│令和5年度│9月│8月│7月│6月│5月│4月│
第二ひかり幼稚園では本日「8月誕生会」を行い、誕生会メニューの給食をいただきました。今月の誕生会メニューは「五目寿司、湯葉の味噌、ささみカツフライ、ほう
れん草のナムルサラダ、桃ゼリー」です。「五目寿司」が「美味しい」と保護者から好評で、ささみカツフライも柔らかくで食べやすく、桃ゼリーも美味しく楽しくいただきました。
ひかり幼稚園では本日「8月誕生会」を行いました。今月の誕生会メニューは「五目寿司、湯葉の味噌、ささみカツフライ、ほうれん草のナムルサラダ、桃ゼリー」で
す。湯葉の味噌汁は優しい味で美味しく栄養もたっぷり、鶏のささみは柔らかく食べやすく、成長期に大切な栄養が豊富に含まれています。参加した保護者の方から「美味しくいただきました。」とお礼を言われ嬉しく思います。
今日は子どもたちが大好きな「イカ焼きそば」です。ムラサキイカ野菜がたくさん入った「イカ焼きそば」には優れた栄養があります。イカにはタウリンが豊富に含まれています。このタウリン、栄養ドリンクなどでおなじみの栄養素で、タウリンには、肝臓の機能を向上させる効能や血圧、コレステロール値の上昇を抑える効能があります。イカの栄養で特徴的なのが、タンパク質が多く、脂質が少ない点で、特に、イカ類の中でもコウイカやスルメイカは脂質が低くなっています。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、爪などのカラダを作る主成分となる栄養です。また、イカにはコラーゲンも豊富に含まれ、コラーゲンには美肌効果が期待できます。私たちの肌は、約70%がコラーゲンで形成されており、コラーゲンが肌の内側から支えることで肌の弾力や潤いを保ちます。そして、イカにはビタミンB12が豊富に含まれ、ビタミンB12は赤血球を作り、血液を増やす栄養で貧血(巨赤芽球貧血)を予防する効能があります。
今日は「始業式」、夏休みが終わりみんな揃って給食いただきました。今日の献立は、「ご飯、豚汁、ハンバーグ、お豆のサラダ」です。「お豆のサラダ」には豊かな栄養があります。の適正化に役立ちます。豆は、ビタミンB1を始めとするビタミンB群の供給源となって、3大栄養素からのエネルギー産生やこれらのスムーズな分解・合成に関与し、健康維持に役立ち、体の様々な調節機能を十全に発揮させるために必要な種々のミネラルを広範に含み、これらの包括的な供給源となります。特に不足しがちなカルシウムの重要な供給源となり、鉄、カリウム、亜鉛も豊富に含み、これらの効率的な供給源となります。豆は、様々な食品の中で最も多く食物繊維を含む食品の一つであり、その最も効率的な供給源となります。
今日のお味噌汁の具は「里芋(さといも)」です。里芋には、カリウムという栄養が含まれ、体内の水分量を適切に保つために重要な働きを持つ栄養で、過剰なナトリムの排泄に効果があります。そのため、カリウムを摂ると、むくみや高血圧の予防・改善が見られます。さらに、筋肉の収縮を正常に保つ作用もあることでも知られています。里芋には、ミネラルの一種である銅という栄養が多めに含まれていて、銅は、エネルギー代謝に必要な多くの酵素の原料として使われることが特徴で、骨や皮膚、また血管壁を健康に保ち、美肌に欠かせないコラーゲンの生成効果もある欠かせない栄養です。里芋に含まれるモリブデンにも注目です。里芋に含まれているモリブデンは、肝臓に貯蔵されている鉄分の利用を促す栄養で、造血作用があるため貧血の予防に効果があります。また、食道ガンの予防にも効果があるとされ、その研究に期待が高まっている栄養です。里芋には炭水化物も含まれ、体内でブドウ糖に変化し、不足すると集中力が欠如し、疲れやすいなどの症状を防ぐ効果があります。そのため、私たちが活動する上で欠かせない栄養なので、しっかり摂取する必要があります。
今日の献立は、「ご飯、味噌汁、ハムカツ、和風サラダ、牛乳」です。ハムカツ1枚(約61g)には、19.1gの脂質が含まれ、脂質は、エネルギー源として欠かせない栄養素です。脂溶性ビタミンの吸収を促す役割も担っています。不足すると、エネルギー不足で疲れやすくなることも。ハムカツ1枚(約61g)には、10.2gのたんぱく質が含まれ、たんぱく質は、血液や筋肉などのもととなり、体を作るために欠かせない栄養素です。代謝をサポートする酵素の原料にもなります。不足すると、筋力の低下が生じやすくなります。また、脂質や糖質と並び、エネルギー源となる三大栄養素のひとつです。そして、ハムカツ1枚(61g)には、0.31mgのビタミンB1が含まれていて、ビタミンB1は、水溶性ビタミンのひとつです。糖質をエネルギーに変えるのを助けます。不足すると、食欲不振や疲れ、だるさなどが生じます。成長期の子どもたちには効果的な食品です。
今日は「フーチャンプルー」です。フーチャンプルーはゴーヤチャンプルーと名前が似ているが、違う食べ物で、チャンプルーは沖縄の言葉で「ごちゃ混ぜにした」というような意味、いろいろな食材を混ぜて炒めた料理のことを指しています。ゴーヤチャンプルーはゴーヤを主役に、豆腐や豚肉、卵などを炒めた料理。一方でフーチャンプルーはゴーヤではなく車麩をメインに使った炒め料理です。車麩は沖縄ではメジャーな食材で、炒め物などの料理によく使われ、大きな輪の形をした車麩は見ためにもインパクトがあり、食べごたえもあってとても美味しいく、高タンパクで低脂質なので、肉の代わりとして食べている人も多いそうです。麩の栄養はすごく、高タンパク質で低脂質、ナトリウムが豊富、カルシウムが豊富、鉄や亜鉛そしてミネラル分が凝縮されているスーパーフードです。
今日は「イワシのゴマ味噌煮」です。イワシの体にはたくさんの栄養素がギュッと詰まっており、私たちの健康促進にぴったりの食材です。イワシには、体内の赤血球を作るために必要な鉄が多く含まれ、鉄分を摂ることで、貧血になるリスクや集中力の低下を防ぐことができます。また、EPAは、アレルギー疾患や動脈硬化の予防と改善に効果がある栄養素で、体内で作れない栄養素なので、食品やサプリメントから摂取する必要があり、魚介類のなかでも新鮮なものや、旬のものに多く含まれています。DHAは高血圧や皮膚炎の予防改善だけでなく、記憶力の向上にも効果があると言われ、こちらも体内では生成できない栄養素のため、食品から摂取する必要があり、イワシには豊富に含まれています。イワシをはじめ、牡蠣・サバ・マグロなどの魚介類に含まれているタウリンは、胆汁を生成するときに体内のコレステロールを消費するため、コレステロール値を正常化させる働きがあり、アルコールの分解で負荷がかかる肝臓を守り、再生させる役割も果たしています。二日酔いのもとでもあるアセトアルデヒドの分解もできるため、お酒好きやお酒に弱い方にもおすすめの栄養素です。ペプチドは、魚由来のイワシペプチドや魚肉ペプチド、大豆由来の大豆ペプチドなど、様々な種類があり、イワシが含んでいるペプチドには、血圧の安定化やアンチエイジングに効果があります。三大栄養素のひとつ、たんぱく質は、日々のエネルギー源としてはもちろん、体重の約5分の1を占め、体を作るために必要不可欠な栄養素です。たんぱく質の材料のなかには体内で作れないものもあるため、私たちは毎日食品からたんぱく質を摂取しなければなりません。イワシは100gあたり24.6gのたんぱく質を含んでいます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれているイメージがあるカルシウム。カルシウムには、骨を強くする働きがあり、体内のカルシウムの99%は骨と歯にあって、残りの1%は血液中や細胞に含まれています。血液中のカルシウムが不足すると骨から溶け出して補強するのですが、放っておくと骨がもろくなり、骨粗しょう症のリスクが高まります。
今日は「筑前煮」です。筑前煮は野菜と肉とを煮合わせたもので、福岡県の筑前地方の日常料理であったところから筑前煮の名がつき、当地では「がめ煮」の名もあります。鶏肉や、川魚ではコイ、フナ、ナマズ、海魚ではコチ、ホウボウ、スズキなどが多く用いられ、野菜はサトイモ、キノコ、ニンジン、ゴボウなどで。材料は適当な大きさに切り、鍋(なべ)に食用油を注いでこれら材料を炒(いた)め、みりんと酒をひたひたに加え、煮立ったところでしょうゆを注ぎ、とろ火にして汁のなくなるまで煮つめます。一種の煮しめで、煮あげる直前に、彩りにサヤエンドウ、インゲンなどの青みを加えます。栄養たっぷりのおかずです。
今日の献立は、「ご飯、茄子と豆腐のおかず汁、チーズはんぺんフライ、胡麻和え、牛肉」です。この時期の茄子(なす)は美味しくて栄養も豊富です。ナスの主成分は水分と糖質が90%を占め、ナスにはあまり栄養がないと言われますが、それはほとんどが水分だからです。ただ水分が多いからと言って栄養がないというわけではなく、さまざまな効果効能を持つ栄養成分が含まれています。ナスの皮は色鮮やかな紫色をしていますが、この紫色はナスニンと言われる栄養成分によるものです。ナスニンの元になっている栄養成分がアントシアニンで、ブルーベリーでよく知られるポリフェノールの一種で、アントシアニンは紫外線やウィルスなどの外敵から保護する成分で、有害物質からの攻撃を防ぐ働きをし、強い抗酸化力があり、視覚機能の改善、眼病予防、メタボ予防などの嬉しい効果がたくさんあります。アントシアニンは血液サラサラ効果もあり、動脈硬化や高血圧予防など生活習慣病の改善にも役立ちます。ナスの栄養成分にはカリウムも豊富に含まれ、体内の余分な水分や塩分などの老廃物の排出を促し、体液のバランスを整える効果があります。カリウムが不足すると身体が水分を貯めこみ、顔や足がむくむ原因にもなるため適度に摂取する必要があります。また、鉄分は血液中で赤血球のヘモグロビンとして体のすみずみまで酸素を運び、健康を保つ効果があります。鉄分が不足すると身体が酸欠状態になり、めまいや息切れ、脱力感などの貧血症状を引き起こすこともあり、大変危険です。ナスの栄養成分には食物繊維も含まれ、腸内環境を整える水溶性食物繊維と、お通じを整えてくれる不溶性食物繊維の2種類あるのですが、うれしいことにナスにはその両方が含まれています。食物繊維を適度に摂取することでお肌を健やかに保つ効果があるので、美肌にもつながると言われています。
今日の献立は、「焼きそば、ミニおにぎり、甘夏フレッシュ、麦茶」です。麦茶は美味しいだけでなくて様々な効能もあります。ミネラル麦茶という商品名の麦茶があるためミネラルたっぷりというイメージを持つ方が多いですが、様々な栄養素が入っていて、とても体にやさしい効能と美容効果もあります。麦茶の主な栄養成分は、麦茶独特の香ばしい香りの正体でもアルキルピラジン。このアルキルピラジンという成分は、麦茶の原材料となっている大麦を焙煎することによって生まれ、アルキルピラジンの香りは癒し効果も期待できます。最近よく目にするGABAという成分。このGABAは、気持ちを落ち着かせ、ストレスを軽減させる働きがある栄養成分で、コレステロールや中性脂肪を下げる効果もあり、血圧を正常に保つ効果もあるので高血圧の方にはおすすめ栄養成分です。そして、日常にもよく登場するおなじみの栄養成分カリウムも麦茶には含まれ、カリウムとはミネラルの一種で、体内のナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、むくみや高血圧の予防などに効果的です。最後に、大麦に多く含まれるp-クマル酸という成分。この成分は発ガン性物質を抑制することで知られています。p-クマル酸には虫歯を予防する効果もあり、虫歯のもととなっている菌の生成を妨げる効能があります。
今日は「ブロッコリーのサラダ」が供されます。ブロッコリーの栄養価は最強です。ブロッコリーには、さまざまな栄養素が含まれ、βカロテンは抗酸化作用があり、体内ではビタミンAとしてはたらく栄養素で、ビタミンAは目の健康と深い関わりがあり、目の疲れを感じている方は、ブロッコリーを食べることで改善する可能性があります。また、血中の悪玉コレステロール値を下げる効果も期待できます。βカロテンは肌の老化予防や美容と健康に深い関わりがあります。ビタミンCは肌の健康を保つコラーゲンを生成するのに必須な栄養素で、皮膚の他にも粘膜の健康維持にも関わっているので不足していると口内炎などの症状が出ます。この他にも抗酸化作用があるので、動脈硬化や悪性腫瘍、老化や動脈硬化の予防が期待できます。ブロッコリーには食物繊維が比較的多く含まれ、食物繊維の中でも不溶性食物繊維の量が多いです。不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収して膨張し、腸内をきれいにしてくれます。ブロッコリーにはカリウムが多く含まれ、カリウムを摂取することで、体内にあるナトリウムを排出してくれます。つまり、摂りすぎた塩分を体外に出してくれるということです。ビタミンKは骨や血液の健康に大きく関わっていて、肝臓で血液凝固因子であるプロトロンビンが生成される際に補酵素としてはたらきます。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、この他にも骨の形成を促す作用があるので、骨を丈夫にするはたらきがあります。スルフォラファンは植物に含まれる天然の化学物質の一種で、抗酸化作用や解毒作用が期待できます。スルフォラファンの効果で生成を促される酵素は非常に多くあると言われ、体内のあらゆる臓器で活躍が期待されているのです。身体はあらゆる組織で酸化を繰り返しており、酸化が進むと老化が進みます。
抗酸化作用や解毒作用のあるスルフォラファンは、身体の若々しさの維持につながります。
今日の給食は「冷やし中華」です。冷やし中華の発祥については諸説ありますが、発祥とされる店で有力なのが二店あります。一つは東京都神田神保町の「揚子江菜館」、もう一つは宮城県仙台市錦町の「龍亭」です。今も現存する神田神保町の「揚子江菜館」では、冷やし中華の原型となる料理が第二次世界大戦後もしくは1933年ごろに初めて作られたとされています。その原型は、細切りに切った具を皿に放射状に盛り付ける既に現在のスタイルに似た形で、五色涼拌麺(五目冷やしそば)というメニューとして当時から現在でも提供されています。これは2代目オーナーの周子儀氏が、上海の料理である涼拌麺(もやしと細切りの肉を冷した麺に乗せた料理)と日本のざるそばからアイデアを思い付いたとされていて、この料理の一番の特徴である細切りの具を麺の上に盛り付けるスタイルは富士山とそこに積もる雪をイメージして作られたようです。そして「宮城県仙台市 龍亭」。仙台市の錦町にこちらも現存する龍亭では1937年ごろに冷やし中華の原型が作られたようで、龍亭が当時所属していた「仙台支那ソバ同業組合」の会合で、暑い夏に熱い料理が定番である中華料理をどう売り上げるかを考えました。そこで出来上がった冷たい中華麺を用いた料理は、「涼拌麺」として龍亭で売られました。こちらも五色涼拌麺と同じく中国の涼拌麺からヒントを得たとされますが、その盛り付けは現在の一般的な冷やし中華と異なり、キャベツ、キュウリ、ニンジン、叉焼、トマトを上に乗せた物で、タレは、醤油に酢を加えさっぱりとした味に仕上げた、現在のベースとなっています。この涼拌麺は一般的な当時のラーメンよりも二倍以上の価格だったのにも関わらず珍しさから人気を集めていきました。
今日の献立は、「ハヤシライス、牛乳、ミックスサラダ、果物(バナナ)」です。幼稚園特製の牛肉がたくさん入った「ハヤシライス」は教職員も子どもたちも大好きな献立です。みんな楽しくお腹いっぱいいただきました。今日も残量が少なく、食べ込みが良くて嬉しく思います。
今日は「鮭ご飯、味噌汁、ツナオムレツ、胡麻和え、牛乳」の献立です。オムレツにツナが入って、美味しくなり、また栄養価も上がります。台風の影響で天気が湿りがちですが、今日も美味しく楽しく給食をいただきました。
今日の給食はみんなの大好きな「スパゲッティナポリタン」です。台風が近づき天気も晴れ晴れとはしませんが、給食はエアコンの効いた涼しい教室で落ち着いていただきます。夏休み中の保育も安定して行われています。
今日の献立は、「ワカメご飯、もずくと卵のスープ、肉じゃが、おかか和え、牛乳」です。モズクと卵のスープは美味しくて栄養も豊富です。もずくは低カロリーなので、栄養価も低いように思われがちです。しかし、食物繊維が豊富でミネラルも含まれ、もずくは健康効果の高い食品なのです。食物繊維は、体内で消化されずに大腸まで運ばれる成分で、腸の中でさまざまな働きをし、便秘や動脈硬化、心臓疾患などの予防にも役立ちます。さらに、もずくのぬめり成分には水溶性食物繊維の一種であるフコイダンが豊富で、その含有量は藻類の中でもトップです。そしてフコイダンには余分なナトリウムやコレステロールを排出して、血圧や血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、さまざまな健康効果が期待されています。また、もずくには、丈夫な骨をつくるカルシウムやマグネシウムが含まれ、この2つの栄養素は、互いに干渉しながら私たちの体の中でさまざまな働きをするので、バランスが重要だと考えられています。もずくは、カルシウムとマグネシウムのバランスがよいという点でも、オススメの食品です。
今日は「鯖の味噌煮」です。鯖にはオメガ3脂肪酸が豊富に含有し、鯖に含まれるオメガ3脂肪酸の含有量はあらゆる食べ物の中でもNo.1と言ってもいいくらい含まれています。オメガ3脂肪酸は病気の予防など健康面で非常にメリットのある栄養成分なので、鯖を食べてオメガ3脂肪酸を摂るようにしましょう。そして、鯖にはビタミンB12が沢山含まれ、ビタミンB12は私たちの身体の中で作ることはできないので、食事から摂取する必要があります。ビタミンB12は血液を造ってくれたり、DNAの合成に必要な栄養成分なので、鯖を食べて身体に摂り入れるようにしましょう。また、セレンという栄養成分が含有し、鯖に含まれるセレンの働きは、タンパク質を効率的に吸収できるようにサポートしてくれる役割があります。セレンは抗酸化作用のある栄養成分なので、病気の予防や老化予防などの美容効果もあります。鯖にはナイアシン(ビタミンB3)が含まれ、鯖に含有するナイアシン(ビタミンB3)は、肌や髪の毛を綺麗にしてくれる効果や二日酔いにも効果のある栄養成分です。
今日の献立は、「「豚丼、なめこ汁、ナムルサラダ、ヨーグルト」です。「豚丼」は美味しくて栄養たっぷり。「なめこ」にも豊かな栄養があります。なめこには、不溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンをはじめ、食物繊維が豊富で、食物繊維はゆっくりと腸内を進み、腸壁にこびりついた老廃物などを排出します。便秘予防の効果もあり、腸内環境を整えることは健康維持の第一歩です。なめこのヌメヌメには、食物繊維が多く含まれ、胃や腸の中で水分を吸い込んで大きく膨らむため、腹持ちがよくなります。また、脂肪を燃焼し、糖質の代謝をアップするビタミンB群も豊富で、カリウムはむくみを解消し、ナイアシンも脂質の代謝をサポートします。カリウムは同じミネラルであるナトリウムを体外へ排出する作用があり、塩分のとり過ぎが原因となる高血圧の予防として効果が期待されています。そして、カリウムを多く摂取することで、脳卒中のリスクが低下することも分かっています。なめこには「コンドロイチン」という栄養素が含まれていて、コンドロイチンは、肌に潤いを与えアンチエイジングにも効果が期待できます。さらに、なめこに含まれる「トレハロース」という栄養成分も注目されています。トレハロースは、多くの化粧品にも使用されている自然界の糖で、高い保湿力で肌の乾燥を防いでくれます。β-グルカンは、きのこ類に多く含まれる不溶性食物繊維の一種で、β-グルカンは、免疫機能の中枢である「マクロファージ」「キラー細胞」を活性化し、免疫力の増強によって、がんの増殖を抑えたり、生活習慣病予防効果が期待できます。
今日は「フーチャンプルー」です。フーチャンプルーはゴーヤチャンプルーと名前が似ているが、違う食べ物で、チャンプルーは沖縄の言葉で「ごちゃ混ぜにした」というような意味、いろいろな食材をごちゃ混ぜにして炒めた料理のことを指しています。ゴーヤチャンプルーはゴーヤを主役に、豆腐や豚肉、卵などを炒めた料理。一方でフーチャンプルーはゴーヤではなく車麩をメインに使った炒め料理です。車麩は沖縄ではメジャーな食材で、炒め物などの料理によく使われ、大きな輪の形をした車麩は見ためにもインパクトがあり、食べごたえもあってとても美味しいく、高タンパクで低脂質なので、肉の代わりとして食べている人も多いそうです。麩の栄養はすごく、高タンパク質で低脂質、ナトリウムが豊富、カルシウムが豊富、鉄や亜鉛そしてミネラル分が凝縮されているスーパーフードです。
今日は鶏肉と卵の「親子丼」です。鶏肉にも卵にも豊かな栄養がたくさん入っています。特に、生のままでも加熱しても食べられる「卵」は、幅広い料理に活躍する万能食材で、毎日の食事に取り入れやすい家計の味方でもあります。卵は、「完全栄養食」として注目を集めています。完全栄養食とは、ヒトが健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んでいる食品のことで、卵はその代表格といわれ、健康や美容への効果があらためて見直されています。卵は一時期高値が続きましたが、価格も下がってきて手ごろになってきましたので、家庭でも積極的に食べましょう。
今日の献立は、「ご飯、野菜スープ、チキンのオーブン焼き、ミックスサラダ、牛乳」です。野菜のスープには多種の野菜が入って、美味しいことはもちろん、栄養がたっぷりです。中でも、タマネギが美味しくスープの良い具材になっています。身近な野菜であるタマネギには、食物繊維やカリウムをはじめとする栄養素や、硫化アリルやケルセチン、オリゴ糖などの特有の栄養成分を含み、血液サラサラ、高血圧予防、腸活にもぴったりな野菜です。薬のような効果を期待するのは禁物ですが、健康づくりに野菜の摂取は欠かせません。タマネギを上手に活用するとよいでしょう。
今日の献立は、「チャーハン、タンメン、チーズはんぺんフライ、果物(パイナップル)」です。タンメンは実は日本の関東地方が発祥です。タンメンは、もやしやキャベツ、キクラゲなどたっぷりの野菜を豚肉と一緒に炒めて、塩味のスープと一緒に煮込んで、中華麺と共に盛り付けて作られる麺料理のことです。ちなみに、漢字の湯麺も「タンメン」と読みますが、タンメンと湯麺は同じではなく、湯麺とは、中華料理の中でも「スープに入った麺」の総称で、スープ入りの麺料理は全て「湯麺」です。「湯麺」と炒めた野菜に塩味のスープを加えた麺料理の「タンメン」とは、意味が異なるようです。
今日の献立は、「ご飯、しめじの味噌汁、肉じゃが、中華風サラダ、牛乳」です。煮物料理の代表的な一つである肉じゃが。肉じゃがは、ジャガイモやお肉だけでなく、にんじんや糸こんにゃくなど体に必要な栄養成分が入っているため健康に良い料理です。そして、腸内環境を綺麗にする食物繊維や神経を作るのに必須なDHA・皮膚の健康を維持するβ-カロテンが入っています。肉じゃがを食べると期待できる効果や効能は、血液サラサラ、便秘解消、風邪予防・免疫力アップ、美肌効果。肉じゃがに入っている野菜によって、期待できる効果は多く、女性・男性ともにメリットの多い効果なので、栄養バランスを考えた上で積極的にとっていきましょう。
年長児(月組)の子どもたちは無事に幼稚園におとまりが出来ました。朝食もお友だ
ちと一緒にいただきました。朝食のメニューは、ひかり幼稚園が「おにぎり(ゴマ塩
味・卵とおかかの3種ふりかけ)、ジャガイモをワカメの味噌汁、ウインナーソー
セージ、ブロッコリー、果物(バナナ)、麦茶」、第二ひかり幼稚園は「おにぎり
(鮭・ワカメ・おかか)、ポークビッツ、麦茶、果物(バナナ)」を美味しくいただ
きました。
今日は夏野菜を使った「夏野菜カレー」です。
旬の野菜をたくさん加えたカレーは、美味しくて栄養たっぷりです。子どもたちはカレーが大好きで、今日もたくさん食べてくれました。幼稚園は明日から夏休みに入りますが、夏休み中もしっかり食べて元気過ごしてください。
旬の野菜をたくさん加えたカレーは、美味しくて栄養たっぷりです。子どもたちはカレーが大好きで、今日もたくさん食べてくれました。幼稚園は明日から夏休みに入りますが、夏休み中もしっかり食べて元気過ごしてください。
今日の献立は、「鮭ご飯、ゆばの味噌汁、切り干し大根の煮付け、マカロニサラダ」です。「ゆばの味噌汁」ですが、原料の大豆は「畑の肉」と呼ばれているほど栄養価の高い食材で、良質な植物性たんぱく質やビタミンB群、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外の栄養素が含まれている栄養バランスに優れた食材で、ゆばには大豆の栄養がぎゅっと濃縮されているので、良質なたんぱく質やミネラル、大豆イソフラボンなどを効率的に摂取できます。
今日は子どもたちが大好きな「イカ焼きそば」です。ムラサキイカ野菜がたくさん入った「イカ焼きそば」には優れた栄養があります。イカにはタウリンが豊富に含まれています。このタウリン、栄養ドリンクなどでおなじみの栄養素で、タウリンには、肝臓の機能を向上させる効能や血圧、コレステロール値の上昇を抑える効能があります。イカの栄養で特徴的なのが、タンパク質が多く、脂質が少ない点で、特に、イカ類の中でもコウイカやスルメイカは脂質が低くなっています。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、爪などのカラダを作る主成分となる栄養です。また、イカにはコラーゲンも豊富に含まれ、コラーゲンには美肌効果が期待できます。私たちの肌は、約70%がコラーゲンで形成されており、コラーゲンが肌の内側から支えることで肌の弾力や潤いを保ちます。そして、イカにはビタミンB12が豊富に含まれ、ビタミンB12は赤血球を作り、血液を増やす栄養で貧血(巨赤芽球貧血)を予防する効能があります。
今日の献立は、「ハヤシライス、牛乳、和風サラダ、バナナ」です。「ハヤシライス」は子どもたちも教職員も大好きです。そして、「バナナ」は栄養がいっぱい。バナナにはさまざまな栄養が含まれていますが、特に豊富なのが糖質で、バナナ100gあたりには、糖質が21.4g含まれ、糖質は脳にとって重要なエネルギー源。糖質が不足すると脳へのエネルギー供給が滞り、思考力・集中力が低下するおそれがあります。また、バナナ100gあたりに、食物繊維が1.1g含まれ、バナナの不溶性食物繊維は、便の量を増やして腸の運動を促すため、便秘対策に役立ちます。そして、腸内の善玉菌を増やす作用があるオリゴ糖が多く含まれ、腸内環境が気になる方にぴったりの果物です。さらに、バナナ100gあたりには、セロトニンの材料となるトリプトファンが10mg含まれています。セロトニンは人の精神面に関わるホルモンで、ストレスを感じると分泌量が増え、自律神経を整えてくれます。加えて、トリプトファンのほか、セロトニンの合成に必要なビタミンB6や炭水化物も豊富で、ストレス対策にぴったりです。バナナ100gあたりには、ビタミンCが16mg含まれ、ビタミンCはコラーゲンの合成に関わるほか、メラニン色素の生成を抑える作用があり、日焼け対策に役立ちます。ビタミンCは抗酸化作用があり、シミの原因となる活性酸素から身体を守ってくれます。バナナ100gあたりには、カリウムが360mg含まれ、カリウムはナトリウムとともにはたらき、細胞内の水分を調整する作用があるミネラルで、むくみの原因になるナトリウムの排泄を促す作用があります。
今日の献立は、「菜飯ごはん、カレーうどん、ハムカツ、おかか和え」です。菜飯は、刻んだ青菜をお米に混ぜ込んで炊いたご飯ですが、豊かな栄養がたくさん入っています。青菜の主材料の大根の葉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル、βカロテン、ビタミンK,C、葉酸などのビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜で、中でもカルシウムは小松菜が100gあたり170mgに対して大根葉は260mgととても豊富で、カルシウムが豊富に含まれている印象の強い牛乳の110mgより多く含まれています。鉄もほうれん草の2.0mgよりも多く含まれていて3.1mgになっていて、鉄の吸収を高める効果のあることで一緒に取りたいビタミンCが53mg含まれているので、効率よく鉄が吸収されることになります。
今日は煮魚の「カレイ」です。カレイは、その独特の形状と、淡泊でありながらも繊細な味わいが特徴の魚種で、見た目や風味だけでなく、カレイには体に良いとされる様々な栄養素が豊富に含まれています。まず、カレイは優れたたんぱく質源です。100gあたり約16gのたんぱく質を含んでおり、これは牛肉や鶏肉と比較しても十分な量で、魚のたんぱく質は消化吸収が良いと言われていますので、日々のたんぱく質摂取源として最適です。次に、カレイにはビタミンDが豊富に含まれ、ビタミンDは骨を丈夫にし、免疫力を強化することが知られています。カレイ100gあたりで約8.5のビタミンDを摂取することができ、これは一日に必要なビタミンD摂取量の約85%に当たります。さらに、カレイは良質な脂質も含んでいます。この脂質には不飽和脂肪酸が含まれており、特にDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。これらは心臓病の予防や脳の機能向上に役立つとされています。
今日の献立は、「ご飯、ワカメの味噌汁、マーボー豆腐、ごぼうサラダ、牛乳」です。ごぼうには、ビタミンB群やビタミンEなどがある程度含まれていますが、一番よく知られている栄養として食物繊維があり、ミネラルも比較的豊富で、ごぼうの食物繊維は、水分を大量に吸収して、便を軟らかくし便通を良くする栄養成分です。アミノ酸の一種であるアルギニンという栄養が含まれ、血管を拡張させて血流量を増加するという効能があり、これが疲れやすい体質の改善や、EDのお悩みに効果的です。ごぼうに含まれるイヌリンは、でんぷんやオリゴ糖と同じ多糖類で、糖質なので甘味があり、甘味料としても用いられています。イヌリンは人間の持っている酵素では消化吸収できない栄養で、消化吸収できないため、イヌリンを摂取してもカロリーにはなりません。ごぼうにはポリフェノールも豊富に含まれ、強い抗酸化作用があり、酸化力の強い活性酸素を抑制することで、体内の酸化、老化を抑制する効果があります。
本日、ひかり幼稚園では「7月誕生会」を開催いたしました。誕生会の特別メニューは「ヒジキご飯、魚めん汁、星のコロッケ、胡麻和え、七夕デザート」です。「ヒジキご飯」は好評で「美味しくいただきました」との賛辞を頂き感謝申し上げます。また、魚のすり身を使っためんの「魚めん汁」も高評価で、子どもたちの食べ込みもよく嬉しく思います。
今日の献立は、「ご飯、モズクと卵のスープ、厚揚げのそぼろ煮、お豆のサラダ、牛乳」です。「厚揚げのそぼろ煮」は、栄養たっぷりで美味しく子どもたちから好評です。そして「お豆のサラダ」には豊かな栄養があります。の適正化に役立ちます。豆は、ビタミンB1を始めとするビタミンB群の供給源となって、3大栄養素からのエネルギー産生やこれらのスムーズな分解・合成に関与し、健康維持に役立ち、体の様々な調節機能を十全に発揮させるために必要な種々のミネラルを広範に含み、これらの包括的な供給源となります。特に不足しがちなカルシウムの重要な供給源となり、鉄、カリウム、亜鉛も豊富に含み、これらの効率的な供給源となります。豆は、様々な食品の中で最も多く食物繊維を含む食品の一つであり、その最も効率的な供給源となります。
今日は「イワシのゴマ味噌煮」です。イワシの体にはたくさんの栄養素がギュッと詰まっており、私たちの健康促進にぴったりの食材です。イワシには、体内の赤血球を作るために必要な鉄が多く含まれ、鉄分を摂ることで、貧血になるリスクや集中力の低下を防ぐことができます。また、EPAは、アレルギー疾患や動脈硬化の予防と改善に効果がある栄養素で、体内で作れない栄養素なので、食品やサプリメントから摂取する必要があり、魚介類のなかでも新鮮なものや、旬のものに多く含まれています。DHAは高血圧や皮膚炎の予防改善だけでなく、記憶力の向上にも効果があると言われ、こちらも体内では生成できない栄養素のため、食品から摂取する必要があり、イワシには豊富に含まれています。イワシをはじめ、牡蠣・サバ・マグロなどの魚介類に含まれているタウリンは、胆汁を生成するときに体内のコレステロールを消費するため、コレステロール値を正常化させる働きがあり、アルコールの分解で負荷がかかる肝臓を守り、再生させる役割も果たしています。二日酔いのもとでもあるアセトアルデヒドの分解もできるため、お酒好きやお酒に弱い方にもおすすめの栄養素です。ペプチドは、魚由来のイワシペプチドや魚肉ペプチド、大豆由来の大豆ペプチドなど、様々な種類があり、イワシが含んでいるペプチドには、血圧の安定化やアンチエイジングに効果があります。三大栄養素のひとつ、たんぱく質は、日々のエネルギー源としてはもちろん、体重の約5分の1を占め、体を作るために必要不可欠な栄養素です。たんぱく質の材料のなかには体内で作れないものもあるため、私たちは毎日食品からたんぱく質を摂取しなければなりません。イワシは100gあたり24.6gのたんぱく質を含んでいます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれているイメージがあるカルシウム。カルシウムには、骨を強くする働きがあり、体内のカルシウムの99%は骨と歯にあって、残りの1%は血液中や細胞に含まれています。血液中のカルシウムが不足すると骨から溶け出して補強するのですが、放っておくと骨がもろくなり、骨粗しょう症のリスクが高まります。
今日は「ツナスパゲッティ」です。「ツナスパゲッティ」は美味しくてとても好評です。ツナ(まぐろ)は美味しくて栄養価も高い食材です。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2,ビタミンB6,ビタミンB12,ナイアシン、葉酸、パントテン酸)、ビタミンD,ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、DHA (ドコサヘキサエン酸)、EPA (エイコサペンタエン酸)などの栄養が含まれていて、「免疫力アップ」「疲労回復」「高血圧の予防」「貧血の予防」「目の健康維持」「骨や歯の健康維持」「精神の安定」「老化防止」「美肌効果」などの健康効果があります。
今日の献立は、「キーマカレー、牛乳、ミックスサラダ、さくらんぼゼリー」です。この時期はさくらんぼが美味しい頃です。さくらんぼの栄養は炭水化物と葉酸が多いのが特徴で、次いでカリウムやビタミンEを含みます。含有量は少ないですが、これら以外のミネラルやビタミン類も含まれています。栄養や効能とともに気になるのが、カロリーと糖質で、炭水化物を含みますがどちらも低い水準です。さくらんぼはアメリカンチェリーに比べると少ないですが、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも含み、目の健康を維持する効能が期待されています。また、カリウムを比較的、多く含む果物でカリウムの効能は高血圧や動脈硬化の予防に効果的。体内の過剰なナトリウムを汗や尿とともに、排出する働きがあります。そして、利尿作用のあるアスパラギン酸も含み、顔や足のむくみの解消にも効果を発揮します。利尿作用を促す働きは、慢性腎臓炎を抑える効能もあります。その他、鉄分や葉酸、銅などのミネラルやビタミンも含まれ、便秘の解消や虫歯予防などの効能があるソルビトールという糖アルコールの一種が含まれています。
今日は「レンコンのサラダ」です。レンコンにはビタミンCや食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれています。れんこんに含まれる食物繊維は主に不溶性といわれるもので、便の材料となり、便秘の対策に役立ちます。また食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれる働きもあります。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。また抗酸化作用があり、がん、老化、免疫機能低下の原因となる活性酸素を取り除く働きがあります。カリウムも含み、ナトリウムを排出する働きがあり、塩分を摂りすぎたときの調整に役立ち、塩分の摂りすぎが原因となる高血圧の予防や、むくみの対策に取り入れたい栄養素です。ポリフェノールも含まれていて、ポリフェノールもビタミンCと同様に、抗酸化作用があります。
今日は「筑前煮」です。筑前煮は野菜と肉とを煮合わせたもので、福岡県の筑前地方の日常料理であったところから筑前煮の名がつき、当地では「がめ煮」の名もあります。鶏肉や、川魚ではコイ、フナ、ナマズ、海魚ではコチ、ホウボウ、スズキなどが多く用いられ、野菜はサトイモ、キノコ、ニンジン、ゴボウなどで。材料は適当な大きさに切り、鍋(なべ)に食用油を注いでこれら材料を炒(いた)め、みりんと酒をひたひたに加え、煮立ったところでしょうゆを注ぎ、とろ火にして汁のなくなるまで煮つめます。一種の煮しめで、煮あげる直前に、彩りにサヤエンドウ、インゲンなどの青みを加えます。栄養たっぷりのおかずです。
今日は「鶏ささみカツフライ」です。鶏のささみには成長期に必要な栄養が含まれています。ささみは、たんぱく質が豊富に含まれ、たんぱく質は筋肉や骨、内臓、皮膚など体のあらゆる部分を作る材料となり、私たちの身体に欠かせない栄養素です。また、ビタミンの栄養価も高い食材で、ビタミンB6やビタミンKが特に多く含まれ、ほかにもナイアシンやパントテン酸、葉酸などのビタミンも含まれています。成長期の子どもたちには必要な栄養素が多く含まれています。
今日の献立は、「ご飯、切り干し大根の味噌汁、炒り豆腐、マカロニサラダ、型抜きチーズ」です。幼稚園の「炒り豆腐」は優しい味わいで子どもたちから好評です。豆腐には、主要な栄養素であるタンパク質や脂質の他にも、体に良い機能性成分を多く含んでいます。豆腐に豊富に含まれるたんぱく質は、コレステロールの低下や血圧上昇の抑制を期待できる成分で、脂質に多く含まれているリノール酸もコレステロールに働ける効果があり、善玉コレステロールを増やす作用を期待できます。高血圧やコレステロール値の異常などの改善に効果的で、それらが原因になる動脈硬化を防ぎ、脳出血や心筋梗塞などを予防できるのが魅力です。不飽和脂肪酸で構成された成分のレシチンは、血管に付着したコレステロールを溶かしたり、付着を予防したりする働きがあり、動脈硬化の予防に効果を期待できます。大豆に含まれるβコングリシニンには内臓脂肪を減少させる効果があり、レシチンとともに体内に働きかけ、肝臓に脂肪が多くなる脂肪肝の予防にもつながります。レシチンにはコリンという成分も含まれていて、2つの成分によって脳を活性化する役割を果たし、神経細胞の材料になるレシチン、レシチンから分解され情報伝達物質に変化するコリンによって、記憶力や集中力を高めるのが特徴です。サポニンは、豆腐の食感や風味の要因となる成分で、様々な効果が発見されており、脂肪蓄積の予防、便通の改善、血栓の予防など、成人病や老化などを防ぐ栄養として注目されています。大豆に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすると言われ、女性ホルモンの減少が原因のひとつと考えられる骨粗しょう症や更年期障害などの予防につながり、乳がんや前立腺がん、胃がんの予防にも効果的と考えられ、日本人が欧米人よりもこれらの発症が少ないのは豆腐を多く食べるからと指摘されるほどです。豆腐に甘みを感じるのは、オリゴ糖を多く含んでいるからで、腸内の悪玉菌の増殖を抑えたり、免疫力を向上したりするビフィズス菌の栄養源になり、体内のビフィズス菌を増やすことができます。腸の動きの活性化、発がん物質の分解などの働きがあるので、便通改善やがんの予防に効果的でしょう。カルシウムは、骨や歯などをつくる栄養です。イライラしやすいとカルシウム不足というように、気持ちをコントロールする上でも重要と考えられています。豆腐にはカルシウムが多く含まれているだけではなく、吸収しにくいカルシウムを他の食材と組み合わせて摂取しやすいのが魅力。様々な食材と調理できるので、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDを含むものと一緒に食べやすいです。成人病の予防などに関する栄養が多かったですが、豆腐に含まれる豊富なビタミンは美容に効果的で、肌の調子を整えるビタミンE、皮膚や粘膜に働きかけるビタミンBなど、美しい肌を体内からサポートしてくれます。
毎月の誕生会では「誕生会メニュー」の給食も楽しみです。今月は「鶏ごぼうご飯、湯葉の味噌汁、鰤(ぶり)のフライ、胡麻ネーズ和え、アセロラゼリー」の給食で、参加した保護者の方と美味しく楽しくいただきました。特に、「鶏ごぼうご飯」は好評で、初めて参加した保護者から「美味しい」との賛辞をたくさん頂きました。また、「鰤のフライ」も高評価でした。
今日は煮魚の「カレイ」が供されました。カレイは、その独特の形状と、淡泊でありながらも繊細な味わいが特徴の魚種です。見た目や風味だけでなく、カレイには体に良いとされる様々な栄養素が豊富に含まれています。まず、カレイは優れたたんぱく質源です。100gあたり約16gのたんぱく質を含んでおり、これは牛肉や鶏肉と比較しても十分な量で、魚のたんぱく質は消化吸収が良いと言われていますので、日々のたんぱく質摂取源として最適です。次に、カレイにはビタミンDが豊富に含まれ、ビタミンDは骨を丈夫にし、免疫力を強化することが知られています。カレイ100gあたりで約8.5μgのビタミンDを摂取することができ、これは一日に必要なビタミンD摂取量の約85%に当たります。さらに、カレイは良質な脂質も含んでいます。この脂質には不飽和脂肪酸が含まれており、特にDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。これらは心臓病の予防や脳の機能向上に役立つとされています。
今日の献立は、「鮭ご飯、カレーうどん、唐揚げ、胡麻和え」です。今日は子どもたちの大好きな献立ですが、特に「鶏唐揚げ」は大好評です。唐揚げの主な材料である鶏のもも肉には、タンパク質と脂質が豊富に含まれます。タンパク質は、アミノ酸から作られている栄養素です。人の体の中で作ることができないアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、全部で20種類あります。この20種類のバランスが良いものはタンパク質の中でも良質なタンパク質と呼ばれ、積極的に取り入れたい成分で、タンパク質を取り入れることで、筋肉が減少することを防げます。一方、タンパク質の不足によって筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝と呼ばれる何もしなくても消費できるエネルギーの量も減り、痩せにくくなるため注意が必要です。また、鶏肉に多く含まれるアミノ酸がつながったイミダゾールペプチドには、疲労回復効果や運動能力の向上、老化を予防する効果もあります。肌や骨に多く含まれるコラーゲンの材料は、アミノ酸で、必須アミノ酸をしっかり摂ることによって、体の中でコラーゲンの合成がしっかり行われます。コラーゲンは肌のハリを保つだけでなく、丈夫な骨を作るためにも欠かせない成分です。体内でコラーゲンが正常に作られることによって、骨粗しょう症も防ぐことに繋がります。
今日の献立は、「イカ焼きそば、フレンチドック、牛乳、豆乳のデザート」です。「豆乳」には豊かな栄養がたくさんあります。豆乳は、ビタミンEが豊富な食材。ビタミンEには血行促進作用があり、新陳代謝をサポートして、肌のターンオーバーを促すはたらきがあります。また、イソフラボンが含まれています。イソフラボンは肌を保湿する作用のほか、過剰なメラニンの生成を抑えるので、シミやソバカスの対策にも役立ちます。豆乳には、レシチンやサポニンといった成分が含まれ、レシチンは水と油を混ざり合わせる作用があり、血液中の余分なコレステロールを溶かすはたらき、サポニンは腸で吸収したブドウ糖と脂肪の合成を抑制するので、脂肪の蓄積を抑え、肥満の対策に役立ちます。豆乳には、大豆由来のオリゴ糖が含まれ、オリゴ糖は人の消化酵素ではほとんど分解されず、そのまま腸まで届く栄養素で、腸内で善玉菌であるビフィズス菌のエサとなって、増殖を助けます。豆乳に含まれるビタミンEは、毛細血管を広げて血行を促すはたらきがあります。血行が良くなると冷えの対策になるほか、筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡るため、肩こりにも役立ちます。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているのが特徴で、体内では、エストロゲンの過不足を補うはたらきがあります。
今日は具沢山で栄養いっぱいの「おかず汁」です。おかずのようにたくさんの野菜が入っていて、食べ応えもあります。そして成長に必要な豊富な栄養が含まれているのです。栄養も豊富でとても美味しく、子どもたちの食べ込みも良くてうれしく思います。
本日、ひかり幼稚園では「6月誕生会」を開催し、「鶏ごぼうご飯、湯葉の味噌汁、鰤のフライ、胡麻ネーズ和え、アセロラゼリー」の給食を美味しくいただきましたが、第二ひかり幼稚園では、「ご飯、里芋の味噌汁、ひじきと大豆の煮もの、お豆のサラダ、牛乳」の献立です。ひじきや大豆、野菜は成長期の園児にとって大切な栄養素を多く含んでいるのでたくさん食べてもらいたい食材です。ひじきは鹿の黒くて短いしっぽや角に似ているところから昔「鹿尾菜」「鹿角菜」と書かれ、ひじきにはカルシウムや鉄分、食物繊維がたっぷり含まれています。カルシウムは、昆布の2倍含まれ、骨を丈夫に、イライラをやわらげる効果があります。鉄は貧血に有効です。ひじきの鉄の吸収はよくないのですが、大豆や野菜と一緒に食べると、野菜のビタミンCが鉄の吸収を助けます。そして、大豆は中国で4000年から5000年前にすでに栽培されていたそうです。日本には、約2000年前の弥生時代に稲作と一緒に朝鮮半島からつたわったといわれ、大豆にはタンパク質が豊富に含まれ、また、大豆は米に不足する必須アミノ酸のリジンが多く、米には大豆に足りないメチオニンをふくんでいます。(ひかり幼稚園では、来週23日にこの献立が提供されます。)
今日の献立は、「胡麻パン、牛乳、スパゲッティミートソース、キャベツのマリネサラダ」です。スパゲッティミートソースはみんなから好評なメニューで、いつも食べ込みが良く嬉しく思います。そして、キャベツのマリネサラダも優しい味わいで美味しくて、栄養もたっぷり摂れます。キャベツの栄養成分では、 キャベツ(結球葉、生)可食部100g当たりのエネルギーは23kcalで、 主だった栄養成分として、キャベツ100g当たりビタミンCが41mg、ビタミンKが78μg、葉酸が78μg含まれています。 キャベツには、胃の粘膜の保護や再生を促進させる「ビタミンU」が含まれていることでも有名で、ビタミンUは、厳密にいうとビタミン類ではなく「ビタミンに似た働きをする成分」です。そして、キャベツから発見された成分であることから、通称「キャベジン」とも呼ばれています。
今日の献立は、「かき揚げ丼、コーンスープ、ナムルサラダ、果物(パイナップル)」です。コーンスープにはトウモロコシの豊かな栄養がたくさん入っています。とうもろこしの栄養で豊富なのが食物繊維。とうもろこしは不溶性食物繊維が多い食品で実(粒)の皮にセルロースと呼ばれる食物繊維が含まれ、食物繊維は腸内環境を整え、腸の動きも活発にしてくれるので、便秘の解消や大腸がんの予防に効果があります。そして、便秘は肌荒れの原因でもあるので美肌づくりにも有効な栄養です。とうもろこしに含まれている栄養のひとつビタミンB1は、野菜平均の約2倍と、野菜の中でも比較的多く含まれ、効果や働きとしては、ビタミンB1は全身にエネルギーを行き渡らせる働きがあります。糖分をエネルギーに変えるのに大切な栄養で、不足するとイライラしたり、注意力が低下するなど脳にも影響します。とうもろこしに含まれるナイアシンは、野菜平均の2.8倍と豊富で、ビタミンB2やナイアシンの効果や効能には、エネルギーの代謝を促進させる作用があり、ダイエット中の方にはとくに摂りたい栄養です。ビタミンの中でも強い抗酸化作用があるビタミンE、ナトリウムを排出して血圧の上昇を防ぐ働きがあり、高血圧予防に効果がある栄養のカリウムも含んでいます。
今日は「揚げパン」です。子どもたちは「揚げパン」が大好きで、口の周りをカカオパウダーで染めながら美味しく楽しく食べていました。さて、カカオに含まれる栄養素のうちカカオポリフェノールですが、ポリフェノールは、植物が光合成をおこなうときにできる化合物の総称で、多くの植物に含まれ、自然界には8,000種以上ものポリフェノールがあるとされています。ポリフェノールは抗酸化作用が強いことから、生活習慣病予防などに効果的で、苦味・渋味・色素の成分のため、コーヒー・緑茶・赤ワインといった、苦味や渋味が強く、色が濃い飲料に多く含まれています。カカオポリフェノールは、そのなかでもカカオ豆に多く含まれるポリフェノールのことです。カカオポリフェノールを摂取することで、活性酸素を抑え、コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や心臓病などを予防、抗酸化作用は肝機能の改善に役立つため、中性脂肪が過剰に溜まってしまった脂肪肝にも効果的です。さらに、カカオポリフェノールの抗酸化作用によって、細胞を若返らせる効果が期待でき、血管を拡げる作用があるため血圧低下にも効果的です。そして、脳の活動を支える「BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)=脳由来神経栄養因子」に働きかける効果もあり、脳は、加齢とともに記憶などの認知機能が低下していきますが、神経細胞の動きを活発化させることで、認知機能を高める効果が期待できます。
今日の献立は、「ワカメご飯、ひっつみ汁、サバの味噌煮、キャベツのサラダ」です。サバは栄養の豊富な魚です。脂肪酸が豊富で、中でも注目のDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれ、悪玉コレステロールを減らす一方、善玉コレステロールを増やす効果があります。DHAは、アルツハイマー病や認知症を予防したり、血液中の中性脂肪を減らしたりする効果もあり、脂質異常症といった生活習慣病の対策にも有効です。また、DHAと同じく不飽和脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)も豊富に含まれ、EPAは、DHAと同様に生活習慣病の予防に役立つ栄養で、EPAには、中性脂肪を減らし、血管を拡張する働きがあり、がんや動脈硬化、高血圧、脳卒中などの発症リスクを下げる効果があります。これらDHAやEPAを含め、鯖に含まれる脂肪酸は、魚の中でも高い含有量を誇り、魚類ではトップクラス。そして、ビタミンB12が多く含まれ、葉酸とともに赤血球のヘモグロビンの生成を促す栄養で、赤血球の減少で発症する貧血を予防する効果があり、神経機能を正常に維持したり、傷ついた末梢神経を修復したりする効果もあります。脂溶性ビタミンの一種であるビタミンDも含み、カルシウムや?リンの吸収をよくして、骨の形成を促進したり、骨を強くしたりする効果があります。
今日の献立は「ご飯、味噌汁、ツナじゃが、お豆のサラダ、牛乳」です。さて、豆には、ビタミンB1を始めとするビタミンB群の供給源となって、3大栄養素からのエネルギー産生やこれらのスムーズな分解・合成に関与し、健康維持に役立ちます。そして、豆は、体の様々な調節機能を十全に発揮させるために必要な種々のミネラルを広範に含み、これらの包括的な供給源となります。特に「食生活指針」や「健康日本21」で特記されたように、不足しがちなカルシウムの重要な供給源となります。また、鉄、カリウム、亜鉛も豊富に含み、これらの効率的な供給源となります。また、豆は、様々な食品の中で最も多く食物繊維を含む食品の一つであり、その最も効率的な供給源となり、豆には、ポリフェノールを多く含むものがあり、その抗酸化作用により健康に様々な悪影響を及ぼす活性酸素を除去する効果が期待されます。
今日は「鰆(さわら)の西京焼き」です。サワラは鰆と書くため、旬は春と思われがちですが、実は一概には言えません。関西では産卵のために瀬戸内海に集まったサワラがまとまって水揚げされる為、春が旬とされてきました。逆に関東で旬といわれる時期は冬で、「寒鰆」と呼ばれ、春のサワラとは別の魚種と感じるくらい脂乗りが良く異なる味わいとなっています。今日は定番の「西京焼き」で美味しくいただきました。
今日は、かぼちゃとひき肉のフライです。さて、かぼちゃが日本に入ってきたのは戦国時代半ば頃で、種子島に漂着したポルトガル船によって持ち込まれたとされています。この時持ち込まれたのがカンボジアの物だったため、「カンボジア」という地名が訛って「かぼちゃ」と言われるようになったと言うのが名前の由来です。かぼちゃは、水溶性食物繊維を富に含み、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあることから、便秘予防やデトックスなどの効能が期待できるでしょう。カリウムも多く含まれていて、カリウムは、余分な塩分を体の外へ排出する働きがあるため、塩分の取り過ぎが気になる方やむくみやすい方は、意識的にとりたい栄養素です。かぼちゃの黄色い実や緑の皮には、βカロテンが含まれ、βカロテンには、体をサビさせる活性酸素を除去する働きがあるため、がんや老化予防、免疫力を高める効果が期待できるでしょう。ビタミンCも多く含まれていて、シミの元となるメラニンの生成を抑える働きがあり、免疫力の強化や活性酸素の抑制、抗酸化作用による心疾患やがんの予防、コラーゲンの生成などさまざまな働きをする栄養素です。さらに、ビタミンAを含み、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働き、また暗いところで視力を保つ働きをします。ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、かぼちゃは100gあたり4.9gのビタミンEを含んでいます。これは他の野菜類の3.7倍ほどの量に相当することから、かぼちゃには高い抗酸化作用が期待できると言えるでしょう。
今日の献立はみんなの大好きなメニューの「すき焼き」です。すき焼きは江戸時代から見られる名で、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の金属部分を火の上にかけ、魚や豆腐を焼いて食べたことから、「鋤焼(スキヤキ)」と呼ばれるようになったといわれます。その他、すき焼きの語源には、肉を薄く切るため「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となったとする説や、古くからあるに日本料理の「杉焼(すぎやき)」からとする説、好きなものを焼くからといった説もあります。ただ、1832年の『鯨肉調味方』に「鋤焼とは、鋤のよく擦れて鮮明なるを、熾火の上に置きわたし、それに切肉をのせて焼くをいふ。鋤に限らず、鉄器のよくすれて鮮明なるを用ふべし」とあるため、鋤の上で焼いた説が有力とされています。
今日の献立は、「ご飯、田舎汁、メンチカツコロッケ、春雨サラダ」です。田舎汁には野菜がいっぱいです。特に栃木の名産「かんぴょう」が入っていて、かんぴょうは、ユウガオ(夕顔)の果実部分を薄く長く剥いて、天日干しして、乾燥させたもので、ユウガオはウリ科の植物で、見た目は冬瓜によく似ています。かんぴょうの起源は諸説ありますが、江戸時代に旧壬生藩を治めていた鳥居忠英公が近江から持ち込み、広めたとされています。元々は保存食として重宝されていたようで、乾燥させることで栄養価を高め、日持ちをさせることで携帯食として便利なことから、伊賀忍者にも愛されていたそうです。そして、かんぴょうには炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれています。葉酸も多く含まれているので、貧血や妊娠中の人にもおすすめの食材です。
今日は「鰺(アジ)」フライです。アジは美味しくて栄養もたっぷりです。魚類はたんぱく質をたくさんとれる食品で、アジ一尾(約70g)には、たんぱく質が13.8g含まれ、 たんぱく質は筋肉や皮膚などを構成するもととなる栄養素です。ホルモンや抗体など体の機能を調節する成分もたんぱく質からできていて、炭水化物や脂質と同じように、身体を動かすためのエネルギーとしても役立ちます。アジをはじめとする青背の魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、DHAには、動脈硬化をひきおこす原因となる「LDLコレステロール」を減らす作用があり、脳の発達に関わっているといわれています。EPA(エイコサペンタエン酸)もアジに多く含まれ、EPAは、DHAと同じようにLDLコレステロールにはたらきかけ、血栓を予防するはたらきがあるといわれ、抗炎症作用や高血圧を予防する作用が期待されています。そして、骨や歯を形成する栄養素である「カルシウム」を摂取でき、カルシウム不足は骨粗鬆症の原因にもなるため、意識してとりたい栄養素です。カルシウムは血液の凝固を助け止血を予防し、心筋の収縮に関わって筋肉の興奮をおさえる作用もあります。さらに、代謝に必要な酵素のはたらきを助ける「ビタミンB群」が豊富に含まれていて、ビタミンB1には、糖質の代謝をサポートする作用。糖質を多くとる人はビタミンB1の消費量が増えるため、積極的にとりいれましょう。
今日の献立は「ちゃんぽん麺、レーズンロール、海老シュウマイ、フルーツカクテル」です。「海老シュウマイ」はとても美味しく好評です。また「ちゃんぽん麺」は具沢山で、こちらも食べ残しが少なく好評でした。さて、ちゃんぽんとは「さまざまな物を混ぜる」という意味の言葉で、たくさんの食材を混ぜた各地の郷土料理をちゃんぽんと呼び、野菜や魚介類、豚肉、かまぼこなどの具材をラードで炒めたものを、スープで味を調え、麺とともに煮込んでいます。これは中華麺の一種ですが、その太さに特徴があります。ちゃんぽん麺の麺幅は約2mm弱、ラーメンの一般的な太さは1.5mm程度で、ラーメンよりも太い麺をつかっていることになります。また、「かん水」にも違いがあり(かん水とは、麺に弾力性をもたせるため、小麦粉に混ぜる水のこと)、麺の風味や感触、色合いも変わっていて、麺の味にも影響を与えています。
今日の献立は「スパゲッティナポリタン」です。ナポリタン発祥の地は日本で、一説には1927年(昭和2年)に横浜・山下町で開業した老舗の「ホテルニューグランド」が終戦後に提供したのが最初だとされています。当時、このホテルはGHQに接収され、進駐軍は持ち込んだパスタを茹でてケチャップを混ぜただけのものを食べていましたが、これを見かねたホテルの二代目総料理長の入江茂忠氏が、炒めたハムとマッシュルームを茹でたパスタに加え、トマトペースト、玉ねぎ、にんにくなどを使ったトマトソースで和えた料理を完成させました。これが「ナポリタン」の発祥で、当時はトマトソース自体を「ナポリ風」と呼んでいたのがその名の由来であるとされています。このソースの原型は同ホテルの初代料理長サリー・ワイル氏の時代に既にあったのではないかとも言われ、トマトソースで和えたパスタをフランスでは「スパゲティ・ナポリテーヌ」と呼んでいて、入江氏がワイル氏からこの料理について教わっていた可能性も考えられます。どちらにしても、茹でたパスタを冷ましてから湯通しし、柔らかくする一手間を加え親しみやすいものにしたのは入江氏の功績です。スパゲッティナポリタンは子どもたちから好評なメニューで、今日もケチャップソースで口の周りを染めながら美味しくいただきました。
今日の献立は「ご飯、豚汁、煮魚(カレイ)、レンコンサラダ、牛乳」です。レンコンのサラダは食感が良く美味しく、子どもたちから好評です。レンコンは10個ほどの穴が空いていて、「先を見通せる」という意味合いから縁起物として料理に使用される食材で、栄養も豊富です。ビタミンCが豊富に含まれていて、その量はなんとレモンの1.5倍といわれ、ビタミンCは体内で作ることのできない栄養素で、コラーゲンの合成には欠かせないものなので食事から補う必要があります。そんなビタミンCはメラニンの生成を抑え、しみやそばかすを予防する効能があり、同時に免疫力を高める効果があり、風邪やがんの予防にも期待できます。レンコンに含まれるカリウムは、カラダに必要なミネラルの1つで、ナトリウムの排出を促して血圧の上昇を緩やかにして、高血圧やむくみを予防する効能が期待できます。レンコンに含まれる食物繊維は水に溶けにくい不溶性で、腸内の運動を盛んにして便通を促す作用があるため、便秘の予防に効能があり、腸内の発がん物質も一緒に排泄して、大腸がんの予防にも効能があります。そして、タンニンと呼ばれるポリフェノールが含まれ、レンコンを切った時に黒く変色するのは、ポリフェノールが含まれている証拠です。タンニンは抗酸化作用や殺菌作用、止血や鎮痛作用などの効果が期待でき、下痢の緩和や改善などの効果も報告されています。
今日はみんなの大好きな「マーボー豆腐」です。さて、麻婆豆腐が生まれたのは、およそ100年前の清王朝末期のこと。四川省の都・成都に住んでいたチャオチャオという顔にあばた(天然痘が治った後に、顔に残ったくぼみのようなもの)がある女性が生み出しました。17歳で結婚したチャオチャオは、豆腐屋と羊肉屋と共に並ぶ3軒続きの長屋に夫と暮らしていましたが、夫は結婚して10年後に急死します。若くして未亡人となり、以降も独身を貫いたチャオチャオ。彼女が生活の糧として選んだのは料理でした。チャオチャオの住まいの両隣にはそれぞれ豆腐屋と羊肉屋が並んでいて、そこから食材を調達していたので、豆腐と羊肉を使った料理を考案しました。その料理こそが「麻婆豆腐」です。チャオチャオ自身は当初「羊肉料理」と名付けていたそうですが、彼女が亡くなってからは名前に変化が。「あばた」という意味をもつ「麻」の字と、「妻」や「身持ちの固いおばさん」という意味をもつ「婆」の字を合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。
今日の献立は「かき揚げ丼、ワカメの味噌汁、切り干し大根のサラダ、バナナ」です。さて、ワカメなど海藻は、大気中から海中へ吸収された二酸化炭素を除去してくれます。陸域生物により吸収される二酸化炭素由来の炭素「グリーンカーボン」とならんで、「ブルーカーボン」とばれ二酸化炭素除去技術としての活用にも期待が高まります。国連環境計画(UNEP)が2009年に発行した報告書『Blue Carbon』のなかではじめて定義されました。生物による二酸化炭素の吸収というと、多くの人は森林など、陸域の生物を思い浮かべるでしょうが、海洋でも、陸域と同じように二酸化炭素が生物により吸収されています。最大の吸収源は沿岸浅海域(えんがんせんかいいき)に広がるマングローブ林や塩性湿地、海草藻場(うみくさもば)で、ここで光合成により吸収された二酸化炭素は、有機炭素として生物の体内を経て、海底に長期にわたって貯留されます。ワカメも二酸化炭素の除去に役立っています。
今日は園児も教職員も大好きな「ハヤシライス」です。「ハヤシライス」は、明治初期創業の上野精養軒で、当時勤めていた林さんというシェフが作ったのがはじまりわれ、牛肉の切れ端と余った野菜をデミグラスソースで煮込み、ライスにかけた従業員用のまかない飯を、シェフの名を冠してお店で提供するようになったといわれます。一方で大手書店「丸善」の創始者・早矢仕(ハヤシ)の名前から、ハヤシライスが生まれたという説もあります。早矢仕氏の名が語源だとする説にはふたつあり、かつて医師として勤めていた病院で、肉と野菜の煮物をご飯にかけて患者の食事としたという説がひとつ。もうひとつは、創業後に仕事仲間をなじみの西洋料理店へ連れて行き、肉と野菜のソース煮込みに、ライスを添えて出させたことからついたという説です。当社の社史にはこの説が掲載されていて、丸の内本店や日本橋店併設のカフェで名物メニューとなっています。いずれにせよ、幼稚園の「ハヤシライス」はとても美味しくて大満足の給食です。
今日の献立は「ご飯、シイタケと里芋の味噌汁、ヒジキと大豆の煮もの、ブロッコリーの胡麻ネーズ和え、牛乳」です。ヒジキには成長期に大切な栄養が含まれています。戻したひじき100gあたりには、カルシウムが160mg含まれ、カルシウムが多いイメージのある牛乳よりも含有量が多いのです、カルシウムは骨の主な成分であり、不足すると骨がもろくなるおそれが。骨の健康を維持するためにしっかり摂りましょう。また、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は水分を抱え込む性質があり、便をやわらかくするのに役立ちます。硬めの便にお悩みの方にぴったりです。そして、ヨウ素が含まれ、ヨウ素は微量ミネラルの一種で、甲状腺ホルモンの主な材料です。甲状腺ホルモンは基礎代謝を促したり、たんぱく質の合成に関わったりしています。
今日の給食には、焼き魚「鮭」が供されました。鮭は、必須アミノ酸のバランスがよく含まれた良質な動物性たんぱく質源で、脂質、女性ホルモンの代謝、ヘモグロビンの合成を助けるビタミンB6が含まれます。そのため、・健康な皮膚や髪を作る・貧血予防・脂肪肝予防・PMS(月経前症候群)の症状を和らげるなどが期待でき、女性にたくさん食べていただきたい食材です。
今日は「菜飯」です。菜飯には「大根の葉」などが使われていますが、大根の葉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラル、βカロテン、ビタミンK,C、葉酸などのビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。中でもカルシウムは小松菜が100gあたり170mgに対して大根葉は260mgととても豊富で、カルシウムが豊富に含まれている印象の強い牛乳の110mgより多く含まれています。鉄もほうれん草の2.0mgよりも多く含まれていて3.1mgになっていて、鉄の吸収を高める効果のあることで一緒に取りたいビタミンCが53mg含まれているので、効率よく鉄が吸収されることになります。ドライアイや視力低下、免疫の低下や風邪、口内炎を防ぐとされるβカロテンも3900マイクログラムと豊富に含まれ、「大根の葉」は捨てるのがもったいない部分です。
今日の献立は「キーマカレー、牛乳、切り干し大根のサラダ、フルーツ(オレンジ)」です。幼稚園の給食に「切り干し大根」は頻回に登場します。とても栄養価が高く、育ち盛りの子どもたちに効果的な食材です。大根を細切りにして乾燥させたのが「切り干し大根」。乾燥させることで甘みが増し、うま味と栄養価が凝縮します。食物繊維が多く含まれ、保存にも優れた切り干し大根。皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。一方、同じ重量の切り干し大根の栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より多く含まれていることがわかります。
今日の給食は「豆腐ハンバーグ」です。豆腐ハンバーグには木綿豆腐、鶏ひき肉、シイタケ、長ネギ、卵などが使われ、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類をバランスよく摂ることができ、特にたんぱく質は20g程度摂ることができます。幼稚園の特製ソースをかけて美味しくいただきました。
今日は第二ひかり幼稚園の「5月誕生会」で、給食は「誕生会メニュー」です。「トウモロコシのご飯、ひっつみ汁、豚肉コロッケ、酢の物、フルーツ杏仁」を美味しくいただきました。「トウモロコシのご飯」は甘くて優しい味わいで好評でした。栄養もあり、また食べてみたい一品です。「ひっつみ汁」も多種の野菜が入っていて美味しく好評でした。
今日の献立は「レーズンロール、牛乳、イカ焼きそば、豆乳デザート」です。「イカ焼きそば」は好評メニューで食べ込みもよく大満足の味です。豆乳デザートも美味しくて栄養満点です。豆乳は大豆が原料で、豆腐に固める前の乳液の状態のものです。大豆には植物性タンパク質が30%程度含まれ、そのほとんどが水溶性のため、豆乳に残っています。吸収率が高く、吸収速度が牛乳タンパク質に比べて遅いのが特徴です。女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしているイソフラボンが多く含まれ、加齢に伴い減少する女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されている優れた食材です。
今日の給食に甘くて柔らかい「春キャベツ」のサラダが提供されました。キャベツの栄養効果は優れています。キャベツに含まれるビタミンCには、ストレスへの抵抗力を強める働きがあるといわれ、ビタミンCが不足するとコラーゲンが合成されにくくなり、出血しやすくなるほか、イライラしやすくなります。ビタミンCには、風邪や疾病への免疫力を高める効果もあり、抗酸化作用のある栄養素で、活性酸素により引き起こされる疾病から防衛する効果が期待できます。また、ビタミンCは、肌の健康を保つために必要なコラーゲンの材料で、たんぱく質や鉄とともに摂取することで、健康な肌を維持することができ、抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、メラニン色素の生成を抑制する作用による日焼け予防効果も期待できます。キャベツに含まれる食物繊維は、大腸まで届き腸内で働く栄養素。便のかさを増す働きや腸内環境を整える働きをするため、便秘の予防や改善に効果的で、キャベツを食べれば排便に必要な水分を併せて摂取できるというメリットもあります。そして、キャベツには、S-メチルメチオニンというアミノ酸誘導体が含まれ、別名ビタミンUと呼ばれる成分で、整腸作用があるといわれており、胃腸薬にも利用されている。そのため、キャベツは胃腸を整えるのに役立つ食品です。ビタミンCや食物繊維による抗酸化作用には、過酸化脂質の生成を防ぐ効果があることから、ガンの予防にも役立つといわれ、食物繊維には有害物質を吸着し腸内環境を整える働きがあるため、大腸ガンのリスクを減らす効果が期待できます。さらに、キャベツにはシステインスルホキシドという硫黄化合物が含まれていて、抗酸化作用や抗菌作用、解毒酵素の活性化などの働きをするため、ガン予防にも役立つ可能性があります。
今日の献立は「鮭ご飯、しめじの味噌汁、切り干し大根の煮付け、マカロニサラダ」です。「鮭ご飯」は子どもたちの人気メニューです。鮭は、必須アミノ酸のバランスがよく含まれた良質な動物性たんぱく質源で、また、脂質、女性ホルモンの代謝、ヘモグロビンの合成を助けるビタミンB6が含まれます。そのため、・健康な皮膚や髪を作る・貧血予防・脂肪肝予防・PMS(月経前症候群)の症状を和らげるなどが期待でき、女性にたくさん食べていただきたい食材です。
今月の誕生会メニュー」は「トウモロコシのご飯、ひっつみ汁、豚肉コロッケ、酢の物、フルーツ杏仁」です。初めて幼稚園の給食を食する保護者の方から「美味しくい
ただきました」と賛辞を頂き、嬉しく思います。美味しくて育ち盛りの子どもたちに豊かな栄養となる給食を提供してまいります。
今日は「揚げパン」です。揚げたコッケパンに幼稚園の特製カカオパウダーをまぶした「揚げパン」は子どもたちから好評です。人が呼吸によって取り入れる酸素の一部は、酸化して活性酸素に変化します。活性酸素は人体にとって必要なものでもある一方、過剰に生成されると悪影響を及ぼすことがわかっています。カカオポリフェノールには活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用がありますが、その他にもさまざまな健康効果が期待されています。脳の活動に必要な栄養素のひとつにBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)があり、このBDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるたんぱく質の一種で、神経細胞の発生、成長や維持、再生を促進します。脳内の記憶をつかさどる海馬に多く存在していて、神経細胞の働きを活性化させる効果が期待されており、脳の栄養と呼ばれています。カカオポリフェノールの摂取によって脳の血流量が増加し、BDNFの発現に良い環境を作ることで、認知機能を高めることができる可能性があると考えられています。
今日は「鰆(さわら)の西京焼き」です。魚へんに春と書く「鰆」は関東では冬の12月から2月が旬とされ、関西では3月から5月が旬とされています。 関東は寒鰆を好み、塩焼きと西京漬けが中心で、 関西は春鰆を好み、刺身、照り焼き、塩焼き、西京漬け、かぶら蒸し、押し寿司など食べ方も多彩です。 サワラの目利き、選ぶポイントですが、丸魚(まるざかな)で買うことは稀だと思うので、切り身を買う場合のポイントをお話しすると、身が割れていないもの、身の色が白く血合い部分の色がなるべく鮮やかなものが良いそうです。 また、斑紋がはっきりしているものが良く、身に透明感があるものは新鮮ですが、脂の乗りは期待できないそうです。旬の美味しい鰆を西京焼きで美味しくいただきました。
今日は「湯葉(ゆば)」の味噌汁です。湯葉は豆乳を加熱した時に液面にできる膜を竹串などを使って引き上げた大豆加工食品で、ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、特に蛋白質が豊富で精進料理の材料になります。湯葉は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2、また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンEを含み活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含み、カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。そして、機能性のある栄養としてポリフェノールの一種の大豆イソフラボンを含みますので更年期障害や骨粗しょう症などの予防を期待でき、サポニンが多く含まれますので高血圧を予防したり、むくみの改善に役立ちます。良質なタンパク質や食物繊維も含む優れた栄養のある食べ物です。
今日の献立は「ご飯、なめこ汁、肉じゃが、スパゲッティサラダ、こどもの日デザート」です。幼稚園の給食には時々「なめこ」が登場します。なめこのヌメヌメとした粘液の成分は、水溶性食物繊維で、保水力があり、胃や鼻、喉の粘膜を保護し、ウイルスや風邪から守ってくれる効果があり、タンパク質を分解し、消化を促進する効果もあります。また、コンドロイチンが含まれ、コンドロイチンの成分は、肌に潤いを与え、肌の内側から栄養を保持し、美肌効果が期待でき、血中のコレステロールを下げてくれる効果もあります。きのこに含まれるトレハロースは、自然界の糖で「命の糖」とも言われるほど保湿力があり、トレハロースの成分は、その高い保湿力で、肌の乾燥を防ぐ効果があるので、多くの化粧品にも使われていて、ほかにも、血糖値の上昇も緩やかにし、善玉菌を増やしてくれるという効果もあります。さらに、なめこの栄養成分には、βグルカンが含まれ、βグルカンの成分には、免疫力を活性化してくれる効果があり、身体の免疫力を総合的に高めてくれると言われ、アレルギー対策にも効果があるようです。そして、ナイアシンはタンパク質や糖質、脂質の代謝をサポートする効果があり、身体の中に多く含むビタミンの成分です。また、アルコールのアセトアルデヒドを分解する効果も含まれています。なめこには優れた栄養が豊富に含まれています。
今日の給食に、「しめじの味噌汁」が提供されます。「しめじ」に含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などで、普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含み、毎日の食事に積極的に取り入れていきたい食材です。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内に生成され、カルシウムの吸収を助ける栄養素、ビタミンDを多く含み、このビタミンDが不足するとストレスを感じやすくなり、普段の生活には必要不可欠な栄養素。グルタミンとグルタミン酸も多く含まれていて、代謝にかかわる栄養成分で、疲労回復に役立ち、免疫力の強化もできて病気に負けない体づくりに最適です。チロシナーゼ阻害物質という栄養成分も含まれ、シミの原因と言われているメラニン色素の生成を抑制し、美白効果が期待できます。しめじに含まれる栄養成分は疲労回復・免疫力低下・美肌効果などの効果・効能が期待でき、老若男女問わず幅広い人々が毎日の食生活に取り入れたい健康食品です。
第二ひかり幼稚園の今日の献立は、「ご飯、ワンタンスープ、ブリのフライ、切り干し大根のサラダ、牛乳」です。「ワンタン」はもともと中国の華北で生まれ、しばらくは餃子(ギョウザ)と区別されていなかったそうです。標準的な中国語では飩と書き、「ホゥントゥン」と発音します。広東では「雲呑」と表記されて用いられ、ワンタンという読み方も広東語により、日本ではこの「雲呑(ワンタン)」が多く使われています。福建省周辺や台湾ではワンタンを扁食(ピェンスー)といい、山東省や山西省では扁食の語は餃子(ギョウザ)を指します。四川省では抄手(チャオショウ)と称し広い中国では呼び名も多様です。幼稚園のワンタンは、具入りで三角形の広東風ワンタンです。
第二ひかり幼稚園での誕生会の献立は、毎回楽しみで、今月は「五目ごはん、里芋の
味噌汁、エビ団子フライ、ブロッコリーの胡麻和え、プッチンプリン」で、美味しく
頂きました。「五目ごはん」は参加者から好評でした。明日はひかり幼稚園で「4月
誕生会」を開催いたします。
今日の献立は、「キーマカレー、牛乳、和風サラダ、フルーツ(オレンジ)」の献立です。キーマカレーは子どもたちからも職員からも好評です。キーマカレーはインドの言葉であるキーマ(こま切れ、ひき肉)が由来となっています。その名のごとく、ひき肉のカレーということになります。「ひき肉のカレー料理」という意味だけなので、具の内容や調理の仕方などに決まりはありません。キーマカレーはドライカレーとは内容が違い、ドライカレーは、「乾燥している、汁がない」状態のカレー風味のチャーハンやピラフのことで、ドライカレーの内容によっては、ひき肉を使用しないときもあります。キーマカレーとドライカレーは、ひき肉を使っている のか料理しているか、という点が大きな違うポイントとなります。日本では家庭料理のメニューとして、ドライカレーが独自の進化してきたために、キーマカレーとドライカレーと混同されやすいようです。今日も美味しくいただきました。
今日はひかり幼稚園の給食で「切り干し大根の味噌汁」が提供されました。給食室では切り干し大根を子どもたちの好みに合うように、丁寧で美味しく調理しているので、みんな美味しく食べてくれます。 切り干し大根は、食物繊維が多く、水溶性、不溶性どちらもあり、不溶性食物繊維の 「リグニン」は腸の蠕動運動を促し、便通の改善に効果が期待でき、コレステロール の排出も促してくれるので動脈硬化の予防にもつながります。ビタミンB1、B2どちら とも糖質・脂質を代謝する際に必要な栄養素で、代謝を上げて身体を温める効果があり冷えの予防にも役立ちます。歯や骨の健康を維持するために必要な栄養素のカルシウム、摂りすぎてしまった塩分や水分を排出する作用のあるカリウムを含み、鉄分も多く、赤血球の一部であるヘモグロビンになり、酸素を全身に供給する役割を担います。
今日は野菜がいっぱい入った「野菜スープ」です。多種の野菜を使っていますが、キャベツは春キャベツで甘くて美味しくいただきました。キャベツは栄養も健康効果もとても高い野菜で、ビタミンCをはじめ「キャベジン」という別名で有名なビタミンU、ビタミンK、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、葉酸などさまざまな栄養がたっぷり。ビタミンCは、抗酸化作用、免疫力を高め、疲労を回復、コラーゲンをつくって血管・皮膚・骨などを丈夫し、ストレスから体を守り、シミを防ぐ、など。「キャベジン」と呼ばれている栄養がビタミンUで、胃や十二指腸の健康を守るはたらきがある栄養素です。ビタミンKはカルシウムが骨をつくるのをサポートして骨を丈夫にする栄養素。また血液を固めるはたらきがあって、すばやく血を止めて傷の治りを早くするはたらきもあります。キャベツには意外にもカルシウムが多く含まれ、イライラを解消しておだやかな気分にし、ビタミンCやビタミンKなどの栄養との相乗効果で、骨や歯をしっかりと強く育ててくれます。ベータカロチンは、体内でビタミンAに変化し、目の健康、粘膜を守る(=風邪などの感染症の予防)、抗酸化作用、免疫力を高める、肌や髪や爪を美しく、といった健康効果を発揮する栄養です。カリウムも豊富に含まれ、体の余分なナトリウムを排出して血圧を下げ、筋肉の動きをスムーズにして心肺機能を正常に維持し疲れにくくしてくれます。そして、葉酸も豊富で、血液をつくるサポート、細胞の再生を助け、DNA(遺伝子)核酸を作るサポート、妊娠中のお腹の赤ちゃんを正常に成長させるといったはたらきがある栄養素です。キャベツが美味しい時節ですので、ご家庭でもたくさん食べましょう。
今日は「豚汁」です。豚汁には栄養がたっぷり。豚汁の主役である豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ疲労回復の効果があります。大根はでんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれており、ほかにもグリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれます。にんじんにはカロテンが多く含まれ、カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。ごぼうは豊富な食物繊維で、腸の機能を整えます。さといもはカリウムを多く含んでいて、ナトリウム(塩分)を排出する役割があります。そして味噌です。味噌の代表的な効果を挙げると、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、基礎代謝の促進など、さらに主原料である大豆には、良質のたんぱく質が多く含まれ、そのなかには生命維持に不可欠な必須アミノ酸ほか、過酸化脂質の増加を防ぐといわれているサポニン、ビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれている。というように、豚汁には多くの効果が期待できます。
今日の給食は「ちゃんぽん麺」です。「ちゃんぽん」とは「さまざまな物を混ぜる」という意味の言葉で、たくさんの食材を混ぜた各地の郷土料理をちゃんぽんと呼び、さまざまな種類のお酒を一度に飲むことも同じくちゃんぽんと言います。ちゃんぽんは小麦粉でつくる独特な「ちゃんぽん麺」を用い、ラーメンよりも太い麺をつかっています。ラーメンの具材はトッピングですが、ちゃんぽんは、トッピングではなく、具と麺を一緒に煮込んで作られ、鍋で種類豊富な具材を炒めた後、スープを加え、最後に麺を入れて煮ています。麺が食べごろになるまでじっくり煮込むことによって、スープのうま味を染み込ませています。スープのうま味がしみ込んだアツアツのちゃんぽん麺は、美味しくて栄養も満点です。
本日の献立は「ハヤシライス、牛乳、ミックスサラダ、果物(バナナ)」です。幼稚園の給食にはバナナが頻回に提供されますが、バナナには成長に必要な栄養が豊富にあります。でんぷん、ブドウ糖、果糖、ショ糖など、いろいろな糖質が含まれ、それぞれ体内に吸収される時間が異なり、エネルギー補給が長時間持続するのです。 だから、マラソンランナーやサッカー選手などが試合前に食べるといわれています。 時間の貴重な朝食にも最適です。フルーツの中でも特にバナナは、カリウムを非常に多く含み、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。不足すると、筋肉が弱り、障害を起こします。ビタミンCも含んでいて、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。マグネシウムは血圧を調整する働きや、骨の成分でもあり、イライラの解消にも効果があります。消化液の分泌を促すビタミンB1や、粘膜をつくるビタミンB2、そして、血行をよくし、エネルギーの代謝を促すナイアシンなどのビタミンB群が豊富です。さらに、バナナには、情緒を安定させ、精神をリラックスさせる効果のあるセロトニンという成分も豊富に含まれています。そして、バナナは免疫活性力や抗酸化力が非常に強く、ガンの予防や多くの生活習慣病に効果が期待でします。
今日は「ご飯、しめじの味噌汁、ひじきと大豆の煮もの、ブロッコリーの胡麻ネーズサラダ、レアチーズケーキ」の献立で、今日も栄養たっぷりの給食を美味しく頂きました。「ひじき」には豊かな栄養が含まれます。ひじきは海藻類に分類される食品で、そのためミネラル類が多く含まれ、特に多く含まれているのは、カルシウムとマグネシウム。カルシウムは骨や歯の健康を維持する働きをし、マグネシウムもカルシウムと同様骨や歯に多く含まれています。また、マグネシウムにはそのほかにも神経の興奮を抑える、エネルギー産生を助ける、血圧を維持するなどの働きがあります。ビタミン類で多く含まれるのは、脂溶性のビタミンKで、骨の形成に関わるほか、止血を助けるなど血管の健康にも関わる働きをします。ひじきはこれらの栄養素の働きから、加齢とともに気になり始める骨や歯の健康を守りたい人におすすめの食材だといえます。さらに、食物繊維も多く含まれ、腸内環境を整える作用があり、便通が整い便秘やお腹がゆるいなどの症状緩和が期待できます。
今日はみんな大好きな「すき焼き」です。江戸時代に、畑作業の合間に農作業に使う鋤(すき)を使って、魚や豆腐、野菜を焼いて食べていて、鋤で焼くことから「鋤焼」と呼んでいたそうです。これが、すき焼きの始まりと言われています。また、江戸時代には牛や馬の肉を食べてはいけないという決まり事がありましたが、隠れて捕らえたイノシシやシカをさばいて、こっそり鋤焼にして食べていたという説もあります。幼稚園の子どもたちは大好きな献立で、今日は残量もほとんど無く、たくさん食べてくれました。
今日は「鮭ご飯」です。給食に「鮭ご飯」は頻回に供されます。世界の漁獲量の3分の1を日本で消費するという鮭。焼き魚はもちろん、おにぎりやお弁当、お寿司などにも多く使われている魚ですね。鮭で注目すべきはアスタキサンチンという栄養で、アスタキサンチンはカロテノイドの一種で、強い抗酸化作用を持ち、細胞の酸化を押さえるため、老化防止やがん、動脈硬化を予防する効果があります。ビタミンDも豊富に含まれ、カルシウムやリンの吸収を促す栄養で、カルシウムやリンの吸収を促すことで、骨を健康に維持したり、強くしたりする効果があります。鮭はDHAやEPAといった栄養素も含み、DHAは、血管そのものの柔軟性を高める働きや血栓を溶かす効果、中性脂肪を低下させる効能などがあり、EPAには、血中のLDLコレステロールを下げ、中性脂肪を低下させる働きや、血液をサラサラにする効能もあります。DHAやEPAはいずれも、動脈硬化や心疾患などの血管系の病気の予防に役立つ栄養です。また、脳の海馬にはDHAが集中していることから、DHAを摂取することで集中力や記憶力の向上が期待でき、「魚を食べるとアタマが良くなる」と言われます。
幼稚園の給食に「牛乳」は頻回に供されますが、牛乳は、私たちが必要とするほとんどの栄養素をバランスよく含む健康を保つために必要な食品です。牛乳に含まれている炭水化物の99.8%は乳糖で、腸の働きを整える効果が含まれ便秘の解消にも一役買い、さらに筋肉収縮の管理、カルシウムや鉄分の吸収を促進してくれます。また、豊富なビタミンが含まれて、その中でも皮膚や粘膜を健康に保つビタミンB2やビタミンE(老化防止のビタミン)も入っているのだ。そして、牛乳に含まれているカルシウムには、脂肪の分解を促す効果があり、良質なたんぱく質を摂り、適度な運動をすることで基礎代謝のアップが期待でき、牛乳に豊富に含まれている吸収力の高いカルシウムは、精神を落ち着かせてストレスの緩和に役立ちます。さらには、寝る前に牛乳を飲むと精神的な安定から快眠に繋がると言われ、牛乳を夜飲むと、睡眠中の成長ホルモンに効果があり、子どもの健やかな成長を支援します。
今日の献立は、「カレイの煮付け」です。カレイには、ビタミンB2がたっぷり含まれ、炭水化物、脂質、タンパク質の3大栄養素を体内でエネルギーに転換する際に必須の栄養素です。脂質の代謝を促すビタミンで、細胞の再生・新生にも効能があるため、日ごろから十分に摂取したい栄養です。神経の働きを正常に保つために必要な栄養素のビタミンB12も大量に含まれていて、このビタミンB12が不足すると、集中力の低下、気力の低下、手足のしびれ、さらにはうつ病を引き起こす原因に。脂溶性のビタミンDが特に多く含まれ、健康な骨の維持と形成の促進などの役割を持つ栄養です。ミネラルの一種であるセレンの含有率が高いことでも知られ、セレンは強い抗酸化作用を持つ 栄養素で、ガン防止や老化防止に効能があるとの研究結果もあります。さらに、補酵素として働くナイアシンが含まれ、皮膚炎の予防や改善に効能があることが確認されているほか、二日酔い対策にも効果的な栄養素で、ナイアシンは、補酵素として働くだけでなく、体内活動のさまざまな面でサポ―トをしてくれる、守備範囲の広い栄養と言えるでしょう。豊富な栄養を含むカレイを煮付けで美味しくいただきました。
今日は「マーボー豆腐」です。幼児用に整えた味付けで、辛みが抑えられていますが、大人が食しても満足できる味わいです。特に、タケノコが加わって食感が良く食べ込みがよく、残量も少なくて嬉しく思います。「マーボー豆腐」には、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイ アシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マ グネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、食物繊維などの栄養が含まれていて、「免疫力アップ」「疲労回復」「ガンの予 防」「貧血の予防」「目の健康維持」「骨や歯の健康維持」「美肌効果」などの優れた健康効果があります。
今日は「里芋(さといも)」の味噌汁です。ほくほくとしながらも、粘りがある美味しさで愛されている里芋には、優れた栄養がいっぱいです。カリウムという栄養が含まれ、体内の水分量を適切に保つために重要な働きを持ち過剰なナトリムの排泄に効果があります。そのため、むくみや高血圧の予防・改善が見られ、さらに、筋肉の収縮を正常に保つ作用もあることでも知られています。また、銅が多めに含まれていて、エネルギー代謝に必要な多くの酵素の原料として使われ、骨や皮膚、また血管壁を健康に保ち、美肌に欠かせないコラーゲンの生成効果もある欠かせない栄養で、美しい黒髪のためのメラニン色素を作り出す材料にもなります。里芋に含まれているモリブデンは、肝臓に貯蔵されている鉄分の利用を促す栄養で、造血作用があるため貧血の予防に効果があり、食道ガンの予防にも効果があるとされ、その研究に期待が高まっている栄養です。炭水化物も多く含まれ、体内でブドウ糖に変化し、不足すると集中力が欠如し、疲れやすいなどの症状を防ぐ効果があり、私たちが活動する上で欠かせない栄養なので、しっかり摂取する必要があります。
今日は大田原市湯津上産の「天狗ニラ」を使った、「天狗ニラまんじゅう」です。ニラと言えば、ニンニク等と同じように、「食べるとパワーが出る」と言われているスタミナ食材の1つで、ニオイが強く独特なので、好みが分かれる食材かもしれませんが、ニラの栄養素(パワーの源)は、そのニオイ成分に含まれているのです。ニラに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜であるほうれん草よりも多く、「がん予防」や「動脈硬化の予防」「アンチエイジング」にも効果が期待出来ます。ビタミンKには血液を固める働きがあり、けがで出血した時、血を固めて止血を促す効果や骨を丈夫にするサポートをする働きがあります。カリウムも多く、体内の「塩分濃度の調整」をして「むくみを抑える」効果があります。ニラの強いニオイ成分はアリシンによるもので、疲労回復にとても効果があり、スタミナ食材と言われています。ニラに含まれる食物繊維は、腸の中にある水分を摂取して膨らみ、便の流れを促す効果がある「不溶性食物繊維」が多く、ニラを食べるだけでお通じが良くなるかもしれません。ニラがいっぱい入ったニラまんじゅう、栄養もあり美味しく頂きました。
今日の給食に、「しめじの味噌汁」が提供されます。「しめじ」に含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などで、普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含み、毎日の食事に積極的に取り入れていきたい食材です。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内に生成され、カルシウムの吸収を助ける栄養素、ビタミンDを多く含み、このビタミンDが不足するとストレスを感じやすくなり、普段の生活には必要不可欠な栄養素。グルタミンとグルタミン酸も多く含まれていて、代謝にかかわる栄養成分で、疲労回復に役立ち、免疫力の強化もできて病気に負けない体づくりに最適です。チロシナーゼ阻害物質という栄養成分も含まれ、シミの原因と言われているメラニン色素の生成を抑制し、美白効果が期待できます。しめじに含まれる栄養成分は疲労回復・免疫力低下・美肌効果などの効果・効能が期待でき、老若男女問わず幅広い人々が毎日の食生活に取り入れたい健康食品です。
今日はツナ(マグロ)を使った「ツナスパゲッティ」です。マグロには、子どもたちの成長に必要な豊かな栄養がたくさん含まれています。不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが含まれ、体内では合成することができない脂肪酸なので、摂取する必要があります。DHAには、脳細胞を活性化させて情報の伝達を上げる働きがあり、学習能力の向上や認知症の改善などの効果が期待でき、EPAには、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らして血流をよくする働きがあり、動脈硬化や高血圧などの予防に効果的。また、これらの脂肪酸は生活習慣病を予防したり、血栓ができるリスクを下げたりする効果もあります。さらに、ビタミン類も豊富に含まれ、特に脂溶性であるビタミンA・D・Eの含有量が豊富です。また、良質なタンパク質が豊富に含まれます。タンパク質は、体内に取り込まれてもそのまま吸収できず、消化酵素の働きによってアミノ酸に分解され、皮膚や筋肉、臓器などを形成する材料となってその機能を維持してくれます。マグロに含まれているセレンは、人の必須栄養素の一つでタンパク質と結合することで吸収されるという特徴がある成分です。セレンは、細胞を傷つける活性酵素を体内から除去する力である抗酸化力が強いため、免疫力の向上の効果が期待でき、さらに、カドニウムや水銀といった人体にとって有害な金属の毒性を軽減する働きもあるのが特徴です。そして、肝機能を高め、コレステロールの代謝を促進する作用のタウリンや、鉄分、ビタミンEも豊富に含まれています。
今日の献立に、「ひっつみ汁」が提供されました。「ひっつみ汁」は野菜がたくさん入って具沢山、身体も心も温まります。「ひっつみ汁」は小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でひきちぎって(ひっつむ)、野菜と一緒に煮込んだ鍋料理で、岩手県の郷土料理です。小麦粉をこねて汁に入れるので「水団(すいとん)」の一種ともいえますが、たくさんの野菜や肉と一緒に煮込むのは、山梨県の郷土料理として名高い「ほうとう」に似ています。