生物の体内を経て、海底に長期にわたって貯留されます。ワカメも二酸化炭素の除去に役立っています。





第二ひかり幼稚園では「9月誕生会」を開催いたしました。誕生会メニューは「栗ご
飯、アオサとイワシつみれ汁、海老カツフライ、10種のサラダ、豆乳パンナコッタ」です。「栗ご飯」が好評で「美味しい」とたくさんの賛辞を頂き嬉しく思います。また「海老のカツフライ」も子どもたちから人気のメニューで美味しく楽しくいただきました。そして、全園児への誕生会プレゼントは「マグカップ(プラスチック製)」でした。

























今日は「キャベツのマリネサラダ」です。キャベツは栄養も健康効果もとても高い野菜で、ビタミンCをはじめ「キャベジン」という別名で有名なビタミンU、ビタミンK、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、葉酸などさまざまな栄養がたっぷり。ビタミンCは、抗酸化作用、免疫力を高め、疲労を回復、コラーゲンをつくって血管・皮膚・骨などを丈夫し、ストレスから体を守り、シミを防ぐ、など。「キャベジン」と呼ばれている栄養がビタミンUで、胃や十二指腸の健康を守るはたらきがある栄養素です。ビタミンKはカルシウムが骨をつくるのをサポートして骨を丈夫にする栄養素。また血液を固めるはたらきがあって、すばやく血を止めて傷の治りを早くするはたらきもあります。キャベツには意外にもカルシウムが多く含まれ、イライラを解消しておだやかな気分にし、ビタミンCやビタミンKなどの栄養との相乗効果で、骨や歯をしっかりと強く育ててくれます。ベータカロチンは、体内でビタミンAに変化し、目の健康、粘膜を守る(=風邪などの感染症の予防)、抗酸化作用、免疫力を高める、肌や髪や爪を美しく、といった健康効果を発揮する栄養です。カリウムも豊富に含まれ、体の余分なナトリウムを排出して血圧を下げ、筋肉の動きをスムーズにして心肺機能を正常に維持し疲れにくくしてくれます。そして、葉酸も豊富で、血液をつくるサポート、細胞の再生を助け、DNA(遺伝子)核酸を作るサポート、妊娠中のお腹の赤ちゃんを正常に成長させるといったはたらきがある栄養素です。キャベツには豊かな栄養がたっぷり、ご家庭でもたくさん食べましょう。







