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平成26年 涅槃会
2月17日(月) |
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2月15日は、お釈迦さまがお亡くなりになった「涅槃会」でした。本日、梅花講
の皆様と本堂に於いて、読経し詠讃歌を奉詠して「涅槃会」を修業しました。
お釈迦さまは臨終の際に、「あなたが亡くなられた後、いったいなにを頼りに生きた
らよいのでしょうか?」と弟子たちは問いかけました。お釈迦さまは、その問いかけ
に、 『自灯明、法灯明(自らを灯火(ともしび)とせよ、法を灯火とせよ」と答え
ています。私たちは、時に大きな存在に依存して、前に進むことがあります。お釈迦
さまと修行を供にし、大いなるその指導のもとにいた者がその支えを失ったとき、こ
れから先どう進むべきかと惑いうろたえたことと思います。「自灯明」は依存する気
持ちを戒めた厳しいお示しです。自分自身を拠りどころとして、自分自身の責任で進
むのです。自分の信じるものを拠りどころとして、自分の足で歩むのです。自分を灯
火にして進む自信がない者は、「法灯明」。仏法つまり仏の教えが灯火となってあな
たの足元を照らすでしょう。「自灯明」で戸惑い悩んだとき、仏様の教えがあなたを
導いてくれます。人生はあなた自身のものです。だれも足元を照らし続けてはくれま
せん、自分と自らの信じるものを灯火として、一歩一歩しっかりと自分の足元をみつ
め歩んでいきましょう。
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