・・・・・・平成22年12月・・・・・・ | |||||||||||||
「掬水月在手」 中国の詩「春山夜月」の一節に、「掬水月在手(みずをきくすれば つき てにあり)」とあります。この句は、「弄花香満衣(はなをろうすれば かほり ころもにみつ)」と対句になっていて、禅宗でよく用いられる言葉です。 ![]() 世の中に対し、不公平にできているのではないかと思いはじめると、他人をひがんだり、ねたんだりして自分をちっぽけにしてしまいます。さらに、自分一人だけ得をしい、儲けたいという我欲が強くなって、悩み苦しみが大きくなっていきます。月は常に平等に人々を照らしてくれています。自らが「水を掬して」、偏ることない月の存在を実感してみて下さい。 合掌 |
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来月も予定しています。光泰九拝 |
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