・・・・・・平成24年1月・・・・・・ | |||||||||||||
「本来の面目」 新しい歳を迎え、それぞれが 人間は、一人ひとりが「本来の面目」を備えて生きています。禅の言葉に、「明々たる百草頭(ひゃくそうとう)、明々たる祖師意(そしい)」と言う言葉があり、「春の野山に咲き乱れている花々には、どの花にもそれぞれに春が現成している」ことを言った言葉です。人間も同じです。値打ちのある生き方も、値打ちの無い生き方もありません。(この喩えは、教えて頂いたことですが、)水槽に泳ぐ魚は、水面近くを泳ぐ魚もあれば、底のほうばかり泳ぐのもあります。魚は、それぞれが自由に泳いでいますが、人間は底のほうばかりにいるのはつまらないから、もっと上のほうを泳がなければ意味がないと考えてしまう。つまらない迷いの中に放り込まれてしまうのです。上を泳ごうが、下を泳ごうが、ちゃんと生きているのだからそれでいいのに。 合掌 |
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来月も予定しています。光泰九拝 |
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