│令和5年度│10月│9月│8月│7月│6月│5月│4月│
29日の夜は十五夜でした。ご家庭で十五夜を行ったご家庭も多いことでしょう。さて、十五夜に「月見だんご、すすき、芋」などの収穫物を供えるのは、さまざまな物事の結実に対して感謝と祈りを捧げるためで、日本文化の特徴といえます。日本では、月の模様を「うさぎが餅をついている」と捉えますが、月うさぎは慈悲の心の象徴であり、月に寄せる思いの深さが感じられます。
今夜は十五夜です。十五夜は、お月見をする旧暦8月15日の「十五夜」をさします。十五夜は「中秋の名月」と呼ばれる秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事です。旧暦では7月〜9月が秋にあたり、初秋は台風や長雨が続きますが、中秋は秋晴れも多く空が澄んで月が美しく見えます。お月見の風習は中国から伝わり、当初は平安貴族が月見の宴を催して風雅を楽しんでいました。やがて月見が庶民に広がると、実りに感謝する行事になっていき、芋類の収穫祝いをかねているため、「芋名月(いもめいげつ)」という別名で呼ばれるようにもなりました。
明日9月29日は、「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)の語呂合わせから、日本招き猫倶楽部と愛知県瀬戸観光協会が記念日に制定した、「招き猫の日」です。この日を中心に、伊勢の「おかげ横丁」の『福招き猫祭』をはじめ、日本各地で記念行事などが開催されます。ネコの手が、右手上げならば「金運招来」、左上げならば「千客万来」といわれています。乗用車でも「29」の付くナンバーを見かけます。誰でも「福」は歓迎です。
この時期、よく梨を頂きますが、日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。 赤梨は「豊水」や「幸水」など果皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のような果皮が緑色の梨です。どちらもシャリシャリした食感がありますが、あれはペントザンやリグニンという成分からできた石細胞によるものです。「かおり」は青梨に分類されます。また、赤梨は成熟すると果皮にザラザラの斑点が目立ちますが、これは水分を果実に閉じこめておくためのコルクの役割をしているとのことです。
本日の午後、ひかり幼稚園のPTA理事会を開催しました。10月に開催する「運動会」
の日程の確認、下旬に催行予定の「卒園旅行」について、また卒園児の卒園記念品
(卒園アルバム等)の値上がりについて説明と承認を頂きました。詳細は後程ご連絡
いたしますのでご確認ください。
今月29日は「十五夜」です。そして十五夜には「月見団子」をお供えいたしますが、穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見団子の始まりです。月に見たてた丸い団子ですが、関西では里芋に見立てた形の団子を餡でくるむなど、地域に根ざしたさまざまな月見団子があります。団子を供える数は十五夜だから15個、十五夜の五から5個、満月の数から12個、などの説があります。
9月24日の誕生花は、秋の七草の一つ「萩(はぎ)」です。「萩」は、マメ科ハギ属の小低木の総称で、「はぎ」にはいろいろな種類がありますが、単に「はぎ」といえば「やまはぎ」です。日本各地に自生しています。庭園で見かける「みやぎのはぎ」は別種です。歌に鹿や雁と取り合わせて詠まれ、異称も多く、鹿鳴草(しかなくさ)・鹿の花妻・風聞草(かぜききぐさ)・月見草・庭見草などがあります。花言葉は「想い」だそうです。
「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」(松尾芭蕉)
「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」(松尾芭蕉)
春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界・あの世を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界・この世を此岸(しがん)といいます。彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、あの世とこの世彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、お彼岸にお墓参りに行き先祖供養をするようになりました。
彼岸花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。彼岸花の花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、田んぼの畦道などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるため、秋のお彼岸の頃に咲く花として親しまれています。開花期間が1週間ほどなのに、秋の彼岸と時を同じくするかのように開花する彼岸花は、あの世とこの世が最も通じやすい時期に咲く花でもあります。
秋刀魚(サンマ)が、美味しい時期を迎えました。サンマは価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができ、古くから庶民の味覚として親しまれてきました。同時に夏の疲れが残るこの時期にも「さんまを食べると元気になる」と栄養面でも高い評価を受けています。サンマには、豊かな栄養素が含まれていて、まずは、他の青魚にも多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があります。血栓を予防することができれば、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防することができ、DHAは、脳に良い栄養素として有名で、DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。そして、もう一つの注目すべき特徴は良質なタンパク質。サンマに含まれるアミノ酸は、体内に吸収されやすいバランスをしています。他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれています。特に精神を安定させたり、血液の循環をよくしたり、貧血を予防したりするビタミンB2は豊富で、その含有量は他の魚の3倍以上とも言われています。眼精疲労やガン予防にも効くビタミンAも豊富です。
彼岸には、3月の春彼岸と9月の秋彼岸があり、秋彼岸は秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日とした前後3日、合わせて7日間をいい、雑節のひとつです。最初の日を「彼岸入り」「彼岸の入り」と呼び、秋分の日を「彼岸の中日」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
彼岸には、3月の春彼岸と9月の秋彼岸があり、秋彼岸は秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日とした前後3日、合わせて7日間をいい、雑節のひとつです。最初の日を「彼岸入り」「彼岸の入り」と呼び、秋分の日を「彼岸の中日」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
この時期、あちらこちらで稲刈りの様子が見られす。
お米の収穫の時期を迎えていますが、この晩夏の稲刈りの頃にアレルギー症状に苦しむ人が増えている様です。稲刈り時期を迎えると、風邪の様な症状(鼻水と咳 息苦しいさ)が発生して、目がかゆくなり、くしゃみもひどくなり、そして、その時期が終わるとなんとも無くなります。これは「稲風邪」とも言われるイネ科アレルギーです。しかし、イネ科のアレルギーであっても、イネの花粉とその実の「お米」とは、たんぱく質が異なるので、お米を食べても何ともないそうです。
稲の収穫が始まり、今年取れたての新米「なすひかり」を知り合いの農家より頂戴しました。
またあとから「コシヒカリ」の新米もいただけるとのことで、楽しみです。今日、早速頂きましたが、新米は水分が多いせいか、瑞々しく、香りも良く、何より苦心して作られた思いも加わってとても美味しく味わいました。収穫の喜びと美味しいお米を頂けたことに感謝し、明日からの活力の源とします。
敬老の日は9月の第3月曜日。明日は9月18日で「敬老の日」です。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」 として制定されました。「母の日」や「父の日」は外国発祥ですが、「敬老の日」は日本発祥で国民の祝日になっています。1966年に9月15日が国民の祝日「敬老の日」となって親しまれてきたことから、敬老の日といえば、9月15日を思い浮かべる方も多いはず。祝日法改正(いわゆるハッピーマンデー法)によって、2003年から「敬老の日」が9月の第3月曜日に変更され、老人福祉法の改定によって9月15日は「老人の日」、9月15日〜21日は「老人週間」となりました。
稲刈りの光景を見かけました。実が茂り稲穂が下がり、その稲が順調に刈られていきます。今月いっぱい農家は収穫の喜びと繁忙の時期となるでしょう。今年もお米の出来は良いそうで、美味しい新米が楽しみです。稲刈りは何よりお天気が望まれます。今後安定した秋晴れが続くことを願います。
知人の庭の大きな栗の木がたくさんの実を付け、「栗拾い」を楽しませて頂きました。 栗は、秋の味覚の代表格です。栗の主成分は、でんぷんです。でんぷんの豊富な作物と言うとイモ類穀物ですが、栗のでんぷんは樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんなのです。豆類やイモ類と比較するとでんぷんの粒子がとても細かくて、これが、上品な味わいを生んでいす。熱量は果実類で1番。少量効率のよいエネルギー補給食品といえます。また、たんぱく質・ビタミンA・B1・B2・C・カリウムも比較的豊富。サツマイモと比べると、食物繊維も多くて、ミネラル類も豊富で現代人に不足している人間に必要不可欠な微量要素の亜鉛が豊富です。亜鉛が不足すると味覚障害・生殖機能の減退・肌荒れ・抜け毛等が症状がでるとされてます。最近わかったことで、渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニン・プロアントシアニジンを多く含み、この物質は体の活性酸素を取り除き、ガンに効くそうです。
那須町に所用で出かけ、道中に「そば」の花畑を見かけました。そばは、種をまいてから約3か月で収穫することができる成長の早い植物で、収穫は夏と秋の2回。夏の時期に収穫されたそばを「夏そば」、秋に収穫されたそばを秋そばと言い、それぞれ夏新そば・秋新そばと呼ばれることもあります。昔、そばは食料不足を解消するために重宝された食べ物で、やせた土地でも寒さが厳しい土地でも栽培・収穫可能だからです。さらに、3か月で収穫できることから、なかなか農作物が収穫できない土地に住む人々の食事を支えていた存在だったと言われています。そばが好む気温は、最高気温が25度以下、昼夜の寒暖差が10度以上で、夏と秋はそばにとってベストな季節であり、そばがおいしい時期なのです。新そばの特徴は、なんといっても色・味・香りが特別優れていて、小さなそばの実ひとつひとつに、そば特有の風味とこうばしい香りが濃密に詰まっているのです。そばの実は、時間の経過とともに劣化がぐんぐん進んでしまう食材で、収穫後1か月から2か月で使用される新そばは、風味が劣化する心配もなく、おいしい状態のまま、食べることができるのです。新そばが楽しみです。
「新蕎麦やむぐらの宿の根来椀 (蕪村)」
「新蕎麦やむぐらの宿の根来椀 (蕪村)」
夏が終わる頃、日暮れ時に聞こえてくる虫たちの鳴き声。秋の訪れを告げる虫の音色には風情を感じますが、家の中に侵入されるのは迷惑です。秋の虫の代表格といえばコオロギで、戸建て住宅や共同住宅の低層階に、コオロギが侵入することがあります。我が家にも昨日、コオロギが侵入していて驚きました。玄関や窓を開けておくとそこから侵入するそうです。原因は、家の中にある豊富な餌で、コオロギは雑食性、屋外では樹液や枯葉、小昆虫、昆虫の死骸などを食べますが、家の中では人間の食べ残しや生ゴミ、アリやダニなどが餌になり、それを狙って侵入してきます。コオロギは、涼しい音色で秋の訪れを感じさせてくれる虫ですが、雑食で生命力が強く、家の中に侵入されるとちょっと迷惑な虫でもあります。家の中でコオロギを見かけると不快に思う人も多いかもしれませんが、中国では幸運のシンボルと考えられていて、古くから闘蟋(とうしつ)というコオロギ相撲が楽しまれるなど、中国出身の方にとっては親しみのある虫なのです。
秋の七草は、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ次の2首の歌にちなんでいます。
1.「秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」(万葉集)
2.「萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなえし) また藤袴 朝顔の花」(万葉集)
この秋の七草とは・姫部志、女郎花(オミナエシ)・尾花(ススキ)・桔梗(キキョウ)・瞿麦、撫子(ナデシコ)・藤袴(フジバカマ)・葛花(クズ)・萩(ハギ)です。歌の中にある「朝顔の花」については、朝顔・昼顔・ムクゲ・桔梗など諸説ありますが桔梗が有力とされています。秋の七草は、春の七草のように粥にして食べたり、というようなことは特にありませんが、平安時代貴族は、秋の七草が咲いていた花野(はなの)を歩きながら歌を詠むという風流な遊びをしていました。花野に咲く秋の七草を月の光で愛でていたのでしょうか。そして、秋の七草の簡単な覚え方をご紹介しますと、・姫部志、女郎花(オミナエシ)・尾花(ススキ)・桔梗(キキョウ)・瞿麦、撫子(ナデシコ)・藤袴(フジバカマ)・葛花(クズ)・萩(ハギ)上から頭の文字をつなげて「お好きな服は(おすきなふくは)」という覚え方が一般的に広まっています。
1.「秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」(万葉集)
2.「萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなえし) また藤袴 朝顔の花」(万葉集)
この秋の七草とは・姫部志、女郎花(オミナエシ)・尾花(ススキ)・桔梗(キキョウ)・瞿麦、撫子(ナデシコ)・藤袴(フジバカマ)・葛花(クズ)・萩(ハギ)です。歌の中にある「朝顔の花」については、朝顔・昼顔・ムクゲ・桔梗など諸説ありますが桔梗が有力とされています。秋の七草は、春の七草のように粥にして食べたり、というようなことは特にありませんが、平安時代貴族は、秋の七草が咲いていた花野(はなの)を歩きながら歌を詠むという風流な遊びをしていました。花野に咲く秋の七草を月の光で愛でていたのでしょうか。そして、秋の七草の簡単な覚え方をご紹介しますと、・姫部志、女郎花(オミナエシ)・尾花(ススキ)・桔梗(キキョウ)・瞿麦、撫子(ナデシコ)・藤袴(フジバカマ)・葛花(クズ)・萩(ハギ)上から頭の文字をつなげて「お好きな服は(おすきなふくは)」という覚え方が一般的に広まっています。
昨夜はラグビーのワールドカップの初戦「チリ戦」をご覧になった方も多いことでしょう。日本はワールドカップ初戦に快勝し、枕を高くして眠ることが出来ました。さて、多くの方がご存じの通りラグビーの正式名称は、「ラグビーフットボール (Rugby football) 」。「ラグビー」の名は、イギリスのイングランド中部の都市ラグビーにあるパブリックスクール「ラグビー校(Rugby School)」に由来し、1823年、ラグビー校で行われたフットボールの試合中、ラグビー校の生徒William Webb Ellis(ウィリアム・ウェッブ・エリス)が、夢中のあまりルールを無視してボールを抱え走ってしまったのが起源で、この学校名に因んだ名というのが定説となっています。しかし、この少年が初めて行ったという点は不明で、1823年以前からボールを手に持って走ることが許された例もあり、「ラグビー」の呼称が学校名に由来することは確かだが、起源については後世に作られた俗説との見方もあります。さあ、これから1ヶ月ラグビーワールドカップ予選は続き、楽しみな日々が続きます。
明日、9月11日は立春から数えて220日後となり「二百二十日」といわれ、春に植えた稲が大きく身をつける一方で、台風が多く発生し、農作業にかかわる人には「厄日」とされています。昔は今のように台風をあらかじめ予測することは不可能だったため、せっかく育った稲が強風や大雨でダメになってしまうことがありました。そのため、警戒する意味を込めて、二百十日(9月1日)と二百二十日(9月11日)を雑節にし、油断をすることなくその日に備えていたと言われています。
3月3日の「桃の節句(雛祭り)」や5月5日の「端午の節句」などの五節句の一つで、9月9日は「重陽の節句」です。古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。めでたい反面、悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしてきました。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。重陽の節句は、五節句を締めくくる行事として、昔は最も盛んだったといわれています。菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」といいます。
今日9月8日は「白露(はくろ)」です。二十四節気では、白露の前は暑さがおさまる頃という意味の「処暑」を過ぎ、白露の次は昼夜の長さがほぼ同じになって秋の夜長に向かう「秋分」となります。白露とは、「露が降り、白く輝くように見える頃」という意味で、夜の気温がぐっと下がって空気中の水蒸気が冷やされ、水滴になって葉や草花につくようになります。それが露(朝露)です。日中はまだ残暑が続いていますが、朝晩は冷えるようになり、朝露が降り始める時期をあらわしています。
本日、ひかり幼稚園では「9月誕生会」を開催いたしました。今月の誕生会プレゼントは「おしぼりセット」でした。毎日の給食時にお使いください。また誕生会メニューは「栗ご飯、アオサとイワシつみれ汁、海老カツフライ、10種のサラダ、豆乳パンナコッタ」で、秋の味覚「栗ご飯」はとても好評でした。そして、「アオサとイワシつみれ汁」も優しい味わいで美味しくいただきました。
9月になっても残暑が続いています。月曜日は台風12号から変わった低気圧の影響で大雨となり、昨日は晴れて残暑となり、今日は雨空が広がり気温は少し控えめですが、湿度が高くムシムシして快適とは言えません。幼稚園では子どもたちの安全を第一に考え各教室でエアコンを適度に用いて子どもたちが快適に安定して過ごせるように配慮しています。そして日々、健やかな成長の糧になる活動を適切に行ってまいります。
この時期、ススキの穂が此処彼処で見かけられるようになりました。ひかり幼稚園の入り口には咲いています。ススキは「秋の七草」の一つで、広く日本中に分布しますが、ススキは古来より赤ん坊の御守りや悪夢や病気のお祓いに使用され、家の新築や開墾にもススキを立てました。中国貴州省ではイネの初植えにススキを挿して、害虫や冷害、干水害を防ぐお守りとしています。沖縄では「サン」とよぶススキの輪を悪霊や魔除けにしています。「十五夜」(今年は10月4日)にススキを飾るのも、本来は病害虫や災害から農作物を守り、豊作を願う農耕儀礼の残存です。玄関先にススキを飾り、ご家庭の家内安全を祈念するのも良いでしょう。
本日第二ひかり幼稚園では「9月座禅会」を年長児(月組)の子どもたちが修行しま
した。夏休みが終わり、幼稚園の生活も2週目となり安定して過ごす様子が確認でき
ます。今日は台風12号が熱帯低気圧となり、その影響で雨の一日となりました。幼稚
園はインドアでの活動が中心になりましたが、雨には雨の、晴れには晴れの適した活
動を行ってまいります。
藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』に登場するネコ型ロボット「ドラえもん」が2112年9月3日に誕生したことから。今日は「ドラえもんの誕生日」とされています。ドラえもんは、2112年9月3日にトーキョーマツシバロボット工場で製造されましたが、基準値を超えるほど人間に近い個体だったため、不良品と判定されてしまいました。2115年に特売所に置かれたドラえもんをセワシ(のび太としずかの孫の孫)が間違って注文し、その後、セワシの提案でドラえもんはタイムマシンに乗ってのび太のもとへ行きました。
9月は「長月」と云われます。語源は明らかでありませんが、中古以来、夜がようやく長くなる月の意の夜長月の略称といわれてきました。稲熟(いなあがり)月、 稲刈(いなかり)月、穂長月などが変化したものとする説もあり、近時では、9月は5月と並ぶ長雨の時季で「ながめ」とよぶ物忌みの月だからとする説もあります。この月は菊の花の盛りにあたるため菊月ともいい、また紅葉の季でもあるため紅葉(もみじ)月、木染(きぞめ)月などの称もあるほか、漢名では季秋、無射(ぶえき)、玄月(げんげつ)などともいわれます。
今日9月1日は「防災の日」です。また、「二百十日」にもあたり、災害への注意を要します。「防災の日」は台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するためとして、昭和35年(1960年)に内閣の閣議了解により制定されました。また、昭和57年(1982年)からは、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)が「防災週間」と定められています。また、9月1日という日付は、大正12年(1923年)9月1日に発生し、10万人以上の死者・行方不明者を出した『関東大震災』に由来しています。そして、気象庁の「気象統計情報」によると、台風の接近・上陸は8月から9月にかけて多く、昭和34年(1959年)9月には、5,000人を超える死者・行方不明者を出した『伊勢湾台風(昭和34年台風15号)』が襲来しました。このことからも、この時期は防災について考えるいい機会と言えるでしょう。