学校法人ひかり学園ひかり幼稚園 | 栃木県大田原市 / 第二ひかり幼稚園 | 栃木県那須塩原市)


最新情報

│令和6年度│11月10月9月8月7月6月5月4月
│令和5年度│3月2月1月12月11月10月9月8月7月6月5月4月│
「お茶」  令和6年10月31日(木)
10月31日は「日本茶の日」といわれています。お茶は一番ポピュラーな飲み物ですが、お茶を日本に広めた人は栄西禅師です。1191(建久2)年、宋(中国)からお茶の種子とその製法を持ち帰りました。栄西禅師は、お茶の種子を自分の庭に蒔き育て、お茶の製法を広く伝えました。当時お茶は薬として飲まれていたようです。「茶は養生の仙薬なり・・・」(喫茶養生紀)と著しています。栄西禅師がお茶を持ち帰った日が、10月31日と伝えらています。お茶には殺菌作用もあるので、風邪やインフルエンザ対策にも効果があるようです。冬に向かい、温かいお茶を飲んで、風邪知らずで元気に過ごしましょう。
「卒園旅行」  令和6年10月30日(水)
本日、年長児(月組)の子どもたちは「卒園旅行」に保護者の方と一緒に出かけました。8時に那須塩原駅に集合し、JR東日本の団体列車「パンダ号」に乗って上野駅に向かい、目的地の「上野動物園」に到着、集合時には小雨も降っていましたが、動物園に到着し記念写真を撮る頃には雨も上がり、次第に日差しもさしてきて暖かな一日となりました。集合時間まで各自園内でゾウやパンダをはじめ様々な動物たちを見学し、お土産もたくさん購入し、帰りも新幹線で快適な移動となり、楽しく思い出に残る「卒園旅行」となりました。



「全国大会」  令和6年10月29日(火)
全日本幼稚園連合会主催の全国大会が28・29日と奈良市で開催され参加してまいりました。28日は開会式に続き、講演で奈良市の行っている幼児や児童に対する文化財の大切さを伝える活動などの報告があり、次いで文部科学省や子ども家庭庁の担当課より行政報告がありました。29日は4つの分科会に分かれ直面する少子化問題や保育の質の向上の充実、間もなく始まる「誰でも通園制度」などについて対応策などを深く協議しました。2日間に渡り全国より集った先生方と内容の濃い話し合いがもたれました。

「カライモ」  令和6年10月28日(月)
幼稚園の芋畑に行くと、みんなで植えて育てているサツマイモが順調に育っています。来月の上旬には天気を見て「サツマイモ」を掘る予定です。サツマイモは、江戸時代に薩摩藩(鹿児島)の船乗りが琉球を訪れ、甘藷を持ち帰り、「カライモ」と呼ばれ、やがて薩摩藩で多く栽培されるようになります。水はけの良い火山灰を含んだ土地が甘藷(サツマイモ)の栽培に適しますが、鹿児島(薩摩)にはそのような土壌が広がっていることや、地上に実を付ける作物ではないため風害にも強い作物で、台風がしばしばやってくる鹿児島においては、この風害に強いという点が他の作物よりも有利だったので、鹿児島でたくさん作られるようになりました。幼稚園のサツマイモ畑も丘の傾斜地に在って、水はけがよく、今年もたくさんのサツマイモが収穫出来そうです。
「秋色」  令和6年10月27日(日)
「秋色(しゅうしょく)」は、秋の情景[秋の景色〕 autumn scenery、〔秋の気配〕 signs of autumn のことですが、目に見えない空気や匂いにも、秋色を感じます。 特に空気が澄み渡り、夜空の星座がきらめいて見えます。秋の星座では、Wの形のカシオペア座。秋の一番明るい星をもつ、みなみのうお座。大きな四辺形を作っているペガサス座。その四辺形に連なっている、アンドロメダ座。そしてアンドロメダ座には、肉眼でも見える代表的な星雲「アンドロメダ大星雲(アンドロメダ銀河)」があります。秋の夜空はきれいです。暖かくしてご家族で星雲(銀河)を見てみると楽しいでしょう。
「リンゴ」  令和6年10月26日(土)
過日、「柿が赤くなると、医者が青くなる」と記しましたが、別な言い方で「リンゴが赤くなると、医者が青くなる」とか「トマトが赤くなると、医者が青くなる」とも言わます。リンゴにも、トマトにも優れた栄養があり、摂取することで病気を遠ざけてくれます。給食では、たくさんの品目を幼稚園の子供たちに食してもらえるよう栄養士さんにお願いしています。みんなと一緒に食べることで、苦手な食材にもトライしている様子が見られます。さて、リンゴは皮をむいて食べるでしょか? リンゴは軽く流水で洗うだけで十分だそうです。皮についてるワックスのようなものは農薬ではなく天然の植物ロウ(正式にはオクタコサノール)で、栄養豊富なファイトケミカルだそうです。柑橘系は農薬散布がありますので皮には留意必要ですが、可能な限り皮も食べたほうが身体に良い栄養が摂取できます。ブドウの皮にも同様にオクタコサノールがあり、無害だそうです。果物や野菜全般に言えることで、皮にも豊かな栄養分があるので積極的に食べてみましょう。
「PTA研修会」  令和6年10月25日(金)
本日、栃木県幼稚園PTA連合会の研修大会「幼稚園教育振興の集い」が日光市今市で開催され、参加してまいりました。大会のテーマは「みんなで創ろうあったか家族」、開会式に続いて講師・浄土宗光林寺住職 井上広法氏の講演会『自分と他者を慈しむ 〜思いやり〜』がありました。会場のキャパが小さくて各園の参加人数の制限があり、例年より小さい規模でしたが、内容はとても良かったです。

「寒桜」  令和6年10月24日(木)
この時期に桜の花を見かけます。冬季に咲く早咲きの桜「寒桜(かんざくら)」で、「冬桜(ふゆざくら)」と呼ばれます。「正月桜(しょうがつざくら)」という種類もあって、10月過ぎから冬の寒空に、可憐な花を楽しませてくれます。調べてみると、このサクラは春も咲くようです。そのときは他の桜と同様、一斉に咲いて一斉に散ります。一年に2回も咲いて、楽しませてくれる桜です。
「誕生会」  令和6年10月23日(水)
ひかり幼稚園では、本日「10月誕生会」を開催いたしました。クラスごとに歌やゲームを行い、園内には元気な歓声が響き、楽しい誕生会が各教室で行われ、誕生会メニューの給食は「栗ご飯、豚汁、ポテトとお米のささみカツフライ、ミックスサラダ、パンプキンババロア」の献立で美味しくいただきました。ご参加いただいた誕生児の保護者の皆様には感謝御礼申し上げます。



「霜降」  令和6年10月22日(火)
明日10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」となり、『暦便覧』で「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明しているように、霧が冷気によって霜となって降り始めるころです。楓や蔦が色付き紅葉が本格化してきます。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼びます。
「灯り」  令和6年10月21日(月)
10月21日は「灯りの日」です。エジソンの「3大発明」は「電球」・「蓄音機」・「映写機」で、そのひとつ、「白熱電球」を完成したのが1879(明治12)年の10月21日でした。エジソンの功績は、伝記などで脚色された部分のある発明ではなく、「発明」という行為を大勢の人間に認知させたことでしょう。それまでの発明と言うものは、「立派な学校を出た、一流の科学者が作り出すもの」という既成概念があったと言えます。しかし、エジソンは立派な学校も出ていなければ、学位を持っているわけでもありません。努力で身に付けた科学知識で様々な発明を作り上げていったのです。発明を一般人にも手の届く、アメリカンドリームを実現する手段へと変えたのは間違いなくエジソンなのです。努力とひらめきを大切にした人生に学びます。
「柿」  令和6年10月20日(日)
「柿」は、「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれるほど、健康によく、薬効も古くから利用されています。柿の主成分は糖質で、ブドウ糖、果糖、蔗糖を多く含み、エネルギー化されるのが早いのが特徴。柑橘類に次ぐビタミンCを多く含み、他、B1、B2、ミネラルなど各栄養素をバランス良く含んでいて、柿のオレンジ色は、ベータカロチンによるものでビタミンAの効力をもち、ビタミンAとCを含むことにより、疲労回復、かぜの予防、高血圧症やガン予防、老化防止などの効果があります。生柿はビタミンCは、大きなものなら1個で1日の摂取量がとれるそうです。干し柿にすると、生柿の時より、糖分は4倍、ビタミンAは2倍近くになり、胃腸を丈夫にし、内臓を温め、疲労回復に効果があり、また表面につく白い粉(柿霜=しそう)は、粘膜をうるおし、せきを止め、たんを取り除く作用があります。慢性の気管支炎や肺結核の予防に有効。甘柿でも熟す前は、シブミがありますが、これはシブオールというタンニン成分で、熟してくると、タンニンが変化して、渋みが感じられなくなります。タンニンには、血圧を下げる効果があり、カリウムも含まれているので、利尿効果があり、飲酒後や二日酔いにはもってこいの果物です。さらに、最近、柿の葉も注目を浴びています。柿の葉も、実にまけないほど効力を発揮します。「自然のビタミンC剤」といわれるほどの含有量があり、その量は、みかんの数十倍ともいわれ、喫煙や飲酒で失われたビタミンCを補うのにピッタリで、若葉を使った天ぷら、和え物、サラダなどにして摂取すれば、効用を生かすことができます。
「ひかり会」  令和6年10月19日(土)
本日、ひかり幼稚園では卒園した小学1年生を招いて「ひかり会」を実施しました。卒園してから半年以上が過ぎ、身長も伸びてすっかり小学生となった姿ですが、まだ幼稚園の頃の面影も残り、久しぶりの再会を懐かしく嬉しく思います。子どもたちも久しぶりの幼稚園とお友だちや先生と限られて時間でしたが楽しく元気に過ごしていました。給食ではみんなの大好きな「キーマカレー、特製サラダ」、デザートは職員がシュワシュワなカクテルフルーツを作り美味しくいただきました。ご参加いただき感謝御礼申し上げます。



「月組遠足」  令和6年10月18日(金)
本日、第二ひかり幼稚園の年長児(月組)の子どもたちは遠足に出かけました。園バスに乗り込み塩谷町総合公園に向かい「ちびっこ広場」でたっぷり遊ぶ予定でしたが、雨が降り出したので予定変更し、道の駅「しおや」に移動して塩谷町の展示物を鑑賞し、その後、のざき保育園に戻って各ご家庭で用意してくれたお弁当を広げてお友だちと一緒に美味しくいただきました。塩谷町総合公園にはデンマーク製の素晴らしい遊具が設置されており、少し距離がありますが、是非機会を作って遊びに出かけてみてください。



「星組遠足」  令和6年10月17日(木)
第二ひかり幼稚園の年中児(星組)の子どもたちは、秋晴れの下、園バスに乗って秋の遠足に出かけました。千本松牧場の「どうぶつふれあい広場」でヤギ、羊、ウサギ、牛、馬、エミュなどと触れ合い、その後那須野が原公園に移動して色好き始めた園内を散策して用意してきたお弁当をお友だち仲良くいただきました。爽やかな好天の中で楽しい遠足となりました。



「ハンターズムーン」  令和6年10月16日(水)
昨夜は「十三夜」で明日17日は「スーパームーン」の「満月」です。10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれ、夏の豊富なエサによって太った野生動物(鹿やきつねなど)を、ハンターが狩るには絶好のタイミングだったため、「ハンター(狩猟)ムーン(月)」と、このような呼び名がつけられたと言われています。ハンターズムーンには、「金運」「蓄積」「信用」「所有物」「センス」「満足」「独占欲」「資金」「味覚」「感謝」「観賞」「固執」「徹底」「忍耐強さ」「根気」などのキーワードがあり、これらに関係する願い事が叶うとされています。満月に願いを込めてみてください。また、10月の満月は「ハンターズムーン」という名称以外にも、ダイインググラスムーン:Dying Grass Moon(枯草月)、ブラックベリームーン:Blackberry Moon(ブラックベリー月)、トラベルムーン:TravelMoon(移動月)、カインドリームーン:Kindly Moon(親切な月)、ブラッドムーン:Blood Moon(血月)などのさまざまな別名があり、10月が実りの月であることを感じます。
「10月座禅会」  令和6年10月15日(火)
明日15日は「十三夜」を迎えます。十三夜の名前の意味は、新月から数えて13日目のお月さまを意味することから名づけられました。十五夜(中秋の名月)は中国が由来の月を観賞するイベントですが、十三夜は日本固有のイベントです。十三夜は元々、収穫を行っている真っただ中である旧暦の9月13日に行うものであることから、秋の収穫のお祭として根付いたのではないかと呼ばれています。書物の中では、延喜19年(西暦919年)醍醐天皇の御代に宇多法皇が観月の宴を行ったと表記があり、1000年を超える歴史のあるイベントで、十三夜は十五夜に次ぐ観月の日とされ、十五夜の月を明月と呼ぶのに対し、十三夜の月には名月という字を当てられるとされますが、最近では十五夜も名月と表記します。明日の夜の名月を期待します。



「スポーツの日」  令和6年10月13日(日)
明日10月14日は、国民の祝日「スポーツの日」です。1964年東京オリンピックの開会式のあった10月10日を1966(昭和41)年に「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」事を趣旨として国民の祝日「体育の日」と定めました。2000(平成12)年からは「ハッピーマンデー制度」の適用で、10月の第2月曜日となりました。ところで、10月10日は「晴れの特異日」だそうで、調べてみると、10月10日が国民の祝日「体育の日」となった1966年から1999年までの34年間に東京地方で体育の日に1ミリ以上の雨が降ったのはわずか5回。ところが、体育の日が10月第2月曜日に変更となった2000年から2007年までの8年間に東京地方で体育の日に1ミリ以上の雨を6回観測しました。これを見る限り、「体育の日は晴天が多い」とは言えないようです。ともあれ、趣旨の通り「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」一日にしましょう。
「紅葉」  令和6年10月12日(土)
空気も澄んで、はるかに那須の山々がはっきり見ることが出来ます。その山々はすっかり色付き、紅葉も山頂から始まっています。冬に向かい葉を落とす植物(落葉樹)が紅葉しますが、それは、気温が低下するとエネルギー生産のための光合成ができなくなり、葉を維持するエネルギー(消費エネルギー)が生産できるエネルギーを上回るためと、氷結による温度低下や壊死などを防ぐために葉を落とすようです。低温にならない地域では、常緑樹が生え、また針葉樹は表面積を減らして温度低下を乗りきります。そして、落葉するなら光合成はしなくていいので、光合成色素であるクロロフィル(緑色)を分解し、残ったカロテンやキサントフィルなどの色素が葉を黄色にします。さらに植物は、葉を落とすための準備を始めます。葉柄の付け根にコルク質の離層という組織がつくられ、物質の行き来はここで妨げられて、葉の中の物質は茎に移動できなくなり、光合成で生産された糖は葉に留まることになります。紅葉する葉では、この糖から赤い色素アントシアニンができて葉が赤くなり、やがて離層のところで切り離されて落葉します。寒さの中を生き抜く植物の工夫が紅葉なのです。
「馬肥ゆる秋」  令和6年10月11日(金)
この時期らしい秋晴れの好天となり、週末は青空の晴天が期待できます。さて、「天高く馬肥ゆる秋」といいますが、「天高く馬肥ゆ」は中国北西部の農民の諺で、秋になると馬に乗って略奪にくる蒙古人を恐れての言葉です。夏の間放牧していた馬が、たっぷり草を食べて肥ってくる秋のころになると、農民たちは蒙古の襲来に対する警戒心を呼び起こすために、馬肥ゆを引用したと伝えられています。現在、日本では、「空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋」とか、「秋の好時節」をいう言葉になっています。秋の空は、大陸育ちの乾燥した空気が日本を覆い、黄砂の影響も少なく、視界が良くなるために空が高く見えて、澄み切ったどこまでも高い青空が広がります。
「運動会」  令和6年10月10日(木)
本日、ひかり幼稚園では令和6年度「運動会」を予定通りに開催いたしました。空気はすっかり秋のものに変わり、爽やかな天候の下で元気に「運動会」を無事に実施することが出来ました。通常保育の活動の中で、午前中の開催でしたが充実感・達成感を十分に感じ、満足する内容の運動会でした。終了後、子どもたちは安定して給食を食べ、午後も元気に過ごしました。ご来場いただき、たくさん声援や拍手を送ってくださり、子どもたちも嬉しそうです。衷心より感謝申し上げます。



「明日は運動会」  令和6年10月9日(水)
明日はひかり幼稚園の「運動会」を開催いたします。週末にかけて天気は良くなる予報で、明日は予定通りに催行できそうです。通常保育の中での「運動会」となり、午前中で終了し、子どもたちは幼稚園で給食を食べ午後は保育を行います。明日はたくさんの声援や拍手をお願いいたします。



「10月誕生会」  令和6年10月8日(火)
本日、第二ひかり幼稚園では「10月誕生会」を開催いたしました。今日は冷たい雨の降る一日でしたが、園内の各教室からは元気な子どもたちの歓声が響き、楽しく「誕生会」が行えました。そして毎月楽しみな誕生会の特別メニューの給食は「栗ご飯、豚汁、ポテトとお米のささみカツフライ、ミックスサラダ、パンプキンババロア」の献立で、美味しくいただきました。



「寒露」  令和6年10月7日(月)
明日10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」です。『暦便覧』に「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と説明しているように、「露が寒冷にあって凝結しようとする」との意味で、冷気によって露が凍りそうになるころです。秋の深まりを思わせる命名で、北国ではカエデなどの紅葉で秋色が深まります。那須の山々では紅葉が進んで見ごろになっているようです。週末に紅葉狩りに出かける家族も多いことでしょう。朝夕はめっきり涼しくなりましたので、一枚羽織るものが欲しくなります。
「うろこ雲」  令和6年10月6日(日)
秋の青空は、高く感じます。晴れた日の秋空の抜けるような青空に、「うろこ雲」が浮かびます。「うろこ雲」は空の高い所にできる『高積雲』の一種ですが、高い所にできるので空気が澄み切っている時でないとはっきりと見えません。春や夏は日差しが強く、また地面の細かいチリやホコリ」が上昇気流に乗って舞い上がり、空気が濁ってしまって見えにくいのです。この時期、空気が澄み、「うろこ雲」との間を遮る低い雲がなく、うろこ雲をはっきりと見ることができます。
「梨」  令和6年10月5日(土)
この時期、よく梨を頂きますが、日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。赤梨は「豊水」や「幸水」など果皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のような果皮が緑色の梨です。どちらもシャリシャリした食感がありますが、あれはペントザンやリグニンという成分からできた石細胞によるものです。「かおり」は青梨に分類されます。また、赤梨は成熟すると果皮にザラザラの斑点が目立ちますが、これは水分を果実に閉じこめておくためのコルクの役割をしているとのことです。
「イワシの日」  令和6年10月4日(金)
10月4日は、「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせで、「イワシの日」だそうです。 大阪湾では、イワシ類が大量に獲れることから、安くておいしいヘルシーフーズとして認識してもらうことが目的に、「大坂おさなか健康食品協議会」が1985(昭和60)年に制定しました。イワシを始め、サバやサンマなどの青魚は、健康にとって、とても有効な成分を多く含んでいます。大いに食して健やかな生活を送るよう心がけましょう。
「赤とんぼ」  令和6年10月3日(木)
10月になりましたが未だに25℃を超える夏日が続いています。しかし、朝夕はめっきり涼しくなり、夕方に赤とんぼが飛び交う様子を見かけました。さて、「赤とんぼ(あかとんぼ)」は、体色の赤いトンボの総称で、一般には、秋に平地に群を成して出現する「アキアカネ」を指します。しかし、「アカネ」といっても、赤くない種類もあるそうで、世界でおよそ50種が記載されていて、日本では21種類が記録されているそうです。夕空に赤とんぼが夕空を飛び交う様は、秋の訪れを実感させます。
「神無月」  令和6年10月2日(水)
神無月(かんなづき)とは、10月の別名、本来は旧暦なので、1カ月ほど季節が進んだ11月ごろです。こういう別の呼び名を、和風月名(わふうげつめい)といいます。神無月は、もともと「神の月」という意味。古代では「の=な」で、神な月(かむなづき)だったと考えられています。6月の水無月=水の月も同様です。なぜ神の月かというと、神聖な五穀を収穫し、神々にささげて感謝する大事な季節だったからとされています。島根県・出雲地方では古くから神無月を神在月(かみありづき)と呼び、10月には全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり、いろいろなことを神議(かみはか)りする…という言い伝えが、平安時代には生まれ、そこでは、人が計り知ることのできない「神事」が話し合われると言われています。出雲に参集される神様は、山野や河川などに住む「国津神(くにつかみ)」といわれ、高天原(たかまがはら)から降臨した天津神(あまつかみ)は出かけないとされています。また、恵比須(えびす)様や、金比羅(こんぴら)様、道祖神(どうそじん)、かまどの神様なども、ずっと留守番をしてくださると言われています。
「衣替え」  令和6年10月1日(火)
10月1日は「衣替え」、中学校や高等学校では、気候に合わせて制服を冬服に替える日で、それに合せて「衣替え」を行った家庭も多いことでしょう。「衣替え」は、平安時代から始った習慣で、当時は中国の風習にならって4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定め、これを「更衣」と言いました。しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も「更衣」といい、後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御に次ぐ者を指すようになったので、民間では「更衣」とは言わず「衣替え」と言うようになりました。最近は温暖化が進み、まだ、もう少し夏物が残っていて欲しいとも思います。
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