■全超寺トップ
■今月の法話
■お知らせ
・墓地分譲
・行事報告
■閑話・他
■寺院案内
・縁起歴史
・伽藍境内
・内陣本尊
■教化活動
・曹洞宗
・梅花講
・坐禅会
■年間行事
■交通・地図
■サイト紹介
|
|
平成29年 涅槃会
2月13日(月) |
|
|
2月15日は、お釈迦さまがお亡くなりになった「涅槃会」です。本日、梅花講員の皆様と本堂に於いて、読経し詠讃歌を奉詠して「涅槃会」を修業しました。
お釈迦さまは臨終の際に、「あなたが亡くなられた後、いったいなにを頼りに生きたらよいのでしょうか?」との弟子たちの問いかけに、、『自灯明、法灯明(自らを灯火(ともしび)とせよ、法を灯火とせよ」と答えています。私たちは、時に大きな存在に依存して、前に進むことがあります。お釈迦さまと修行を供にし、大いなるその指導のもとにいた者がその支えを失ったとき、これから先どう進むべきかと惑いうろたえたことと思います。「自灯明」は依存する気持ちを戒めた厳しいお示しです。自分自身を拠りどころとして、自分自身の責任で進むのです。自分の信じるものを拠りどころとして、自分の足で歩むのです。自分を灯火にして進む自信がない者は「法灯明」。仏法つまりお釈迦さまの教えが灯火となってあなたの足元を照らすでしょう。「自灯明」で戸惑い悩んだとき、仏様の教えがあなたを導いてくれます。
人生はあなた自身のものです。だれも足元を照らし続けてはくれません、自分と自らの信じるものを灯火として、一歩一歩しっかりと自分の足元をみつめて歩んでいきましょう。
合掌
|
ページ先頭へ
|
|