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今日の献立は「ワカメのご飯」です。幼稚園では頻回にワカメが使われますが、ワカメは食物繊維やミネラルなどを豊富に含む優れた食材です。カリウムが豊富で、その他ナトリウムやカルシウムといったミネラルの種類が多く、ビタミン類や食物繊維も含んでいます。そして、カロリーや糖質がとても低く低カロリー低糖質の食べ物です。また、クロロフィル、フコキサンチン、β-カロテンなど抗酸化作用を持つ色素成分も含み、健康や美容の維持に役立ち効果を発揮します。注目の栄養成分フコイダンは、海藻が自らの身を守るために保持しているネバネバ成分で、モズクや昆布などにも多く含まれています。フコイダンのNK細胞を活性化する働きが、免疫力の向上、がんを予防する効果が期待され、その他の効果や効能では、胃の粘膜の保護やピロリ菌が胃壁に付着するのを防ぐ役割があります。この働きは、胃炎、十二指腸潰瘍、胃がんなどの予防に効果的と言われています。次に、海藻類は他の食品と比べても豊富なヨウ素含有量を誇り、ヨウ素はミネラルに分類される栄養の一つで、甲状腺ホルモンの成分になります。甲状腺ホルモンは自律神経の交感神経を刺激する働きを持ち、代謝を促す効果があり、三大栄養素の代謝を高めて太りにくい体作りに役立つほか、肌や髪などを美しく保つ効果もあり、肥満予防や美肌の維持といった美容面でも活躍します。
今日は子どもたちが大好きな「イカ焼きそば」です。ムラサキイカ野菜がたくさん入った「イカ焼きそば」には優れた栄養があります。イカにはタウリンが豊富に含まれています。このタウリン、栄養ドリンクなどでおなじみの栄養素で、タウリンには、肝臓の機能を向上させる効能や血圧、コレステロール値の上昇を抑える効能があります。イカの栄養で特徴的なのが、タンパク質が多く、脂質が少ない点で、特に、イカ類の中でもコウイカやスルメイカは脂質が低くなっています。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、爪などのカラダを作る主成分となる栄養です。また、イカにはコラーゲンも豊富に含まれ、コラーゲンには美肌効果が期待できます。私たちの肌は、約70%がコラーゲンで形成されており、コラーゲンが肌の内側から支えることで肌の弾力や潤いを保ちます。そして、イカにはビタミンB12が豊富に含まれ、ビタミンB12は赤血球を作り、血液を増やす栄養で貧血(巨赤芽球貧血)を予防する効能があります。
今日は「菜飯」です。菜飯には「大根の葉」などが使われていますが、大根の葉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル、βカロテン、ビタミンK,C、葉酸などのビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。中でもカルシウムは小松菜が100gあたり170mgに対して大根葉は260mgととても豊富で、カルシウムが豊富に含まれている印象の強い牛乳の110mgより多く含まれています。鉄もほうれん草の2.0mgよりも多く含まれていて3.1mgになっていて、鉄の吸収を高める効果のあることで一緒に取りたいビタミンCが53mg含まれているので、効率よく鉄が吸収されることになります。ドライアイや視力低下、免疫の低下や風邪、口内炎を防ぐとされるβカロテンも3900マイクログラムと豊富に含まれ、「大根の葉」は捨てるのがもったいない部分です。
今日は「揚げパン」です。揚げたコッケパンに幼稚園の特製カカオパウダーをまぶした「揚げパン」は子どもたちから好評です。人が呼吸によって取り入れる酸素の一部は、酸化して活性酸素に変化します。活性酸素は人体にとって必要なものでもある一方、過剰に生成されると悪影響を及ぼすことがわかっています。カカオポリフェノールには活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用がありますが、その他にもさまざまな健康効果が期待されています。脳の活動に必要な栄養素のひとつにBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)があり、このBDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるたんぱく質の一種で、神経細胞の発生、成長や維持、再生を促進します。脳内の記憶をつかさどる海馬に多く存在していて、神経細胞の働きを活性化させる効果が期待されており、脳の栄養と呼ばれています。カカオポリフェノールの摂取によって脳の血流量が増加し、BDNFの発現に良い環境を作ることで、認知機能を高めることができる可能性があると考えられています。
今日の給食はみんなの大好きな「マーボー豆腐」です。さて、麻婆豆腐が生まれたのは、およそ100年前の清王朝末期のこと。四川省の都・成都に住んでいたチャオチャオという顔にあばた(天然痘が治った後に、顔に残ったくぼみのようなもの)がある女性が生み出しました。17歳で結婚したチャオチャオは、豆腐屋と羊肉屋と共に並ぶ3軒続きの長屋に夫と暮らしていましたが、夫は結婚して10年後に急死します。若くして未亡人となり、以降も独身を貫いたチャオチャオ。彼女が生活の糧として選んだのは料理でした。チャオチャオの住まいの両隣にはそれぞれ豆腐屋と羊肉屋が並んでいて、そこから食材を調達していたので、豆腐と羊肉を使った料理を考案しました。その料理こそが「麻婆豆腐」です。チャオチャオ自身は当初「羊肉料理」と名付けていたそうですが、彼女が亡くなってからは名前に変化が。「あばた」という意味をもつ「麻」の字と、「妻」や「身持ちの固いおばさん」という意味をもつ「婆」の字を合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。
今日の献立の野菜は「切り干し大根のサラダ」で、みんなの大好きな「キーマカレー」の給食です。幼稚園の給食に「切り干し大根」は頻回に登場します。とても栄養価が高く、育ち盛りの子どもたちに効果的な食材です。大根を細切りにして乾燥させたのが「切り干し大根」。乾燥させることで甘みが増し、うま味と栄養価が凝縮します。食物繊維が多く含まれ、保存にも優れた切り干し大根。皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。一方、同じ重量の切り干し大根の栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より多く含まれていることがわかります。
今日の献立は、「タンメン」です。タンメンは実は日本の関東地方が発祥です。タンメンは、もやしやキャベツ、キクラゲなどたっぷりの野菜を豚肉と一緒に炒めて、塩味のスープと一緒に煮込んで、中華麺と共に盛り付けて作られる麺料理のことです。ちなみに、漢字の湯麺も「タンメン」と読みますが、タンメンと湯麺は同じではなく、湯麺とは、中華料理の中でも「スープに入った麺」の総称で、スープ入りの麺料理は全て「湯麺」です。「湯麺」と炒めた野菜に塩味のスープを加えた麺料理の「タンメン」とは、意味が異なるようです。
「11月誕生会」のメニューは「金時ご飯、ゆばの味噌汁、ちくわ天、にんじんしりしり、ココアヨーグルト」です。誕生会にサツマイモを用いた「金時ご飯」は珍しい登場ですが、子どもたちからも教職員からも好評なメニューで、今日は参加した保護者に食べていただき、「美味しい」の賛辞をいただきました。成長期に大切な栄養があることはもちろんですが、美味しくて楽しい給食を提供するよう努めてまいります。
今日の献立はみんなの大好きなメニューの「すき焼き」です。すき焼きは江戸時代から見られる名で、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の金属部分を火の上にかけ、魚や豆腐を焼いて食べたことから、「鋤焼(スキヤキ)」と呼ばれるようになったといわれます。その他、すき焼きの語源には、肉を薄く切るため「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となったとする説や、古くからあるに日本料理の「杉焼(すぎやき)」からとする説、好きなものを焼くからといった説もあります。ただ、1832年の『鯨肉調味方』に「鋤焼とは、鋤のよく擦れて鮮明なるを、熾火の上に置きわたし、それに切肉をのせて焼くをいふ。鋤に限らず、鉄器のよくすれて鮮明なるを用ふべし」とあるため、鋤の上で焼いた説が有力とされています。
今日の給食には「モズクと卵のスープ」が提供されました。モズクと卵のスープは美味しくて栄養も豊富です。もずくは低カロリーなので、栄養価も低いように思われがちです。しかし、食物繊維が豊富でミネラルも含まれ、もずくは健康効果の高い食品なのです。食物繊維は、体内で消化されずに大腸まで運ばれる成分で、腸の中でさまざまな働きをし、便秘や動脈硬化、臓疾患などの予防にも役立ちます。さらに、もずくのぬめり成分には水溶性食物繊維の一種であるフコイダンが豊富で、その含有量は藻類の中でもトップです。そしてフコイダンには余分なナトリウムやコレステロールを排出して、血圧や血糖の上昇を抑える働きがあるほか、さまざまな健康効果が期待されています。また、もずくには、丈夫な骨をつくるカルシウムやマグネシウムが含まれ、この2つの栄養素は、互いに干渉しながら私たちの体の中でさまざまな働きをするの で、バランスが重要だと考えられています。もずくは、カルシウムとマグネシウムのバランスがよいという点でも、オススメの食品です。
今日の献立には、「なめこ汁」が提供されます。なめこは、不溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンをはじめ、食物繊維が豊富で、食物繊維はゆっくりと腸内を進み、腸壁にこびりついた老廃物などを排出します。便秘予防の効果もあり、腸内環境を整えることは健康維持の第一歩です。なめこのヌメヌメには、食物繊維が多く含まれ、胃や腸の中で水分を吸い込んで大きく膨らむため、腹持ちがよくなります。また、脂肪を燃焼し、糖質の代謝をアップするビタミンB群も豊富で、カリウムはむくみを解消し、ナイアシンも脂質の代謝をサポートします。カリウムは同じミネラルであるナトリウムを体外へ排出する作用があり、塩分のとり過ぎが原因となる高血圧の予防として効果が期待されています。そして、カリウムを多く摂取することで、脳卒中のリスクが低下することも分かっています。なめこには「コンドロイチン」という栄養素が含まれていて、コンドロイチンは、肌に潤いを与えアンチエイジングにも効果が期待できます。さらに、なめこに含まれる「トレハロース」という栄養成分も注目されています。トレハロースは、多くの化粧品にも使用されている自然界の糖で、高い保湿力で肌の乾燥を防いでくれます。β-グルカンは、きのこ類に多く含まれる不溶性食物繊維の一種で、β-グルカンは、免疫機能の中枢である「マクロファージ」「キラー細胞」を活性化し、免疫力の増強によって、がんの増殖を抑えたり、生活習慣病予防効果が期待できます。
今日の給食には、「鮭ご飯」が供されます。鮭は、必須アミノ酸のバランスがよく含まれた良質な動物性たんぱく質源で、脂質、女性ホルモンの代謝、ヘモグロビンの合成を助けるビタミンB6が含まれます。そのため、・健康な皮膚や髪を作る・貧血予防・脂肪肝予防・PMS(月経前症候群)の症状を和らげるなどが期待でき、女性にたくさん食べていただきたい食材です。
今日は少し肌寒くて、給食の「豚汁」はうれしいです。豚汁には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待でき、身体も心もホッコリ温まります。
今日は「ひじきと枝豆のサラダ」の献立です。ひじきや枝豆(大豆)、野菜は成長期の園児にとって大切な栄養素を多く含んでいるのでたくさん食べてもらいたい食材です。ひじきは鹿の黒くて短いしっぽや角に似ているところから昔「鹿尾菜」「鹿角菜」と書かれ、ひじきにはカルシウムや鉄分、食物繊維がたっぷり含まれています。カルシウムは、昆布の2倍含まれ、骨を丈夫に、イライラをやわらげる効果があります。鉄は貧血に有効です。ひじきの鉄の吸収はよくないのですが、大豆や野菜と一緒に食べると、野菜のビタミンCが鉄の吸収を助けます。そして、大豆は中国で4000年から5000年前にすでに栽培されていたそうです。日本には、約2000年前の弥生時代に稲作と一緒に朝鮮半島からつたわったといわれ、大豆にはタンパク質が豊富に含まれ、また、大豆は米に不足する必須アミノ酸のリジンが多く、米には大豆に足りないメチオニンをふくんでいます。
今日の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、(カレイ)、カボチャサラダ、牛乳」です。ワンタンですが、中国料理のメニューに「(うどん)」の文字があり、よくよく見るとちょっと違うこちらの「(フントゥン)」とは、実は日本でもお馴染みの「ワンタン」なのです。ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。中国北部を中心に多くの地域では、(フントゥン)と呼ばれています。この料理に大いなる発展をもたらした広東では(ワンタン)と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼称する元となりました。四川では抄手(チャオショウ)、福建・台湾では扁食(ビェンシー)と呼ばれています。その起源は、皮で餡を包む中国北部の料理にあり、唐代までは水餃子との明確な区別はありませんでした。その後、(フントゥン)と名称が定まって行く過程で、水餃子とは違った料理として発展していったのです。冒頭の(うどん)のルーツも、に求められるという説もあります。
今日はハロウィンです。給食には「かぼちゃハンバーグ」が提供されました。かぼちゃが日本に入ってきたのは戦国時代半ば頃で、種子島に漂着したポルトガル船によって持ち込まれたとされています。この時持ち込まれたのがカンボジアの物だったため、「カンボジア」という地名が訛って「かぼちゃ」と言われるようになったと言うのが名前の由来です。かぼちゃは、水溶性食物繊維を富に含み、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあることから、便秘予防やデトックスなどの効能が期待できるでしょう。カリウムも多く含まれていて、カリウムは、余分な塩分を体の外へ排出する働きがあるため、塩分の取り過ぎが気になる方やむくみやすい方は、意識的にとりたい栄養素です。かぼちゃの黄色い実や緑の皮には、βカロテンが含まれ、βカロテンには、体をサビさせる活性酸素を除去する働きがあるため、がんや老化予防、免疫力を高める効果が期待できるでしょう。ビタミンCも多く含まれていて、シミの元となるメラニンの生成を抑える働きがあり、免疫力の強化や活性酸素の抑制、抗酸化作用による心疾患やがんの予防、コラーゲンの生成などさまざまな働きをする栄養素です。さらに、ビタミンAを含み、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働き、また暗いところで視力を保つ働きをします。ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、かぼちゃは100gあたり4.9gのビタミンEを含んでいます。これは他の野菜類の3.7倍ほどの量に相当することから、かぼちゃには高い抗酸化作用が期待できると言えるでしょう。
今日の給食は「筑前煮」です。筑前煮は野菜と肉とを煮合わせたもので、福岡県の筑前地方の日常料理であったところから筑前煮の名がつき、当地では「がめ煮」の名も 今日の給食には「しめじの味噌汁」が提供されます。「しめじ」に含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などで、普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含み、毎日の食事に積極的に取り入れていきたい食材です。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内に生成され、カルシウムの吸収を助ける栄養素、ビタミンDを多く含み、このビタミンDが不足するとストレスを感じやすくなり、普段の生活には必要不可欠な栄養素。グルタミンとグルタミン酸も多く含まれていて、代謝にかかわる栄養成分で、疲労回復に役立ち、免疫力の強化もできて病気に負けない体づくりに最適です。チロシナーゼ阻害物質という栄養成分も含まれ、シミの原因と言われているメラニン色素の生成を抑制し、美白効果が期待できます。しめじに含まれる栄養成分は疲労回復・免疫力低下・美肌効果などの効果・効能が期待でき、老若男女問わず幅広い人々が毎日の食生活に取り入れたい健康食品です。
今日の給食は「筑前煮」です。筑前煮は野菜と肉とを煮合わせたもので、福岡県の筑前地方の日常料理であったところから筑前煮の名がつき、当地では「がめ煮」の名も あります。鶏肉や、川魚ではコイ、フナ、ナマズ、海魚ではコチ、ホウボウ、スズキ などが多く用いられ、野菜はサトイモ、キノコ、ニンジン、ゴボウなどで。材料は適当な大きさに切り、鍋(なべ)に食用油を注いでこれら材料を炒(いた)め、みりんと酒 をひたひたに加え、煮立ったところでしょうゆを注ぎ、とろ火にして汁のなくなるまで煮つめ、一種の煮しめで、煮あげる直前に、彩りにサヤエンドウ、インゲンなどの青みを加えます。栄養たっぷりのおかずです。
今日は「マーボー豆腐」です。幼児用に整えた味付けで、辛みが抑えられていますが、大人が食しても満足できる味わいです。特に、タケノコが加わって食感が良く食べ込みがよく、残量も少なくて嬉しく思います。「マーボー豆腐」には、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイ アシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マ グネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、食物繊維などの栄養が含まれていて、「免疫力アップ」「疲労回復」「ガンの予 防」「貧血の予防」「目の健康維持」「骨や歯の健康維持」「美肌効果」などの優れた健康効果があります。
今日は「ご飯、ちゃんこ汁、ハムカツ、酢の物、型抜きチーズ」の献立です。「ちゃんこ汁」は野菜がたっぷりで栄養もいっぱいです。一般的に「ちゃんこ」と聞くと、色々な具材の入った鍋料理のことを思い浮かべますが、本来は相撲力士が作り食べる料理全般のことを「ちゃんこ」と呼び、相撲力士はその大きな体格を管理する関係から、栄養バランスのとれた鍋料理を食べることが多いため、「ちゃんこ=鍋」という認識が広まりました。このような鍋料理が相撲部屋で食べられるようになったのは明治時代からです。また、その語源は長崎へ巡業した力士が、中国から長崎に伝えられた板金製の大きな鍋「チャンクォ」を「ちゃんこ」と訛って呼んだことから、大鍋で大量に作る力士の食事を「ちゃんこ」と呼ぶようになったという説が有力です。
今日は「味噌ラーメン」です。一般的には北海道の札幌が味噌ラーメン発祥の地といわれています。そして、最初に味噌ラーメンを生み出したのは、札幌市内の中心部にある「味の三平」です。1955年に当時の店主・大宮守人氏がスープをみそ味にしたらと思いついたのが「味噌ラーメン」です。野菜たっぷりで栄養たっぷりの幼稚園特製の「味噌ラーメン」を今日も美味しくいただきました。
今日、ひかり幼稚園では「10月誕生会」が開催されました。誕生会の特別メニューの給食は「栗ご飯、豚汁、ポテトとお米のささみカツフライ、ミックスサラダ、パンプキンババロア」の献立で、炊き立ての「栗ご飯」に温かい「豚汁」が提供されました。「栗ご飯」は子どもたちからも好評で、「豚汁」には栄養がたっぷりで多くの効果が期待できます。誕生会の参加した保護者からも美味しいと賛辞をたくさんいただきました。
今日の献立は、「キーマカレー」です。キーマカレーは子どもたちからも職員からもとても好評です。キーマカレーはインドの言葉であるキーマ(こま切れ、ひき肉)が由来となっています。その名のごとく、ひき肉のカレーということになります。「ひき肉のカレー料理」という意味だけなので、具の内容や調理の仕方などに決まりはありません。キーマカレーはドライカレーとは内容が違い、ドライカレーは、「乾燥している、汁がない」状態のカレー風味のチャーハンやピラフのことで、ドライカレーの内容によっては、ひき肉を使用しないときもあります。キーマカレーとドライカレーは、ひき肉を使っている のか料理しているか、という点が大きな違うポイントとなります。日本では家庭料理のメニューとして、ドライカレーが独自の進化してきたために、キーマカレーとドライカレーと混同されやすいようです。今日も美味しくいただきました。
今日の献立は、「ご飯、湯葉の味噌汁、はんぺんの卵とじ、大学イモ」です。「大学芋(だいがくいも)」は、油で揚げたサツマイモに糖蜜を絡めた日本の菓子ですが、栄養価も高く、甘さと食べ応えがあり、幼稚園の子どもたちからも好評です。主に食べられているのは関東地方など東日本で、関西では大学芋に似た中華ポテトというのがあるそうです。大学芋という名前は日本でつけられ、大正時代は東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたそうです。昭和の初めになると不況が訪れ、東大生の中にも学費に困る人がたくさんでて、その中の誰かが昭和2年頃作って売り始めたのが最初というお話です。そして、売るとなると名前が必要となり、自然と名前がそのようについたようです。
今日の献立は、「ご飯、モズクの味噌汁、肉じゃが、ブロッコリーの胡麻ネーズ和え、牛乳」です。煮物料理の代表的な一つである肉じゃが。肉じゃがは、ジャガイモやお肉だけでなく、にんじんや糸こんにゃくなど体に必要な栄養成分が入っているため健康に良い料理です。そして、腸内環境を綺麗にする食物繊維や神経を作るのに必須なDHA・皮膚の健康を維持するβ-カロテンが入っています。肉じゃがを食べると期待できる効果や効能は、血液サラサラ、便秘解消、風邪予防・免疫力アップ、美肌効果。肉じゃがに入っている野菜によって、期待できる効果は多く、女性・男性ともにメリットの多い効果なので、栄養バランスを考えた上で積極的にとっていきましょう。
今日の幼稚園の給食は「菜飯ご飯」です。菜飯には「大根の葉」などが使われていますが、大根の葉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル、βカロテン、ビタミンK,C、葉酸などのビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。中でもカルシウムは小松菜が100gあたり170mgに対して大根葉は260mgととても豊富で、カルシウムが豊富に含まれている印象の強い牛乳の110mgより多く含まれています。鉄もほうれん草の2.0mgよりも多く含まれていて3.1mgになっていて、鉄の吸収を高める効果のあることで一緒に取りたいビタミンCが53mg含まれているので、効率よく鉄が吸収されることになります。ドライアイや視力低下、免疫の低下や風邪、口内炎を防ぐとされるβカロテンも3900マイクログラムと豊富に含まれ、「大根の葉」は捨てるのがもったいない部分です。
今日は園児も教職員も大好きな「ハヤシライス」です。「ハヤシライス」は、明治初期創業の上野精養軒で、当時勤めていた林さんというシェフが作ったのがはじまりわれ、牛肉の切れ端と余った野菜をデミグラスソースで煮込み、ライスにかけた従業員用のまかない飯を、シェフの名を冠してお店で提供するようになったといわれます。一方で大手書店「丸善」の創始者・早矢仕(ハヤシ)の名前から、ハヤシライスが生まれたという説もあります。早矢仕氏の名が語源だとする説にはふたつあり、かつて医師として勤めていた病院で、肉と野菜の煮物をご飯にかけて患者の食事としたという説がひとつ。もうひとつは、創業後に仕事仲間をなじみの西洋料理店へ連れて行き、肉と野菜のソース煮込みに、ライスを添えて出させたことからついたという説です。当社の社史にはこの説が掲載されていて、丸の内本店や日本橋店併設のカフェで名物メニューとなっています。いずれにせよ、幼稚園の「ハヤシライス」はとても美味しくて大満足の給食です。
今日の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、カツオカツ、胡麻和えサラダ、牛乳」です。ワンタンですが、中国料理のメニューに「(うどん)」の文字があり、よくよく見るとちょっと違うこちらの「(フントゥン)」とは、実は日本でもお馴染みの「ワンタン」なのです。ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。中国北部を中心に多くの地域では、(フントゥン)と呼ばれています。この料理に大いなる発展をもたらした広東では(ワンタン)と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼称する元となりました。四川では抄手(チャオショウ)、福建・台湾では扁食(ビェンシー)と呼ばれています。その起源は、皮で餡を包む中国北部の料理にあり、唐代までは水餃子との明確な区別はありませんでした。その後、(フントゥン)と名称が定まって行く過程で、水餃子とは違った料理として発展していったのです。冒頭の(うどん)のルーツも、に求められるという説もあります。
今日の献立は、「ワカメご飯、タヌキうどん、エビ団子フライ、ナムルサラダ」です。「エビ団子フライ」は美味しくて栄養がいっぱいです。エビはタンパク質が豊富で、その他にはビタミンB12、銅、セレン、タウリンなども多いのが特徴です。エビは体を作るために欠かせないタンパク質が豊富に含まれています。一般的にタンパク質が多いとされる肉類と比べてみても、引けを取らない含有量です。筋肉や臓器、酵素、ホルモンの構成成分になったり、物質運搬や情報伝達をしたりと、タンパク質は体内で大活躍します。ビタミンB12は先ほどお伝えしたタンパク質の代謝以外にも、赤血球の生成に役立ちます。そのため、疲労や体力低下をまねく貧血の一種である巨赤芽球性貧血の予防に効果的です。また、DNAの合成や神経の機能維持に働くなど、生命維持に欠かせない栄養素です。ビタミンB12は加熱しても壊れにくいので、エビを加熱調理しても損失せずにおいしく摂取することができます。タウリンはタンパク質が分解される過程でできるアミノ酸に似た物質です。体内では、心臓や筋肉、脳など体内に広く存在しています。またタウリンにはコレステロールを減らす、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン(血糖値を下げるホルモン)分泌促進、高血圧の予防など、多くの健康効果があると言われています。銅は様々な酵素反応を支えているミネラルです。活性酵素の分解やコラーゲンの生成、エネルギー産生といった酵素の材料となり、代謝をサポートしています。そして、セレンは、酵素やタンパク質の生成に関わり、抗酸化反応において重要な役割を担っています。セレンが生成に関わる酵素は、活性酸素(※)を分解する働きがあり細胞の老化を防ぐ効果も。エビには含まれるタンパク質は、子供の成長に欠かせない栄養素であるといえます。なぜなら、丈夫な骨や筋肉を作るためにタンパク質が使われるからです。さらにタンパク質を摂取すると、風邪に対する抵抗力やけがを治す力がつきます。またエビに含まれるタンパク質は良質ですので、私たちの体において効率よく利用されます。つまり、エビは子供も積極的に食べたい食材なのです。
今日はツナ(マグロ)を使った「ツナスパゲッティ」です。マグロには、子どもたちの成長に必要な豊かな栄養がたくさん含まれています。不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが含まれ、体内では合成することができない脂肪酸なので、摂取する必要があります。DHAには、脳細胞を活性化させて情報の伝達を上げる働きがあり、学習能力の向上や認知症の改善などの効果が期待でき、EPAには、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らして血流をよくする働きがあり、動脈硬化や高血圧などの予防に効果的。また、これらの脂肪酸は生活習慣病を予防したり、血栓ができるリスクを下げたりする効果もあります。さらに、ビタミン類も豊富に含まれ、特に脂溶性であるビタミンA・D・Eの含有量が豊富です。また、良質なタンパク質が豊富に含まれます。タンパク質は、体内に取り込まれてもそのまま吸収できず、消化酵素の働きによってアミノ酸に分解され、皮膚や筋肉、臓器などを形成する材料となってその機能を維持してくれます。マグロに含まれているセレンは、人の必須栄養素の一つでタンパク質と結合することで吸収されるという特徴がある成分です。セレンは、細胞を傷つける活性酵素を体内から除去する力である抗酸化力が強いため、免疫力の向上の効果が期待でき、さらに、カドニウムや水銀といった人体にとって有害な金属の毒性を軽減する働きもあるのが特徴です。そして、肝機能を高め、コレステロールの代謝を促進する作用のタウリンや、鉄分、ビタミンEも豊富に含まれています。
今日は子どもたちの大好きな「チキンナゲット」の献立ですが、鶏のもも肉には、タンパク質と脂質が豊富に含まれます。タンパク質は、アミノ酸から作られている栄養素です。人の体の中で作ることができないアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、全部で20種類あります。この20種類のバランスが良いものはタンパク質の中でも良質なタンパク質と呼ばれ、積極的に取り入れたい成分で、タンパク質を取り入れることで、筋肉が減少することを防げます。一方、タンパク質の不足によって筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝と呼ばれる何もしなくても消費できるエネルギーの量も減り、痩せにくくなるため注意が必要です。また、鶏肉に多く含まれるアミノ酸がつながったイミダゾールペプチドには、疲労回復効果や運動能力の向上、老化を予防する効果もあります。肌や骨に多く含まれるコラーゲンの材料は、アミノ酸で、必須アミノ酸をしっかり摂ることによって、体の中でコラーゲンの合成がしっかり行われます。コラーゲンは肌のハリを保つだけでなく、丈夫な骨を作るためにも欠かせない成分です。体内でコラーゲンが正常に作られることによって、骨粗しょう症も防ぐことに繋がります。
今日は第二ひかり幼稚園では誕生児の保護者を招いて「10月誕生会」が開催され、誕生会の特別メニューの給食は「栗ご飯、豚汁、ポテトとお米のささみカツフライ、ミックスサラダ、パンプキンババロア」の献立で、温かい「豚汁」が提供されました。豚汁には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待できます。誕生会の参加した保護者からも美味しいと好評でした。
今日の給食には「しめじの味噌汁」が提供されます。「しめじ」に含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などで、普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含み、毎日の食事に積極的に取り入れていきたい食材です。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内に生成され、カルシウムの吸収を助ける栄養素、ビタミンDを多く含み、このビタミンDが不足するとストレスを感じやすくなり、普段の生活には必要不可欠な栄養素。グルタミンとグルタミン酸も多く含まれていて、代謝にかかわる栄養成分で、疲労回復に役立ち、免疫力の強化もできて病気に負けない体づくりに最適です。チロシナーゼ阻害物質という栄養成分も含まれ、シミの原因と言われているメラニン色素の生成を抑制し、美白効果が期待できます。しめじに含まれる栄養成分は疲労回復・免疫力低下・美肌効果などの効果・効能が期待でき、老若男女問わず幅広い人々が毎日の食生活に取り入れたい健康食品です。
今日は「ご飯、五目汁、ひじきと大豆の煮もの、マカロニサラダ」の献立で、今日も栄養たっぷりの給食を美味しく頂きました。「ひじき」には豊かな栄養が含まれます。ひじきは海藻類に分類される食品で、そのためミネラル類が多く含まれ、特に多く含まれているのは、カルシウムとマグネシウム。カルシウムは骨や歯の健康を維持する働きをし、マグネシウムもカルシウムと同様骨や歯に多く含まれています。また、マグネシウムにはそのほかにも神経の興奮を抑える、エネルギー産生を助ける、血圧を維持するなどの働きがあります。ビタミン類で多く含まれるのは、脂溶性のビタミンKで、骨の形成に関わるほか、止血を助けるなど血管の健康にも関わる働きをします。ひじきはこれらの栄養素の働きから、加齢とともに気になり始める骨や歯の健康を守りたい人におすすめの食材だといえます。さらに、食物繊維も多く含まれ、腸内環境を整える作用があり、便通が整い便秘やお腹がゆるいなどの症状緩和が期待できます。
今日は子どもたちが大好きな「イカ焼きそば」です。ムラサキイカ野菜がたくさん入った「イカ焼きそば」には優れた栄養があります。イカにはタウリンが豊富に含まれています。このタウリン、栄養ドリンクなどでおなじみの栄養素で、タウリンには、肝臓の機能を向上させる効能や血圧、コレステロール値の上昇を抑える効能があります。イカの栄養で特徴的なのが、タンパク質が多く、脂質が少ない点で、特に、イカ類の中でもコウイカやスルメイカは脂質が低くなっています。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、爪などのカラダを作る主成分となる栄養です。また、イカにはコラーゲンも豊富に含まれ、コラーゲンには美肌効果が期待できます。私たちの肌は、約70%がコラーゲンで形成されており、コラーゲンが肌の内側から支えることで肌の弾力や潤いを保ちます。そして、イカにはビタミンB12が豊富に含まれ、ビタミンB12は赤血球を作り、血液を増やす栄養で貧血(巨赤芽球貧血)を予防する効能があります。
今日は煮魚の「カレイ」です。カレイは、その独特の形状と、淡泊でありながらも繊細な味わいが特徴の魚種で、見た目や風味だけでなく、カレイには体に良いとされる様々な栄養素が豊富に含まれています。まず、カレイは優れたたんぱく質源です。100gあたり約16gのたんぱく質を含んでおり、これは牛肉や鶏肉と比較しても十分な量で、魚のたんぱく質は消化吸収が良いと言われていますので、日々のたんぱく質摂取源として最適です。次に、カレイにはビタミンDが豊富に含まれ、ビタミンDは骨を丈夫にし、免疫力を強化することが知られています。カレイ100gあたりで約8.5のビタミンDを摂取することができ、これは一日に必要なビタミンD摂取量の約85%に当たります。さらに、カレイは良質な脂質も含んでいます。この脂質には不飽和脂肪酸が含まれており、特にDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。これらは心臓病の予防や脳の機能向上に役立つとされています。
今日は「フーチャンプルー」です。フーチャンプルーはゴーヤチャンプルーと名前が似ているが、違う食べ物で、チャンプルーは沖縄の言葉で「ごちゃ混ぜにした」というような意味、いろいろな食材を混ぜて炒めた料理のことを指しています。ゴーヤチャンプルーはゴーヤを主役に、豆腐や豚肉、卵などを炒めた料理。一方でフーチャンプルーはゴーヤではなく車麩をメインに使った炒め料理です。車麩は沖縄ではメジャーな食材で、炒め物などの料理によく使われ、大きな輪の形をした車麩は見ためにもインパクトがあり、食べごたえもあってとても美味しいく、高タンパクで低脂質なので、肉の代わりとして食べている人も多いそうです。麩の栄養はすごく、高タンパク質で低脂質、ナトリウムが豊富、カルシウムが豊富、鉄や亜鉛そしてミネラル分が凝縮されているスーパーフードです。
今日は「菜飯ご飯」です。菜飯には「大根の葉」などが使われていますが、大根の葉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル、βカロテン、ビタミンK,C、葉酸などのビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。中でもカルシウムは小松菜が100gあたり170mgに対して大根葉は260mgととても豊富で、カルシウムが豊富に含まれている印象の強い牛乳の110mgより多く含まれています。鉄もほうれん草の2.0mgよりも多く含まれていて3.1mgになっていて、鉄の吸収を高める効果のあることで一緒に取りたいビタミンCが53mg含まれているので、効率よく鉄が吸収されることになります。ドライアイや視力低下、免疫の低下や風邪、口内炎を防ぐとされるβカロテンも3900マイクログラムと豊富に含まれ、「大根の葉」は捨てるのがもったいない部分です。
今日は「栗ご飯」です。栗は、秋の味覚の代表格で、栗の主成分は、でんぷんです。でんぷんの豊富な作物と言うとイモ類穀物ですが、栗のでんぷんは樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんなのです。豆類やイモ類と比較するとでんぷんの粒子がとても細かくて、これが、上品な味わいを生んでいす。熱量は果実類で1番。少量効率のよいエネルギー補給食品といえます。また、たんぱく質・ビタミンA・B1・B2・C・カリウムも比較的豊富。サツマイモと比べると、食物繊維も多くて、ミネラル類も豊富で現代人に不足している人間に必要不可欠な微量要素の亜鉛が豊富です。亜鉛が不足すると味覚障害・生殖機能の減退・肌荒れ・抜け毛等の症状がでるといわれます。最近わかったことで、渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニン・プロアントシアニジンを多く含み、この物質は体の活性酸素を取り除き、ガンに効くそうです。
今日の献立はみんなの大好きなメニューの「すき焼き」です。すき焼きは江戸時代から見られる名で、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の金属部分を火の上にかけ、魚や豆腐を焼いて食べたことから、「鋤焼(スキヤキ)」と呼ばれるようになったといわれます。その他、すき焼きの語源には、肉を薄く切るため「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となったとする説や、古くからあるに日本料理の「杉焼(すぎやき)」からとする説、好きなものを焼くからといった説もあります。ただ、1832年の『鯨肉調味方』に「鋤焼とは、鋤のよく擦れて鮮明なるを、熾火の上に置きわたし、それに切肉をのせて焼くをいふ。鋤に限らず、鉄器のよくすれて鮮明なるを用ふべし」とあるため、鋤の上で焼いた説が有力とされています。
今日は園児も教職員も大好きな「ハヤシライス」です。「ハヤシライス」は、明治初期創業の上野精養軒で、当時勤めていた林さんというシェフが作ったのがはじまりわれ、牛肉の切れ端と余った野菜をデミグラスソースで煮込み、ライスにかけた従業員用のまかない飯を、シェフの名を冠してお店で提供するようになったといわれます。一方で大手書店「丸善」の創始者・早矢仕(ハヤシ)の名前から、ハヤシライスが生まれたという説もあります。早矢仕氏の名が語源だとする説にはふたつあり、かつて医師として勤めていた病院で、肉と野菜の煮物をご飯にかけて患者の食事としたという説がひとつ。もうひとつは、創業後に仕事仲間をなじみの西洋料理店へ連れて行き、肉と野菜のソース煮込みに、ライスを添えて出させたことからついたという説です。当社の社史にはこの説が掲載されていて、丸の内本店や日本橋店併設のカフェで名物メニューとなっています。いずれにせよ、幼稚園の「ハヤシライス」はとても美味しくて大満足の給食です。
今日の献立は、「タンメン」です。タンメンは実は日本の関東地方が発祥です。タンメンは、もやしやキャベツ、キクラゲなどたっぷりの野菜を豚肉と一緒に炒めて、塩味のスープと一緒に煮込んで、中華麺と共に盛り付けて作られる麺料理のことです。ちなみに、漢字の湯麺も「タンメン」と読みますが、タンメンと湯麺は同じではなく、湯麺とは、中華料理の中でも「スープに入った麺」の総称で、スープ入りの麺料理は全て「湯麺」です。「湯麺」と炒めた野菜に塩味のスープを加えた麺料理の「タンメン」とは、意味が異なるようです。
今日の献立は、「田舎汁」です。田舎汁には野菜がいっぱいです。特に栃木の名産「かんぴょう」が入っていて、かんぴょうは、ユウガオ(夕顔)の果実部分を薄く長く剥いて、天日干しして、乾燥させたもので、ユウガオはウリ科の植物で、見た目は冬瓜によく似ています。かんぴょうの起源は諸説ありますが、江戸時代に旧壬生藩を治めていた鳥居忠英公が近江から持ち込み、広めたとされています。元々は保存食として重宝されていたようで、乾燥させることで栄養価を高め、日持ちをさせることで携帯食として便利なことから、伊賀忍者にも愛されていたそうです。そして、かんぴょうには炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれています。葉酸も多く含まれているので、貧血や妊娠中の人にもおすすめの食材です。
今日は「揚げパン」です。揚げたコッケパンに幼稚園の特製カカオパウダーをまぶした「揚げパン」は子どもたちから好評です。人が呼吸によって取り入れる酸素の一部は、酸化して活性酸素に変化します。活性酸素は人体にとって必要なものでもある一方、過剰に生成されると悪影響を及ぼすことがわかっています。カカオポリフェノールには活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用がありますが、その他にもさまざまな健康効果が期待されています。脳の活動に必要な栄養素のひとつにBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)があり、このBDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるたんぱく質の一種で、神経細胞の発生、成長や維持、再生を促進します。脳内の記憶をつかさどる海馬に多く存在していて、神経細胞の働きを活性化させる効果が期待されており、脳の栄養と呼ばれています。カカオポリフェノールの摂取によって脳の血流量が増加し、BDNFの発現に良い環境を作ることで、認知機能を高めることができる可能性があると考えられています。
今日は「ご飯、豚汁、焼き魚(鮭)、キャベツのサラダ、牛乳」です。豚汁には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待できます。
今日の献立は、「キーマカレー、ヒジキと枝豆のサラダ、果物(リンゴ)、牛乳」です。キーマカレーは子どもたちからも職員からも好評です。キーマカレーはインドの言葉であるキーマ(こま切れ、ひき肉)が由来となっています。その名のごとく、ひき肉のカレーということになります。「ひき肉のカレー料理」という意味だけなので、具の内容や調理の仕方などに決まりはありません。キーマカレーはドライカレーとは内容が違い、ドライカレーは、「乾燥している、汁がない」状態のカレー風味のチャーハンやピラフのことで、ドライカレーの内容によっては、ひき肉を使用しないときもあります。キーマカレーとドライカレーは、ひき肉を使っているのか料理しているか、という点が大きな違うポイントとなります。日本では家庭料理のメニューとして、ドライカレーが独自の進化してきたために、キーマカレーとドライカレーと混同されやすいようです。今日も美味しくいただきました。
今日は煮魚の「カレイ」です。カレイは、その独特の形状と、淡泊でありながらも繊細な味わいが特徴の魚種で、見た目や風味だけでなく、カレイには体に良いとされる様々な栄養素が豊富に含まれています。まず、カレイは優れたたんぱく質源です。100gあたり約16gのたんぱく質を含んでおり、これは牛肉や鶏肉と比較しても十分な量で、魚のたんぱく質は消化吸収が良いと言われていますので、日々のたんぱく質摂取源として最適です。次に、カレイにはビタミンDが豊富に含まれ、ビタミンDは骨を丈夫にし、免疫力を強化することが知られています。カレイ100gあたりで約8.5のビタミンDを摂取することができ、これは一日に必要なビタミンD摂取量の約85%に当たります。さらに、カレイは良質な脂質も含んでいます。この脂質には不飽和脂肪酸が含まれており、特にDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。これらは心臓病の予防や脳の機能向上に役立つとされています。
今日は「スパゲッティミートソース、レーズンロール、キャベツのマリネサラダ、牛乳」の献立です。さて、キャベツは栄養も健康効果もとても高い野菜で、ビタミンCをはじめ「キャベジン」という別名で有名なビタミンU、ビタミンK、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、葉酸などさまざまな栄養がたっぷり。ビタミンCは、抗酸化作用、免疫力を高め、疲労を回復、コラーゲンをつくって血管・皮膚・骨などを丈夫し、ストレスから体を守り、シミを防ぐ、など。「キャベジン」と呼ばれている栄養がビタミンUで、胃や十二指腸の健康を守るはたらきがある栄養素です。ビタミンKはカルシウムが骨をつくるのをサポートして骨を丈夫にする栄養素。また血液を固めるはたらきがあって、すばやく血を止めて傷の治りを早くするはたらきもあります。キャベツには意外にもカルシウムが多く含まれ、イライラを解消しておだやかな気分にし、ビタミンCやビタミンKなどの栄養との相乗効果で、骨や歯をしっかりと強く育ててくれます。ベータカロチンは、体内でビタミンAに変化し、目の健康、粘膜を守る(=風邪などの感染症の予防)、抗酸化作用、免疫力を高める、肌や髪や爪を美しく、といった健康効果を発揮する栄養です。カリウムも豊富に含まれ、体の余分なナトリウムを排出して血圧を下げ、筋肉の動きをスムーズにして心肺機能を正常に維持し疲れにくくしてくれます。そして、葉酸も豊富で、血液をつくるサポート、細胞の再生を助け、DNA(遺伝子)核酸を作るサポート、妊娠中のお腹の赤ちゃんを正常に成長させるといったはたらきがある栄養素です。キャベツが美味しい時節ですので、ご家庭でもたくさん食べましょう。
今日の献立は「ワカメのご飯、五目汁、ハンバーグ、鶏唐揚げ、ナムルサラダ、チーズ」です。さて、ワカメなど海藻は、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素を除去してくれます。陸域生物により吸収される二酸化炭素由来の炭素「グリーンカーボン」とならんで、「ブルーカーボン」とばれ二酸化炭素除去技術としての活用にも期待が高まります。国連環境計画(UNEP)が2009年に発行した報告書『Blue Carbon』のなかではじめて定義されました。生物による二酸化炭素の吸収というと、多くの人は森林など、陸域の生物を思い浮かべるでしょうが、海洋でも、陸域と同じように二酸化炭素が生物により吸収されています。最大の吸収源は沿岸浅海域(えんがんせんかいいき)に広がるマングローブ林や塩性湿地、海草藻場(うみくさもば)で、ここで光合成により吸収された二酸化炭素は、有機炭素として生物の体内を経て、海底に長期にわたって貯留されます。ワカメも二酸化炭素の除去に役立っています。
今日の給食は「豆腐ハンバーグ」です。豆腐ハンバーグには木綿豆腐、鶏ひき肉、シイタケ、長ネギ、卵などが使われ、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類をバランスよく摂ることができ、特にたんぱく質は20g程度摂ることができます。幼稚園の特製ソースをかけて美味しくいただきました。子どもたちは幼稚園の特製ソースが大好きで、キレイにソースも味わっていました。
今日の給食の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、チーズはんぺんフライ、春雨のナムルサラダ、牛乳」でしたが、第二ひかり幼稚園の年長児(月組)の子どもたちはクラスごとに園庭で栽培し収穫した茄子、オクラ、ピーマン、トマト、ジャガイモなどをたくさん用いて「夏野菜カレー」を作りました。クラスごとに味が異なり、それぞれ美味しく出来上がりました。子どもたちの食べ込みが良くて、用意したご飯が足りなくなって、給食室で追加していました。自分たちが育てた野菜を自分たちで美味しく調理して作ったカレーを満足そうにたくさん食べていました。
ひかり幼稚園は誕生会メニューの「イカ焼きそば、バターロール、牛乳、ブロッコリーのツナ昆布和え、デザート(シークワーサーゼリー)」をいただき、第二ひかり幼稚園では「鰆(さわら)の西京焼き」の献立を頂きました。サワラは鰆と書くため、旬は春と思われがちですが、実は一概には言えません。関西では産卵のために瀬戸内海に集まったサワラがまとまって水揚げされる為、春が旬とされてきました。逆に関東で旬といわれる時期は冬で、「寒鰆」と呼ばれ、春のサワラとは別の魚種と感じるくらい脂乗りが良く異なる味わいとなっています。今日は定番の「西京焼き」で美味しくいただきました。
今日の献立は「切り干し大根の煮もの」です。幼稚園の給食に「切り干し大根」は頻回に登場します。とても栄養価が高く、育ち盛りの子どもたちに効果的な食材です。大根を細切りにして乾燥させたのが「切り干し大根」。乾燥させることで甘みが増し、うま味と栄養価が凝縮します。食物繊維が多く含まれ、保存にも優れた切り干し大根。皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。一方、同じ重量の切り干し大根の栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より多く含まれていることがわかります。
今日の給食はみんなの大好きな「マーボー豆腐」です。さて、麻婆豆腐が生まれたのは、およそ100年前の清王朝末期のこと。四川省の都・成都に住んでいたチャオチャオという顔にあばた(天然痘が治った後に、顔に残ったくぼみのようなもの)がある女性が生み出しました。17歳で結婚したチャオチャオは、豆腐屋と羊肉屋と共に並ぶ3軒続きの長屋に夫と暮らしていましたが、夫は結婚して10年後に急死します。若くして未亡人となり、以降も独身を貫いたチャオチャオ。彼女が生活の糧として選んだのは料理でした。チャオチャオの住まいの両隣にはそれぞれ豆腐屋と羊肉屋が並んでいて、そこから食材を調達していたので、豆腐と羊肉を使った料理を考案しました。その料理こそが「麻婆豆腐」です。チャオチャオ自身は当初「羊肉料理」と名付けていたそうですが、彼女が亡くなってからは名前に変化が。「あばた」という意味をもつ「麻」の字と、「妻」や「身持ちの固いおばさん」という意味をもつ「婆」の字を合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。
今日は第二ひかり幼稚園では「8・9月誕生会」です。そして献立は子どもたちが大好きな「イカ焼きそば」です。ムラサキイカ野菜がたくさん入った「イカ焼きそば」には優れた栄養があります。イカにはタウリンが豊富に含まれています。このタウリン、栄養ドリンクなどでおなじみの栄養素で、タウリンには、肝臓の機能を向上させる効能や血圧、コレステロール値の上昇を抑える効能があります。イカの栄養で特徴的なのが、タンパク質が多く、脂質が少ない点で、特に、イカ類の中でもコウイカやスルメイカは脂質が低くなっています。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、爪などのカラダを作る主成分となる栄養です。また、イカにはコラーゲンも豊富に含まれ、コラーゲンには美肌効果が期待できます。私たちの肌は、約70%がコラーゲンで形成されており、コラーゲンが肌の内側から支えることで肌の弾力や潤いを保ちます。そして、イカにはビタミンB12が豊富に含まれ、ビタミンB12は赤血球を作り、血液を増やす栄養で貧血(巨赤芽球貧血)を予防する効能があります。参加した誕生児の保護者の方と一緒に美味しく楽しくいただきました。
今日の献立には、「なめこ汁」です。なめこは、不溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンをはじめ、食物繊維が豊富で、食物繊維はゆっくりと腸内を進み、腸壁にこびりついた老廃物などを排出します。便秘予防の効果もあり、腸内環境を整えることは健康維持の第一歩です。なめこのヌメヌメには、食物繊維が多く含まれ、胃や腸の中で水分を吸い込んで大きく膨らむため、腹持ちがよくなります。また、脂肪を燃焼し、糖質の代謝をアップするビタミンB群も豊富で、カリウムはむくみを解消し、ナイアシンも脂質の代謝をサポートします。カリウムは同じミネラルであるナトリウムを体外へ排出する作用があり、塩分のとり過ぎが原因となる高血圧の予防として効果が期待されています。そして、カリウムを多く摂取することで、脳卒中のリスクが低下することも分かっています。なめこには「コンドロイチン」という栄養素が含まれていて、コンドロイチンは、肌に潤いを与えアンチエイジングにも効果が期待できます。さらに、なめこに含まれる「トレハロース」という栄養成分も注目されています。トレハロースは、多くの化粧品にも使用されている自然界の糖で、高い保湿力で肌の乾燥を防いでくれます。β-グルカンは、きのこ類に多く含まれる不溶性食物繊維の一種で、β-グルカンは、免疫機能の中枢である「マクロファージ」「キラー細胞」を活性化し、免疫力の増強によって、がんの増殖を抑えたり、生活習慣病予防効果が期待できます。